本格化するリセッション懸念への反応

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円相場の予想と、予想外の動きをした時の注意ポイントの動画、週間株為替予想です

自分の投資のためにしている予想をブログと動画にしていますので、楽しんで見ていただければ幸いです

私は投資に生活が懸かっていますが、皆さんまで泥沼にはまる必要はありませんので、投資をする際にはあくまで自己責任でお願いいたします

毎週水曜日と土曜日にブログ更新と動画配信をしていますので、チャンネル登録やコメント欄への書き込み、グッドボタンバッドボタンで反応をしていただけると励みになりますのでもし気が向いたらお願いいたします

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ニューヨークダウの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は28,900ドルから32,000ドルです

予想値幅下限は2020年11月12日の安値の価格を、上限は6月28日の高値の価格を目処に設定、短期的な買い戻しが入る場面はあるものの、週全体としては下落推移する展開を予想します

ここ1週間のニューヨークダウの値動きですが、月曜日は5月耐久財受注や5月中古住宅販売が好調な結果も米長期金利が上昇し小幅安、火曜日は中国のコロナ水際対策の緩和を好感し上昇しますが6月消費者信頼感指数が市場予想を下回り景気後退懸念高まり下落、水曜日は金融引き締めが意識される中でも大型株が市場を支えて上昇、木曜日は5月個人消費支出が前月比で悪化し景気減速懸念高まり下落も4半期末の機関投資家の資産配分見直しに伴う資金流入期待が相場を支え下げ幅縮小、金曜日は発表された6月ISM製造業景況指数が市場予想を下回り下落も米長期金利低下を材料にハイテク株や高配当ディフェンシブ株に買いが入り上昇して週を終えました

週前半は景気悪化懸念に対する売りが先行、金曜日に以前のように米長期金利低下を材料にした買いが入るという、方向感をどう判断するべきか非常に難しい相場展開となっています

これから1週間の主なイベントですが、月曜日は独立記念日で休場、火曜日の5月製造業新規受注と木曜日の6月ADP雇用統計は改善見通しでポジティブ、水曜日の6月ISM非製造業景況指数は少し悪化する見通しですが好不況の境になる50は上回る見通しで少しネガティブな程度、同じ日にあるFOMC議事要旨ではFRBの強い利上げ姿勢を再確認する可能性がありネガティブ、金曜日の6月雇用統計では非農業部門雇用者数が10万人以上の悪化見通しでネガティブです

月曜
 休場
火曜
 5月製造業新規受注
水曜
 6月サービス部門・総合購買担当者景気指数
 6月ISM非製造業景況指数
 FOMC議事要旨
木曜
 6月ADP雇用統計
金曜
 6月雇用統計

週内のイベントで注意したいのが、このところのリセッション懸念を材料とした米長期金利の低下が起こっている点です

リセッション懸念というネガティブな材料に反応して売られるのか、それとも米長期金利低下というハイテクやグロース、そして高配当ディフェンシブ株にポジティブな材料に反応して買われるのか、株式市場の反応がどちらを重視するのか判断が難しくなっていますので、景気指標の内容が市場予想通りの悪化であっても、相場が反対に上昇してしまう事もある点には注意しなければならないと考えています

チャートのテクニカルではエンベロープ中央線と直近高安の半値基準に頭を押さえられるようにして再下落を開始、現在はボリンジャーバンド中央線に下支えされるように値を戻し始めています

金曜日の上昇を見てしまうとこのまま下落を続けるのか判断を迷うところですが、今のところエンベロープの方向感はあくまで下落を維持していますので、相場全体の向かう先は下方向である点は変化していないと考えています

ただ下落していったん反発した価格帯は5月20日の安値周辺で、ここでいったん底値を付けて強い展開が現れることを期待したくなる値動きです

チャート形状的には非常に悩ましい状態です

インジケーターではADXは18台を横ばい推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

RSIは44台を上昇推移、シグナルと絡み合うように推移しています

このRSIの位置取りも非常に微妙で、下値切り下げタイプのレンジ相場だとしても一旦40付近で反発したのであれば50付近まで再上昇することがあります

一方で強めの下値切り下げタイプのレンジ相場の場合、50から下落する際にシグナルを下抜けた後にいったん反発して上昇、シグナルに頭を押さえられる形で再下落し30付近を目指すという値動きも想定できます

MACDはシグナルの上を横ばい気味に推移していますが、特に方向感を示すものでは無いと考えています

テクニカルを少し長い視点で見ると大きな流れは下落方向ではあるものの、直近1週間の値動きに関しては上下どちらに動いてもおかしくない微妙な環境という印象です

また火曜日に発表される5月製造業新規受注の見通しは悪くなさそうですので、ここでは上昇を見せる可能性を考慮するべきだと思います

イメージとしては、上昇する可能性はあるものの上値はある程度限られていて、相場全体の流れは下落方向、仮に下落に入った場合の底値目処はまだまだ判断ができない、そのような値動きになっていくのではと予想しています

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、短期的な買い戻しが入る場面はあるものの、週全体としては下落推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は32,000ドルの上抜けです

ニューヨークダウの相場の方向感が上目線に変化したと判断するには、エンベロープ中央線の向きがまずは横ばいに変化、その後に上昇に転じるタイミングだと思います

ですがこれでは、エントリーポイントとしては遅すぎます

今週中にその流れが発生する可能性があるとすると、32,000ドルの上抜けが起こるタイミングだと考えられます

この1週間の値動きから直近高安の半値基準、31,460ドル周辺は上値抵抗になる可能性がありますので、予想値幅の範囲内ではありますが、まずはここを上抜けてきたら相場転換の可能性を考慮した方が良いかもしれません

そこから32,000ドルを目指す値動きが出始めたら、一旦は上目線でポジションを取るのもありだろうと考えていますが、その際に注意したいのが騙しの上昇です

この場合ダブルトップを形成して再下落の可能性もありますので、買い向かう場合は早めの損切りポイントも設定しておくべきだろうと思います

ただ32,000ドルを上抜けて本格的な上昇に入る場合、今までの下落方向に向かい続けていたニューヨークダウの値動きに変化が現れるかもしれませんので注意が必要だと思います

下落方向は28,900ドルの下抜けです

2020年11月6日と翌営業日の9日には、1,000ドル近い非常に大きな窓開けが発生しています

一旦11月12日に下落して窓埋めを試すような値動きはあったものの、その安値は28,900ドル周辺まで、今回の予想で下限に設定した価格までの下落で止まっています

28,900ドルを下抜けてこの窓埋めを目指してしまった場合、下値目処になりそうな水準がどこになるのか、下落の勢いによってかなり幅が出てきます

最悪のパターンでは一旦の下値目処は26,000ドル台まで広がる見通しです

かなり以前の窓開けでの値動きでしたので、本当にここが下落の速度を強めるポイントになってしまうのか少し疑問なところはあるものの、相場の方向感がいまだに下落方向であることから、今後の値動きを考えるうえで一応気を付けておいた方が良いポイントだろうと考えています

ナスダックの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は下落、予想値幅は10,200ポイントから11,400ポイントです

予想値幅下限は2020年7月に横方向レンジ相場で推移した際の下値の価格を、上限は直近高安の半値基準の価格を目処に設定、エンベロープ中央線周辺までの反発する値動きはあるかもしれませんが、全体的には下落推移する展開を予想します

ここ1週間のナスダックの値動きですが、主な流れはニューヨークダウと同じですが、月曜の米長期金利上昇によるハイテク株の下落、火曜日の6月消費者信頼感指数の悪い結果を受けた下落では、ニューヨークダウ以上に強い下落を見せています

以前まで所々で見られた、リセッション懸念が高まり債券が買われ米長期金利が低下することによる相場の下支えが、金曜日に関しては再度現れています

発表される経済指標の内容が悪い際に不意に現れる米長期金利低下を材料としたハイテク株への買戻しの動きはいつ現れるか予想が難しく、下落予想をしている際にも本当にこれであっているのか疑いたくなるような値動きです

ただこれに関しては、高配当ディオフェンシブ株にも同様の値動きが見られていますので、相場がリセッション懸念で下落する際に起こる値動きの一つなのだろうと解釈しています

これから1週間の主なイベントですが、まず気になるのが水曜日のFOMC議事要旨です

月曜
 休場
火曜
 5月製造業新規受注
水曜
 6月サービス部門・総合購買担当者景気指数
 6月ISM非製造業景況指数
 FOMC議事要旨
木曜
 6月ADP雇用統計
金曜
 6月雇用統計

リセッション懸念で下落を始めている長期金利がこのタイミングで再度上昇した場合、ナスダックにはさらに下押し圧力がかかる可能性があります

そして最も警戒しなければならないのが金曜日の6月雇用統計です

ここでは非農業部門雇用者数変化が悪化する見通しですので、この内容もナスダックにとっては下押し圧力になる可能性があると思います

木曜日の6月ADP雇用統計に関してはポジティブな内容が出てきそうで、この時点では株価は上昇する可能性があります

ただADP雇用統計と翌日にある雇用統計では内容にずれがあることが多々ありますので、木曜日に上昇した分を金曜日に下げてしまう可能性もあり、仮に木曜日に反発しても相場の先行きを楽観視するのは危険かもしれません

チャートのテクニカルではエンベロープ中央線まで上昇したナスダックは、ボリンジャーバンド上限に頭を押さえられるようにして反落、ボリンジャーバンド中央線を下抜けてエンベロープとボリンジャーバンドの両下限近くまで下落してきました

2022年に入る前のナスダックであれば、エンベロープ下限への接触やある程度の下抜けは下値が近いタイミングでしたが、2022年に入ってからは相場のボラティリティが高くなってしまい、特に下落方向の下値目処としては機能しにくくなっている点には注意が必要だと思います

金曜日に反発を見せてはいるものの、上値は5月に底値を形成した価格帯に頭を押さえられるようになっていて、力強さは感じられません

インジケーターではADXは18台を横ばい推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ナスダックのインジケーター

RSIは44台を上昇気味に推移、シグナルと絡み合うようになっていますが、見方によっては上昇推移しているシグナルに頭を押さえられているとも考えられます

下落方向の小さいレンジ相場であれば40から50の間で上下しますので現在の位置は中央あたり、大きめのレンジ相場であれば30から50の間で上下しますので下落余地を残している状態と考えられます

相場の方向感が弱いことを考慮すると、上値余地より下値余地が大きいと判断した方が良いと思います

MACDはシグナルの上を横ばい推移、特に方向感などは示していないと考えています

アメリカ経済のリセッション懸念が依然ある中で、ナスダックが急激に先行き見通しを改善して強い相場に戻るとは考えづらく、相場の方向感が弱いのであればインジケーターの水準では多少割高な印象があり、まだ下値模索をすると考えた方が良いのではと言った感じです

以上のことからこれから1週間のナスダックは、エンベロープ中央線周辺までの反発する値動きはあるかもしれませんが、全体的には下落推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は11,700ポイントの上抜けです

6月27日の戻り高値の水準ですが、ここを上抜けるような値動きを見せてきた場合、ナスダックはここまでの下落傾向の方向感から横ばい気味のレンジ相場、もしくはさらに強い相場展開へと変化をしてくる可能性が出てきます

ただここではまだちょっと確信が持てません

さらに上の6月2日に付けた戻り高値、12,320ポイントの上抜けを見せてくると、かなり相場の好転への期待感が高まると思います

仮に12,320ポイントまで上昇して頭を押さえられた場合は、一旦は横方向レンジ相場が良い所になるかと思います

ただここまで高い水準を注意ポイントに設定してしまうと、今週の相場が予想外に強い展開になるかもしれないと判断するには遅すぎますので、その手前の11,700ポイントを注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は10,500ポイントの下抜けです

予想値幅下限は10,200ポイントですので、予想では下抜けてしまう可能性もあると考えている水準ですが、ここは要注意だと考えています

少し長い視点で考えた時にナスダックの値動きで注意したいのが、今後の下値がどこまで切り下がるかだと考えています

2022年の下落相場で、1回目のもみ合いに入ったのが1月末から4月末、この大きな上下のレンジ相場は、2021年の上昇時に一旦もみ合った価格帯の近くでした

現在揉み合っている5月初旬の下落から直近安値までの価格帯も2020年8月から11月中旬あたりまでもみ合った価格帯です

ここで気を付けたいのが10,500ポイントを下抜けた後、そのようにもみ合った価格帯が存在しない点です

小さなもみ合い相場はあったものの、ここまでダイナミックに上下した場所はありません

次の大きな上下があったのは2019年の夏にもみ合った7,000から8,000ポイント、ここまで下落する可能性が出てきてしまいます

その手前にはコロナショックの高値や、その下落時にもみ合った水準もあるにはありますが、リスク許容度にかなりの余裕を持っていないと危険な水準に突入していくものと考えられます

私は2021年10月の安値から毎日積立の投資信託を始めてしまい、評価額が8%もマイナスになっていますが、始めたばかりなのでまだリスクを取れるだろうと考えています

とは言え正直つらいです

日経平均の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は下落、予想値幅は25,500円から27,000円です

予想値幅下限は直近安値の価格を、上限は直近高安の半値基準の価格を目処に設定、月曜日は強く反発しますが上値は重く、週を通して軟調な値動きをする展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は前日のアメリカ株の上昇を受け値嵩ハイテク株中心に買いが入り上昇、火曜日には円安の援護もあり自動車株、それ以外にも景気敏感株や内需株に買いが入り上昇、水曜日はアメリカ株の下落から相場の雰囲気が一転し景気敏感株中心に売りが出て下落、木曜日はアメリカ株の動向は底堅かったもののアナリストの半導体企業の先行き見通し見直しにより米SOX指数が下落したことを受けて日本でも半導体株中心に売りが広がり、金曜日には円高推移もあり自動車や半導体などの景気敏感株に売りが広がり強い下落を見せました

週前半の上昇の強さや下落を耐える底堅さから一転、木曜日の強い下落と円高を伴った金曜日のさらに強い下落と、日経平均は最後の2営業日でかなり相場の雰囲気が変わってしまいました

これから1週間の主なイベントですが、日本国内で相場にそこまで強い影響を与えそうな経済イベントは無さそうかなと考えています

月曜
 6月マネタリーベース
木曜
 5月景気一致指数・速報値
金曜
 5月国際収支・貿易収支

7月8日(金曜) ETF分配金拠出売り集中日・1兆円程度

経済イベント以外で気になるのが週末に控えているETF分配金拠出に伴う売りです

ETF分配金捻出時の株価変化

7月のこの時期には日銀が大量に購入していることもあり、膨れ上がったETFの分配金捻出を目的とした売りがでる週なのですが、今年に関してはイレギュラーなことが1つあります

注目されているETFの分配金支払いの基準日は、主に7月8日と7月10日に設定されています

そのため通常は8日と10日の2か所で分配金捻出の売りが出るのですが、今年は7月10日が日曜日になってしまい、その前の営業日である8日にずれ込んでいます

これが本来8日に予定されているスケジュールの物と重なることで、7月8日だけで1兆円を超える売り要因が発生する見通しです

分配金の捻出による影響を大きく受けやすくなったのが2020年あたりからですが、2020年と2021年は週末の金曜日まで捻出日がありましたが、その前日や当日は軟調に推移する傾向があります

もう1つ特徴的なのが翌月曜日は強い値動きをする傾向があるようです

ここでの上昇を見込んで金曜日に仕込むのは手法としてはありかと思いますが、景気見通しが不安定な中で週末には米雇用統計があり、ここでドル円相場があり得ないような円高推移を見せてしまったりすると、日経平均にもネガティブな影響が出かねませんので、その点だけは注意していただきたいと思います

どちらにしても、今年に関しては金曜日の2つに分かれていた大規模なETFの分配金捻出のための売りが重なりますので、今までよりも警戒した方が良いだろうと考えています

またETFの分配金支払基準日の設定は7月15日などのように他の日にもあるのですが、7月8日と10日の2か所は非常に規模が大きくなりますので、来年以降も注意した方が良いイベントになり続けると思います

海外系証券会社のオプションの動向ですが、金曜日の取引ではABNアムロとJPモルガンのどちらも上目線、225miniでは反対に売り方向でトータルではニュートラル、ただこれを週全体でみると同一方向に動いていることもありました

225mini先物の建玉

ここ最近の激しい値動きになってからこの比較方法ではわかりにくくなってきたためABNアムロとJPモルガンの累計のオプション建玉を見てみると、どちらもポジションが有利になるのは日経平均が下落した場合で、225miniの建玉残の変化方向もマイナスですので、週全体でみるとマイナス方向にポジションが変化していると判断しています

オプション全体の傾向としては週を通してCALL優勢で日経平均の底堅さを感じさせていましたが、週末に遂にPUT優勢に変化してしまいました

金曜日のCALLで建玉が多かったのは26,500円と26,750円、日経平均の時間外先物の推移は26,349円あたりまで値を戻していますので、月曜日の上値はこの2か所が候補としては有力そうです

木曜日のPUTで建玉が多かったのは26,000円、金曜日は25,500円と26,000円、この辺りが下値目処になりそうです

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、ここまでの日経平均の強い下落の割には、CTAとグローバルマクロの証券会社の建玉の変化はあまり大きくありません

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

それぞれの証券会社で多少の方向感はあるものの、大きく上下のどちらかに舵を切ったというほどの印象はありません

今後もリセッション懸念が高まることで相場に方向感が出てくると、わかりやすい変化が出てくるかもしれませんので、今後も注意して見ていきたいと考えています

チャートのテクニカルでは、週前半はボリンジャーバンド上限を押し広げるバンドウォークの動きを見せたものの、エンベロープ中央線を上抜けたところで失速し反落、一目均衡表の雲やボリンジャーバンド中央線を一気に下抜けてきました

下落した水準は特に最安値というわけでもなく、今のところ横方向レンジ相場の範囲には収まっている値動きではあります

ただ2つの高安の半値基準周辺で頭を押さえられていますので、相場の方向感としては弱くなっている印象はあります

インジケーターではADXは16台を横ばい気味に推移、現在はレンジ相場だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは39台を下落推移、横ばい気味のレンジ相場であればいったん下値を付けても良い水準まで下落しています

ただ今の日経平均の値動きはどちらかというとレンジ相場ながらも下落を伴う弱いタイプだと考えていますので、RSIは30前後まで下落して底を打つ傾向があるのではと想定しています

そのため仮にこのまま弱めの相場が続けば、まだしばらく下値模索を続ける展開に入りそうです

MACDはシグナルの下抜けをしていますが、現在はレンジ相場だと判断していますので強い方向感を示すものだとは考えていません

アメリカのリセッション懸念で、ニューヨークダウやナスダックが比較的軟調な値動きに入っている事、米長期金利が急低下していてドル円相場にはどちらかというと円高バイアスがかかっている事、週末に1兆円を超えるETFによる換金売りが控えていることなどを考慮すると、日経平均がここから強い上昇相場へと転換することは想定しにくく、月曜日こそアメリカ株の金曜日の上昇を材料に反発するものの、そこからは上値が重たくなるのではと考えています

以上のことからこれから1週間の日経平均は、月曜日は強く反発しますが上値は重く、週を通して軟調な値動きをする展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は27,000円の上抜けです

弱い相場展開を想定している日経平均ですが、その中で直近高安の半値基準を上回ってくるような強い値動きを見せた場合、相場が予想とは全く違う様相を見せてくるかもしれません

特に27,000円の水準は強めの上値抵抗であると考えられますので、通常の上昇相場でも上値抵抗になりかねない水準だと考えています

ここまで不利な相場環境でこの水準を上抜けてくるような値動きを見せると、そのまま直近高値28,400円を目指すような強い上昇相場へと入って行く可能性が出てきます

今の相場環境を考えると、とてもこのような値動きが発生するとは考えづらいのですが、一応備えだけはしておきたいと思います

下落方向は25,500円の下抜けです

仮に直近安値の下抜けを起こしたとしても、そこまで悲観的にならずに済むのが日経平均の良い所ではあります

今のところ今年の最安値は24,681円とまだまだ下にあります

今の日経平均は25,500円から28,400円の横方向レンジ相場の中にいると考えられますが、さらに大きな24,600円から29,400円の横方向レンジ相場の中にいるとも考えられます

この場合相場観が弱めであれば、24,600円周辺までの下落は起こっても不思議ではありません

そのため仮に25,500円の下抜けが起こっても、まずは24,600円までの下落と、そこで反発が起こるかどうかに注意を払えばいいと思いますが、値幅自体は900円とかなり大きな下落になりますので、その点には注意が必要だと思います

また24,600円の攻防で気を付けたいのが、ここが特に下値支持が他にない中で底値となっている点です

ここを下抜けるとその下は24,000円を下回る水準まで下値支持が無くなりますので、一気に下落をしてしまう可能性があります

25,500円を下抜けする際にあまりに強い陰線が出てしまっている場合は、そのまま24,600円を下抜けて24,000円も下回る水準までの急落を起こす可能性はありますので、その点には注意したいと思っています

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は円高、予想値幅は133円75銭から136円00銭です

予想値幅下限はエンベロープ下限と中央線の半値の価格を、上限は金曜日の最高値の価格を目処に設定、エンベロープ中央線付近を横ばい気味に円高推移する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は米耐久財受注が市場予想上回りFRBの金融引き締め懸念から長期金利上昇、火曜日はECBの利上げ見通しが他国に比べ緩やかとなりドル買い、水曜日はFRBの積極的金融引き締め継続との見方広がり円売り、これらの動きで円安方向へと推移しました

流れが変化したのが木曜日、発表された米5月個人消費支出が前月比で悪化、債券が買われ米長期金利が低下しドル円相場は円高方向へと推移を開始、金曜日もアメリカで発表された6月ISM製造業景況指数が市場予想を下回り米長期金利が急落、ドル円相場は円安方向へと推移しました

米10年債利回りのチャート

米長期金利は想定外に強い調整に入っているものの、ドル円相場の動向は比較的落ち着いたもので、そこまで激しい値動きを見せていないと言った印象があります

これから1週間の主なイベントですが、週前半は円安方向へのバイアスがかかりやすいイベントがあるのですが油断できません

火曜
 豪中央銀行政策金利
水曜
 米FOMC議事要旨
木曜
 米6月ADP雇用統計
金曜
 米6月雇用統計

火曜日のオーストラリア中央銀行の利上げ、FOMC議事要旨、6月ADP雇用統計までは米長期金利は一旦上昇、ドル円相場も円安方向へとバイアスがかかる可能性があります

問題は週末の米6月雇用統計です

市場予想では非農業部門の雇用者数変化が悪化見通しですので、ここで景気悪化懸念が再度出てくると、債券が買われることで米長期金利が下落する可能性が出てきます

ここ最近の雇用統計ではドル円相場に対して仕掛け的な値動きがあまり見られないおとなしいものとなっていましたが、米長期金利のここまでの上昇傾向の展開から下落に向かっていることや、株式市場がリセッションを警戒する下落をしていることなどを考慮すると、今回の雇用統計に関しては急激な為替変動が起こってもおかしくない危険なものになる可能性があります

普段の雇用統計では一応気を付けてくださいとお話ししていましたが、金曜日に発表される6月雇用統計に関してはかなり警戒した方が良いと思います

チャートのテクニカルでは、エンベロープ上限に沿うように続けていた円安推移を、直近高値を上抜けて137円にタッチしたところで一旦反落、円高方向へと切り返してボリンジャーバンド中央線を下抜けてきました

日足がエンベロープ内に戻ると、そこから一旦はエンベロープ中央線を目指し、最終的にエンベロープ下限まで下落する傾向がありますし、ボリンジャーバンド中央線を下抜けると調整の下落に入る傾向もありますので、ここからはしばらく円高方向への推移を見せてくる可能性が高いのではと考えています

イメージとしては一旦エンベロープ中央線近くを横ばい気味に推移、再度円高方向へと推移を開始してエンベロープ下限へ接触するまで円高推移を継続するような値動きです

丁度5月からあった一旦の円高推移を参考にすると非常にわかりやすいと思いますが、今回もこれと同じようなパターンで下落をするのではと予想しています

インジケーターではADXは31台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

RSIは58台と今までのかなり過熱感の高かった水準から下落してきました

仮に5月と同様の推移を見せるのであれば、一旦は50を下回る水準まで緩やかに調整に入ると考えられます

日銀の金融緩和姿勢に変化がない限り、RSIが50を下回る水準まで調整した後は、再度円安方向へと舵を切るものと考えられます

MACDはシグナルの下抜けをして下落推移、相場観が円高方向へと推移し始めているのが確認できます

ADXの数値が高く本来であればトレンド相場と考えてMACDのシグナルを重視しても良いタイミングなのですが、ADXが下落方向へと推移していて方向感が失われていると判断していますので、MACDのシグナル下抜けは強い円高方向への推移を示しているというよりは、緩やかな円高方向への推移を示唆しているのではと判断しています

テクニカル的には緩やかな円高推移をするのではと予想されるドル円相場の推移ですが、やはり気になるのが週末にある雇用統計です

雇用統計での急激なボラティリティの高まりによる値動きを予想するのは困難で、今回の予想値幅も雇用統計での異常な値幅の発生を考慮に入れていません

発生確率が通常の雇用統計より高いと思いつつも、発生してしまうと常識的な値幅での値動きにはならないと考えていますので、今回は予想値幅の中には含めない事にしました

金曜日の夜の雇用統計の後の値動きだけはどうなるか全くわかりませんので、急激なボラティリティの高まりで相場から一気に振り落とされないように、証拠金の管理には十分お気を付けください

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、エンベロープ中央線付近を横ばい気味に円高推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は138円00銭の上抜けです

米長期金利の低下が起こっている中で、最高値を強く更新するような円安推移を見せてくる場合、私の予想外の何かが起こっているのだと思います

金曜日に予定されている雇用統計の発表をきっかけに、トレーダーを振り落とすような異常な値動きから起こった場合を除いて、この値動きが起こった場合はドル円相場の値動きの考察に関して、もう1度考え直す必要性があると思います

正直なところ、この値動きは全く想定できません

予想外にここまで強い円安推移が発生した場合に注意したいのは、もう1段の高値追いです

直近で考えると1998年8月に148円を目指す円安推移がありましたが、この時のように148円を目指すような円安推移が発生する可能性がありますので、その点には注意しておきたいと思います

ただ今のところ、この値動きが起こることは全く想像できません

下落方向は132円00銭の下抜けです

金曜日の時点でエンベロープ下限は132円75銭となっていて、週内でここまで強い下落を見せてくるとは考えにくいです

仮にあったとしても雇用統計の際に仕掛け的にドルが売られた場合に発生するくらいだろうと考えています

短期的にここまで強い円高が現れた場合注意したいのが、相場全体のショック状態の下落です

株式相場や商品市場ではリセッション懸念が高まっていて、リスク回避の売りが多く出ている状態になっていますので、この流れが早晩ドル円相場にも影響を及ぼす可能性は十分に考えられます

今のところドル円相場は高値もみ合いとも思える底堅い値動きに終始していますが、他の相場はすでに調整相場へと入っている物も見受けられますので、ドル円相場の方向感の急変には十分に注意した方が良いともいます

あとがき

世界経済の先行指標とも呼ばれる銅価格は、5月を底にいったん反発を見せていましたが、6月に入ってから急落を続けていて底値が見えません

銅価格のチャート

そしてアメリカで発表される経済指標の内容が、リセッションを意識させるものが増えています

株式市場に反発があったとしても、それはリセッション懸念によって米長期金利が低下することで相対的に買いが入るもので、特に景気先行き見通しが好転して起こっているものではありません

全体的な方向感はネガティブなものになっていると判断した方が良いと思われますので、株式相場の先行きは基本的に下目線を維持する方向で問題ないと思います

アメリカの10年債利回りも6月半ばを頂点に下落を開始、こちらも一方的な下落に入り始めています

10年債利回りは金曜日に長い下髭を出した陰線で終わっていますので、もしかしたらここで反発するかもしれません

ただここで反発できないと、ここからの下落はかなり厳しいものになる可能性もあります

日米金利差の縮小やリセッション懸念による資金の巻き戻しが発生した場合、ドル円相場には3月からの円安推移と全く反対方向の円高推移が発生する可能性があります

FRBが利上げを継続する限り基本的に円安方向へのバイアスがかかるという考え自体に変更は無いものの、直近の株式市場や商品市場、そして米長期金利の反応はリスク回避の動きが強く出ている可能性があり、短期的にはかなり強い円高方向への修正が入る可能性が高まっていると判断していますので、皆さんも是非お気を付けください

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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