転換点を前にレンジ相場で上下する株式市場と、膠着状態に入るドル円相場

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円相場の予想と、予想外の動きをした時の注意ポイントのブログと動画、週間株為替予想です

自分の投資のためにしている予想をブログと動画にしていますので、楽しんで見ていただければ幸いです

私は投資に生活が懸かっていますが、皆さんまで泥沼にはまる必要はありませんので、投資をする際にはあくまで自己責任でお願いいたします

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【ドル円相場の予想】7月FOMCを控えて膠着相場?ベージュブックが示す新たな利上げ見通し【週間ドル円予想】
景気悪化懸念と利上げ積極化懸念の綱引き状態の米長期金利の動向から少し距離を置くドル円相場ですが、どこかで相関性が戻ってくるでしょう。週内にはベージュブックが予定されていて、ここで7月末のFOMCや場合によっては9月FOMCでの利上げ見通しに...

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のニューヨークダウの予想は横ばい、予想値幅は30,400ドルから32,000ドルです

ニューヨークダウのチャート

予想値幅下限は7月5日の安値の価格を、上限は6月28日の高値の価格を目処に設定、ボリンジャーバンド中央線周辺を横ばい推移する展開を予想します

ここ1週間のニューヨークダウの値動きですが、月曜日の独立記念日明けの火曜日はロシアからのガス供給懸念で急落したヨーロッパ株の流れを受けてアメリカ株も下落しますが米長期金利の低下を材料にハイテク株に買戻しが入り小幅安、水曜日はFOMC議事要旨を控え膠着した値動きになりますが通過後に新しい材料が無かったことから買戻しが入り上昇も上値は重く小幅高、木曜日はFRBのウォラー理事が7月FOMCでの75bp追加利上げ支持を表明、ただ9月に関しては50bpの利上げ可能性があるとの認識を示したことで過度な利上げ懸念が低下しリスクオンで上昇、金曜日は発表された雇用統計の非農業部門雇用者数変化が市場予想を大きく上回ることで今後の利上げが意識され米長期金利が上昇、ニューヨークダウは小幅安で週を終えました

FRBの利上げ姿勢がこのところの軟調な経済指標発表から少し弱まるのではとの期待感から相場が上昇する1週間となりましたが、雇用統計が強い結果となることで、今月と9月のFOMCでの利上げがどうなっていくのか判断が難しくなってしまいました

これから1週間の主なイベントですが、まず気になるのが水曜日の6月CPI、市場予想では微増となっていて前月から0.1%増の見通しですので上振れが無ければ材料としてはニュートラルだと考えられますが、下振れるとポジティブ、上振れるとネガティブな材料になる可能性があり警戒しています

水曜
 6月消費者物価指数
 米地区連銀経済報告
木曜
 6月卸売物価指数
金曜
 6月小売売上高
 7月ニューヨーク連銀製造業景気指数
 6月鉱工業生産
 7月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

どのような内容が出てくるかわからないのが同日に予定されているベージュブック、ここが今月末に予定されているFOMCの判断材料となるわけですが、すでにウォラー理事から少しハト派的な発言が出ていますので、この内容を踏襲するのか、それともタカ派の発言が出てくるのか注意が必要だと思います

ここを乗り越えても金曜日の6月小売売上高は市場予想では前月のマイナスからプラスに転換する見通しで、強い経済状況が確認されると利上げ懸念で株式市場へはネガティブな材料になる可能性が高そうですし、同日のミシガン大学消費者態度指数は速報値で消費者信頼感指数の先行指標になりますので、この結果が悪いと過度なインフレによる今後の消費後退が意識されてしまう可能性があります

市場予想の数字も50と好不況の分かれ目にありますので、本当に微妙なバランスになっています

今週もインフレ・利上げ・景気後退の3つのバランスに相場が翻弄されるのではと考えています

チャートのテクニカルではエンベロープ中央線に頭を押さえられるように推移した週前半の値動きからそこまで強くないのかなと思っていたところを木曜日にさらに強く上昇、直近高安の半値基準近くまで上昇してきました

6月17日に安値を付けて6月28日に上値を試す値動きをした後は日中のボラティリティは高いタイミングはあるものの相場の流れとしてはかなり煮詰まってきている印象を受けます

ボリンジャーバンドの上限と下限の幅が狭まっていることからもその様子を確認できると思います

恐らくですがもう少しボリンジャーバンドの幅が狭まるまで横ばい気味に推移するのではと考えています

1点気を付けたいのが現在位置している価格帯で、ここは直近高値と面合わせする水準でもありますので、ここで横ばい気味に推移すると一旦はダブルトップの形で反落すると思います

どのタイミングで下落が発生するのか予想するのは難しいのですが、それに備えて予想値幅下限は30,400ドルまで広げてあります

インジケーターではADXは19台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

RSIは49台を横ばい推移、ちょうど中間点という水準で方向感がつかみにくいタイミングです

ここの所の相場は弱い傾向が続いていましたので30を下値に、50までの上昇か強くても60手前までの上昇で収まる傾向がありましたので、もう少し上昇する余力はありそうですが強い値動きに発展しない限りそろそろ一旦の高値に差し掛かると考えていいと思います

MACDはシグナルの上を上昇推移、相場は上下しながらもここまで強い下落相場でしたが、少しずつニュートラルな状態に戻ろうとしていることがうかがえます

ただ現在はレンジ相場だと判断していますので、MACDの値動きが強い相場観を表すものだとは判断していません

テクニカル全般で考えられるのは短期的にはそろそろ高値が近いという事、そして中長期では相場がここまでの一方的に弱かった状況からもしかしたら変化しようとしている可能性があるという事です

市場環境的にもFRBがここまでの強い利上げ姿勢から少し変化するかもしれない兆候が見られますし、インフレをある程度に抑えられるのであればという前提条件は必要かもしれませんが、アメリカ経済は思ったほど悪化せずに回復する可能性があるのかもしれません

次の下落が強い勢いを伴わないものであれば、もしかしたらそろそろ今年の底値が近いかもしれないなと、今までより少し相場に期待感が出てきた感じがします

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、ボリンジャーバンド中央線周辺を横ばい推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は31,500ドルの強い上抜けです

今週の予想値幅上限は32,000ドルと注意ポイントの上の価格なのですが、それ以前にある直近高安の半値基準31,500ドル周辺の強い上抜けを見せてきた場合は注意が必要だと思います

イメージとしては今までのニューヨークダウが底値から強い反発を見せたような、日中のボラティリティを伴う連続陽線が発生した場合です

予想としてはここで直近高安の半値基準で頭を押さえられる方向だろうと考えていますが、予想外に強い値動きが出てしまうとそのまま33,300ドル周辺までの上昇を見せてくる可能性がありますので注意が必要だと思います

下落方向は30,400ドルの強い下抜けです

ニューヨークダウはテクニカル的に考えると、もう少し上値を試しても良い段階であると判断しています

またその後の値動きは一旦下落しますが、その勢いは強いものではないだろうとも考えています

イメージとしてはダブルトップを形成するために横ばい推移、ある程度下押しした後に再上昇するような値動きです

その際に30,400ドルまでの下落を許容したとしても、さらにそこを下抜けて、しかも強い勢いを伴う場合は、直近最安値へのトライだけではなく、さらに新たな底値の模索に入ってしまう可能性があります

直近安値の29,600ドル周辺を下抜けてしまうと、そこから先は下値目処がかなり下の水準まで切り下がります

予想外の下落が発生した場合は、ニューヨークダウの先行きはかなり危険になる可能性がありますので要注意のポイントだと考えています

ナスダックの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は横ばい、予想値幅は10,800ポイントから12,000ポイントです

予想値幅下限は6月30日の安値の価格を、上限は5月17日の高値の価格を目処に設定、直近高安の半値基準の周辺を下落気味に横ばい推移する展開を予想します

ここ1週間のナスダックの値動きですが、月曜日の独立記念日明けの火曜日はヨーロッパ株の急落のあおりを受けて下落しますが米長期金利低下を材料に特にハイテク株に強い買いが入り上昇、水曜日はFOMC議事要旨を警戒して軟調な値動きになりますが発表後に買いが入り上値は重かったものの上昇、木曜日はFRBのウォラー理事の7月FOMCでの75bp利上げ支持を受け米長期金利は上昇するものの、9月FOMCでの利上げに関しては50bpになる可能性がある認識を示したことで今後の利上げペース鈍化が期待され上昇、金曜日は雇用統計を警戒して一旦下げ幅を拡大、発表された内容が予想を上ブレたことで米長期金利が急上昇しますが、それでもナスダックには買戻しが入り前日とほぼ変わらずの水準で取引を終えました

通常であれば米長期金利の下落を材料に上昇、逆に米長期金利が上昇すれば下落する傾向のあるナスダックではありますが、週末に関しては米長期金利への感応度が低くなりむしろ買い需要が強まっている印象が強くなっています

米10年債利回りのチャート

ハイテク株に対しての需給に変化が出てきているかもしれない現象ですので、今後の予想時に気を配らなければならない変化かもしれないなと警戒しています

これから1週間の主なイベントですが、やはり気になるのはベージュブックです

水曜
 6月消費者物価指数
 米地区連銀経済報告
木曜
 6月卸売物価指数
金曜
 6月小売売上高
 7月ニューヨーク連銀製造業景気指数
 6月鉱工業生産
 7月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

先ほどもお話ししましたが米長期金利とナスダックの相関性が低下している可能性はあるものの、今後の強い利上げ見通しが意識される場合はやはり押し下げ要因にはなるだろうと考えられますので、ベージュブックでそのような内容が出てこないかには注意が必要だと思います

チャートのテクニカルでは直近高安の半値基準を上回って金曜日の取引を終えていて、これは方向感としてはポジティブな材料です

ただ前回の戻り高値と同じ水準で頭を押さえられていて、エンベロープとボリンジャーバンド上限、そして一目均衡表の雲下限も近く、この辺りが一旦の上値になる可能性が高そうです

今週の予想値幅上限は一応12,000ポイントまで広げて設定してはありますが、強い値動きが出ない限りそこまでは上ブレないのではと見込んでいます

仮にここで下落してダブルトップを形成する場合、相場がそこまで強くなければ最安値10,500ポイント周辺までの下落をする可能性はありますが、このところ少し相場観が強く変化している印象がありますので、今のところ下押ししても6月30日の安値、10,850ポイント周辺までではと見込んでいます

ただ気を付けたいのは今のところナスダックの日足形状を見ると、5営業日連続陽線と非常に強い値動きを続けていますので、上値目処になるような反転が現れていない点には注意が必要です

予想通りの値動きに変化するには、まずは上値目処となるような陰線が出てくる必要があります

その点がまだもう少し上値模索をする可能性がありそうだと考える要因の1つになっています

インジケーターではADXは15台まで下落、現在はレンジ相場だと判断しています

ナスダックのインジケーター

RSIは53台まで上昇、そろそろ上値を形成してもおかしくない水準まで上昇してきています

ここから強い相場が現れた場合はさらに上値追いをする可能性はあるものの、今の相場観はそこまで強くないだろうと判断していますので、そろそろ上値だと判断していいだろうと考えています

MACDはシグナルを上抜けた後は上昇推移を継続していて、相場がポジション的にニュートラルに戻ろうとしていると判断しています

6月半ばのように急変する可能性が無いわけではありませんが、相場好転の兆しが見えてきたかなという印象を持っています

ここまでかなり弱い相場が続いていたナスダックですが、一旦底打ちしたかもしれないシグナルやFRBの利上げ姿勢の変化など相場の環境にも変化が表れ始めている印象があります

ここからすぐに強い上昇に転じると考えるのは見通しが楽観的なのかもしれませんが、近い将来ナスダックは反発相場に再度入って行く可能性があるのではと、今までより少し上目線に中長期見通しを変化させるタイミングかなと考えています

以上のことからこれから1週間のナスダックは、直近高安の半値基準の周辺を下落気味に横ばい推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は12,300ポイントの強い上抜けです

ナスダックの値動きが底堅くなってきているとはいえ、今のところ12,000ポイント程度までの上昇で収まると考えていますが、その予想より強い値動きが出た場合は直近高値12,300ポイントあたりまでの上昇はあり得るかもしれません

ただその場合でも、ナスダックのレンジ相場を強い上昇相場の発生へと変化させるほどの物では無く、恐らくそこから再度調整相場へと入って行くだろうと考えています

ただ12,300ポイントの水準を強く上抜けた場合は、ナスダックは上昇トレンド相場へと変化する可能性が出てきます

ナスダックは一旦上昇トレンド相場へと入ると長期間にわたって強い値動きを見せる傾向がありますので、12,300ポイントの強い上抜けは注意して見ておいた方が良い値動きだと考えています

下落方向は10,500ポイントの下抜けです

10,500ポイントは過去のナスダックの値動きで大きなレンジ相場を展開していた最後の下値になります

ここを下抜けてしまうと、以前の値動きを参考にした下値目処の水準がかなり切り下がってしまう、かなり危険なポイントになります

現在のチャート形状はダブルトップに差し掛かるところにあって、まだ急落リスクが無くなったわけではありません

予想としては相場観が比較的好転しそうな雰囲気もあることからある程度堅調な値動きを予想して反落した際の下値目処もある程度強気に予想していますが、予想が外れて強い下落を見せてきた場合はかなり危険な水準に今いること自体には変化がありませんので注意しておきたいポイントだと考えています

日経平均の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は上昇、予想値幅は25,500円から27,000円です

予想値幅下限は直近安値の価格を、上限は直近高安の半値基準の価格を目処に設定、月曜日は26,800円周辺まで上昇、火曜日以降は横ばい気味に推移、もしくは反落する値動きを予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は米ハイテク株の買戻しの流れを受けグロース・自動車・機械株と幅広く買いが入り上昇、火曜日は円安を材料にその流れのまま上昇、水曜日は世界経済悪化懸念が高まり景気敏感株中心に売りが出て下落、木曜日の前場は翌日のETF売りを警戒し横ばい気味に推移も後場は理由がはっきりしない買いが入り上昇、金曜日はアメリカ株の上昇を材料に日本株も上昇、前場が終了後に安倍元総理が銃撃される事件が発生し日経平均は上げ幅縮小、ETFの配当捻出の売りもあり安値引けで取引を終えました

選挙期間中の安倍元総理の銃撃事件というイレギュラーが発生、相場にもネガティブな材料となったことは間違いないだろうと考えられます

これから1週間の主なイベントですが、月曜日の黒田日銀総裁の発言はおそらく現在の金融緩和維持に関して特に変更は無いと考えられますので円安材料となり相場にはどちらかというとポジティブ、ただ5月機械受注は前月比悪化見通しで発表される内容も前月比で大きめのマイナスの予定ですので、月曜日全体としてはイベントの内容はネガティブです

月曜
 黒田日銀総裁発言
 5月機械受注
木曜
 5月鉱工業生産・確報値

7月18日 休場

ただ金曜日にあったETFの配当金捻出による売りの後の月曜日は上昇する傾向がありますので、需給のバランスとイベントによる下押し圧力の綱引きになるのではと考えています

月曜日の材料を消化した後は、日本独自のインパクトのありそうな経済イベントはありませんが、次の週7月18日の月曜日は祝日で休場となりますので、金曜日に一旦のポジション整理に伴う売りが出る可能性がある点には注意が必要だと思います

海外系証券会社のオプションの動向ですが、ABNアムロは月曜日に関しては225mini先物と同一方向に動いたものの、それ以降はいつもの反対方向へと変化、JPモルガンはまちまちで判断が難しい状態です

225mini先物の建玉

また、225mini先物の9月限建玉残がJPXから発表されていませんので、この累計数が正確ではない点に注意が必要です

そのためオプションの動向判断は一旦保留しようと思います

オプション全体の傾向はプットコールレシオではPUT優勢、どちらかというと下目線です

PUTで活発な取引があるのは26,500・26,000・25,625・25,500円と直近にもあるもののどちらかというとかなり下にまで広がっている印象があり、今後一旦下落する見通しなのかもしれないと考えられます

CALLは週末では26,500円の水準が活発でしたが、時間外CFDの値動きから考えると月曜日はこの水準を上回ってくる見通しで、木曜日までの取引では27,000円の水準での売買が活発でしたので、恐らくそのあたりが上値目処になるのではと見込んでいます

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、グローバルマクロのゴールドマンとJPモルガンがポジションを強気目に変化させている可能性があるのではと考えています

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

ゴールドマンは225ラージ先物に大きなマイナス建玉残があるものの、TOPIX先物はニュートラルまで戻していますし、JPモルガンは積み増していた買い残をさらに増加させています

この辺りは相場観の変化が表れている可能性がありますので、ちょっと注意したいポイントだと思っています

チャートのテクニカルでは金曜日に大きく上昇したまでは良かったのですが上髭を出す形で陰線になっていて、26,500円を上回って取引を終えられたのはポジティブでしたが形状としては良くありません

直近で上値抵抗として最も強い価格帯となるのではと心配している27,000円の水準も上に控えていますので、まだ強い値動きに入ったと判断するには微妙な水準です

インジケーターでは、ADXは15台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは48台を横ばい推移、もう少し上値を試しても良い水準です

MACDはシグナルと絡み合うように横ばい推移して上抜け、水準はマイナス圏ですので現在の価格帯は少し長めの時間軸で見るとまだ安い水準と判断できます

ただ値動きは6月半ばからかなり落ち着いた状態になっていますので、もう少しすると日経平均は値ごろ感に関しても方向感のない中位に変化すると考えられます

ただ通常であれば、その前に上下どちらかに動き始めるはずですので、むしろそろそろ相場の変化点が来るかもしれないと一応警戒した方が良いかもしれません

インジケーターとしてはもう少し上値目処はあるものの強い方向感を示しているわけでは無く、短期的な天井を付けるタイミングが近いのではという判断です

日経平均はアメリカ株よりワンテンポ早く、昨年9月から一方的な下落を見せていましたが、横ばい気味に変化するのも早かったのか3月の安値を記録してからは横ばい気味に変化しています

アメリカ株もここから横ばい気味に変化するのであれば、日本株単体で極端に下押しされる可能性があるものは日銀の金融緩和終了による円高推移発生からの下押し圧力くらいだろうと考えられますので、日銀の金融政策に大きな転換が起こらない限りは下落する局面があったとしても比較的底堅い値動きに終始するのではと見込んでいます

以上のことからこれから1週間の日経平均は、月曜日は26,800円周辺まで上昇、火曜日以降は横ばい気味に推移、もしくは反落する値動きを予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は27,000円の強い上抜けです

仮に強い上抜けが起こったとしても、その先には4月21日の戻り高値27,580円周辺が上値目処としてあるのですが、ここまで底堅い値動きを見せてきてしまっていると、そのまま直近高値28,400円周辺までの上昇を見せる可能性も出てきます

27,000円周辺には一目均衡表の雲もあり、かなり強めの上値抵抗になる価格帯だろうと見込んでいますが、ここをあっさりと強く上抜けた場合、相場観が一気に変化して強い値動きが発生する可能性があります

その場合は28,400円あたりで反落が発生するとは思いますが、その反落の後にさらに強い上昇が現れて、上昇方向のトレンド相場へと変化する可能性も出てきますので、かなり気を付けた方が良いと考えています

ただ6月28日もそうでしたが、多少の上抜けは許容範囲と考えた方が良いかもしれません

下落方向は25,500円の下抜けです

日経平均のここまでの堅調な値動きや、アメリカ株の好転の兆しから、ここから先の相場観はもう少し好転していくのではと考えています

レンジ相場の中で今の水準は少し高い価格に差し掛かっていることから反落の可能性は高いと考えているものの、下押しされた場合の水準はそこまで深くならないだろうとも考えています

その中で直近安値を下抜けてしまう値動きが発生してしまうと、相場観がまた冷やされてしまっている可能性が出てきます

今のところ24,680円周辺にもう1つ下値目処がありますので、仮に25,500円の下抜けが起こってもそこまで心配する必要はないかもしれませんが、24,680円を下抜けてしまうと24,000円を下回る水準まで下値抵抗が無くなってしまいますので、その点には注意が必要だと思います

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は横ばい、予想値幅は134円30銭から137円00銭です

予想値幅下限はエンベロープ下限と中央線の半値の価格を、上限は6月29日の最高値の価格を目処に設定、エンベロープ中央線付近を横ばい推移する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日はノルウェー油田のストライキによる原油価格上昇で日本国内の実需の円売りが膨らむとの思惑で上昇、火曜日はヨーロッパの景気減速懸念から対ユーロでドルが買われ相対的に円も売られる展開になりますが、米長期金利低下が起こることで円買戻しがあり小幅上昇、水曜日はFOMC議事要旨を控えて一旦円高に振れますが通過して米長期金利が上昇し上昇、木曜日は週末の雇用統計控え小幅円安、金曜日は発表された雇用統計が強い内容で米長期金利上昇も、値動きは鈍く小幅円安で週を終えました

これから1週間の主なイベントですが、まず気になるのが水曜日の米6月消費者物価指数とベージュブックです

月曜
 黒田日銀総裁発言
火曜
 ベイリー英中銀総裁発言
水曜
 ニュージーランド準備銀行政策金利
 米6月消費者物価指数
 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
 カナダ銀行政策金利
金曜
 米6月小売売上高
 7月ニューヨーク連銀製造業景気指数
 米6月鉱工業生産

消費者物価指数で気を付けたいのが市場予想からの乖離があるかどうかです

極端な乖離が無ければほぼニュートラルで通過できるだろうと見込んでいます

気になるのは7月に予定されるFOMCの内容を占う事になるベージュブックで、ここで強い利上げ見通しが示された場合は景気下押し懸念から株式市場が下落、そこから米長期金利の下落が発生する可能性があり、この場合は円高要因になります

金曜日の米6月小売売上高と7月ニューヨーク連銀製造業景気指数ですが、6月小売売上高は強い数字が出てきそうでこれは米長期金利への上昇バイアスになる可能性があり円安要因、ニューヨーク連銀製造業景気指数は市場予想通りなら弱い景気悪化懸念で円安要因、強く下ブレをした場合はリスクオフで円高要因になるのではと考えています

景気悪化懸念が弱ければ債券が買われ米長期金利は上昇、ドル円相場には円安要因になることが考えられますが、強すぎる景気悪化懸念はFRBの今後の利上げ見通しが押し下げられるのではという観測から米長期金利は低下、円高要因になるという同じ景気悪化懸念でも強弱によって方向性が反対になってしまう可能性がある点には注意が必要だと思います

チャートのテクニカルでは、ボリンジャーバンド中央線に支えられるように緩やかに円安推移を継続、ただ強い方向感を持った値動きは見せていません

3月から発生していた急激な値動きから、以前の落ち着いた値動きに戻りつつあるのかもしれません

気を付けたいのはボリンジャーバンドが狭まっている点で、材料が無ければそのまま横ばい推移する可能性もありますが、一般的にはエネルギーがたまって上下のどちらかに離れるタイミングが近いと考えることができますので、相場の急変が起こらないか警戒した方が良いと思います

ただ3月の急上昇前の値動きで考えると、上下幅が1円を下回らないと通常の上下幅ですので、今すぐに上下どちらかに動くというわけではないだろうとは考えています

相場が方向感を悩みつつ煮詰まっている状況自体は日足の状態から推測できますので、特に水曜日のCPIとベージュブックには注意した方が良いかもしれません

インジケーターではADXは26台を下落推移、数値は相変わらず高いものの現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

ただADXの変化が横ばい気味に変化している点には注意が必要で、仮にここで円安推移が再度現れた場合、上昇方向のトレンド相場へとすぐに入って行く可能性があります

RSIは61台を横ばい推移、シグナルを微妙に上抜け絡み合うように推移しています

前回土曜日の予想ではRSIはシグナルに頭を押さえられ下落する傾向があり50まで下落する過程で円高推移が発生するのではと予想していましたが、予想より堅調な値動きとなっています

RSIは方向感なく横ばい推移へと変化していて、ここからどのような値動きが発生するのかを予想するのが難しい状況です

MACDはシグナルとの乖離幅をある程度一定に保ちながら下落推移、相場の方向感を示すものでは無いと判断しています

FOMCを前にFRBの利上げ姿勢にも変化がみられる中、ドル円相場が米長期金利とどの程度の連動性をもって値動きするのか、非常に判断が難しい相場になってきたなという印象があります

今月末に予定されているFOMCを控えて、これから1週間はFRB関係者から最後のメッセージが出てくる可能性があり、その都度ドル円相場は上下に振らされる可能性があります

ただドル円相場としては、上下のどちらにも強い値動きできない息が詰まるような横ばい推移が続いていて、何かきっかけが無いと動き出すのも難しそうです

今のところ137円周辺を頂点に頭を押さえられている状態が続いていて、その水準でここまで膠着するのであれば一旦調整のために反落してもおかしくないと思います

またRSIはまだ高い水準で50までは下落をしてもおかしくなく、FRBのタカ派姿勢にも変化が見えることからも一旦は円高方向へ推移するだろうと考えています

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、エンベロープ中央線付近を横ばい推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は138円00銭の上抜けです

ここ数営業日は米長期金利の強い上昇にもかかわらず、ドル円相場は強い上昇を見せていません

米10年債利回りのチャート

逆にその前の米長期金利の強い下落時にも、ドル円相場の反応は鈍い傾向がありました

現在の米長期金利の動向は、FRBの利上げ姿勢だけではなく、景気が過熱気味であればFRBの強い利上げ姿勢を警戒して上昇、景気が減速気味であればFRBの強い利上げ姿勢が後退するとして下落と、FRBの利上げ見通し観測がかなり上下に振れています

そのような環境のためか、米長期金利とドル円相場の相関性が低下している印象があります

そのような中でドル円相場の一方的な上昇が始まってしまった場合、米長期金利の動向にかかわらず1998年8月に付けた高値、148円までの円高推移を見せてくる可能性がありますので注意が必要だと思います

また現在のチャート形状は上値を137円として下値を切り上げていく三角持ち合いのようになっている可能性があります

この場合137円を上方向にブレイクすると、一気に上昇を開始する可能性がありますので、チャート形状としてもこの辺りの価格帯の上抜けには注意が必要だと思います

下落方向は132円50銭の下抜けです

エンベロープ中央線の下抜けが起こった場合、次に想定されるのは下落方向への調整です

この場合4月から5月の調整のように、エンベロープ下限に接触するまで調整する値動きが考えられます

この調整自体はあったとしても特に問題だとは考えていないのですが、気を付けたいのはその後の反発がしっかりあるかどうかです

エンベロープ下限を多少下抜けることはあると想定すると、133円周辺までは下落するかもしれませんが、そこからさらに下落をすると直近安値131円70銭近辺まで一気に調整する可能性が出てきてしまいます

この値動きが出ると、ここまでの一貫した円安推移から相場観が変化する可能性がありますので、仮に下落が起こった場合はエンベロープ下限周辺までの下落で収まるかどうかに注意が必要だと思います

あとがき

株式相場には弱気な見通しから変化が表れているのかもしれない兆候が見られるものの、まだまだ油断するには早いかもしれないという、なんとも微妙なタイミングに差し掛かっている印象があります

ドル円相場では懸念していた雇用統計では米長期金利の急上昇はあったものの、拍子抜けするほど無風の状態で通過、ドル円相場がどちらに向かいたいのか読みにくい相場展開になっています

これから1週間でFRB関係者の発言から米長期金利の今後の方向性が示されると思いますし、その後の1週間は市場関係者などからの思惑による発言、そして最後の1週間でFOMCの結果発表と、7月の残りの週はイベントが多くなりそうです

これまでの1週間に関しては、これらを控えて身動きが取れないと言った印象があり、これから出てくる材料によって上下どちらに動いてもおかしくない環境だと思います

そのため上下どちらに振れ始めても良い準備だけはしておいた方が良いかもしれません

そのような中で、選挙期間中に安倍元総理が銃撃され殺害されてしまうという非常にショッキングな事件が発生してしまいました

立場により色々な評価はあるかもしれませんが、日本の総理として非常に長い在任期間を務めていただき、ご苦労もあったかと思います

このような形で人が命を落とさなければならないというのは非常に残念ですし、ご本人も無念なこともあっただろうと思います

心よりご冥福をお祈りします

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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