上昇する株式市場と立ち止まるドル円相場

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円相場の予想と、予想外の動きをした時の注意ポイントのブログと動画、週間株為替予想です

自分の投資のためにしている予想をブログと動画にしていますので、楽しんで見ていただければ幸いです

私は投資に生活が懸かっていますが、皆さんまで泥沼にはまる必要はありませんので、投資をする際にはあくまで自己責任でお願いいたします

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ニューヨークダウの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想は上昇、予想値幅は32,700ドルから34,200ドルです

予想値幅下限は5月17日の戻り高値の価格を、上限は大きな高安の半値基準と5月4日の高値の価格を目処に設定、週を通して上値模索をする展開を予想します

ここ1週間のニューヨークダウの値動きですが、月曜日はここまでの下落に対する割安感やバイデン大統領の対中制裁緩和発言を好感、火曜日はスナップの業績見通しを嫌気した売りが膨らみますが買戻し、水曜日はFOMC議事要旨を無事通過、木曜日は小売企業の四半期決算が市場予想を上回り、金曜日は4月個人消費支出の内容が市場予想通りで過度な悪化は起こっておらずインフレへの警戒感が和らぎ、週を通して5営業日連続の上昇で週を終えました

5営業日連続陽線での上昇は昨年12月以来だと思います

ここまでの強いリスク回避の動きから一気に巻き戻しが起こっていますが、経済指標の発表内容などからはそこまで市場環境が改善しているという印象はありません

火曜日に発表された5月リッチモンド連銀製造業指数は市場予想よりかなり悪化していましたし、週末の個人消費支出が極端な悪化をしなかったとはいえ、月曜日の休場を控えて良くここまで買戻しが入ったなという驚きの方が大きい印象です

これから1週間の主なイベントですが、月曜日はメモリアル・デーで休場ですのでお気を付けください

月曜
 休場
火曜
 3月ケース・シラー住宅価格指数
 5月シカゴ購買部協会景気指数
 5月消費者信頼感指数
水曜
 5月製造業購買担当者景気指数
 5月ISM製造業景況指数
 米地区連銀経済報告
木曜
 5月ADP雇用統計
 4月製造業新規受注
金曜
 5月雇用統計
 5月サービス部門購買担当者景気指数
 5月総合購買担当者景気指数
 5月ISM非製造業景況指数

市場予想の内容が前月比で悪化見通しなのが木曜日の4月製造業新規受注と金曜日の雇用統計の5月非農業部門雇用者数変化です

この2つのイベントは相場を下押しする可能性があります

他のイベントに関しては、火曜日の5月消費者信頼感指数が少し弱そうですが、それ以外は前月比で横ばい気味の見通しですので相場への材料としてはニュートラルではと考えています

市場予想では改善となっていて気になるのが火曜日の5月シカゴ購買部協会景気指数の内容です

最近の連銀の製造業景気指数はかなり悪い結果の物が多く、製造業の先行き見通しが悪化している中で購買がどのような動きをしているのか注目されます

またシカゴ購買部協会景気指数は翌日に発表されるISM製造業景況指数の先行指標ですので、市場予想と異なり悪い結果が出てくるとその流れは水曜日まで続いてしまう可能性が出てきます

市場予想では無事通過する見通しではありますが、気を付けておきたいポイントかなと考えています

チャートのテクニカルでは5営業日連続陽線と言う非常に強い値動きを見せていて、前回予想の値幅上限32,700ドルの水準を金曜日に非常に強く上抜けてきました

32,700ドル周辺で一度頭打ちして再下落、そこで底値を作って再上昇する値動きを予想していたのですが大きく外れる結果となっています

直近高安の半値基準を回復していて、相場の方向感がここまでの下落一辺倒の相場展開から変化する兆しを感じさせます

ニューヨークダウに強い上昇が起こった場合、ボリンジャーバンド上限を押し広げるバンドウォークを見せることはありますが、その期間は長いものにはならない傾向があります

恐らくですが長くても週半ばまで、そこからは上昇力が弱まることが予想されます

また日足がエンベロープ上限に接触することは非常にまれで、今回もそこまで強い値動きは見せてこないだろうと考えています

これらの傾向を合わせて考えると、ここから週半ばに上昇は弱まり、高値を試しても大きな高安の半値基準34,000ドル付近までの上昇で一旦上値を抑えられるのではと言った感じで予想しています

34,000ドル付近はここまでの相場展開でも多くの場合底値や高値になっている節目ですので、今回も一旦の高値になるのではと思います

ここから1週間に関してはこの高値を試す展開に終始するのではと思います

その後のもう少し先の展開ですが、下押ししたとしても32.700ドル周辺まで、そこから反発できるかどうかは時期的にも6月のFOMCがスケジュール的に重なりますので、その結果次第と言った感じかもしれません

このFOMCの内容がどうなるのかに関しては、水曜日のベージュブックの発表で少し予想がきるかもしれません

インジケーターではADXは21台半ばまで低下していて、ここまでの下落トレンド相場から方向感が無くなっている状態に入っていると判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

DMIでは+DIが-DIを上抜け相場の転換シグナルを出しています

RSIは55台を上昇中で、底値からの反発を行う場合60手前で頭打ちする傾向がありますので数営業日の範囲内でいったんは強い上昇が止まるかもしれません

MACDはシグナルの上抜けを起こしてからも強い上昇を継続、ここまでの下落トレンド相場からの変化を感じさせる動きをしています

インジケーター全般からは、5営業日連続した強い上昇の発生でここまでの下落トレンド相場がいったん終了して、まずは方向感のつかみにくいレンジ相場へと変化していこうとしていると考えられると思います

月曜日のRSIのシグナルの上抜け、水曜日のMACDのシグナルの上抜け、木曜日の+DIのADX上抜け、そして金曜日の+DIの-DI上抜けと、相場転換のシグナルがここまではっきりと連続して発生することは稀です

ADXの状態からここから強い上昇相場が発生すると判断する状況ではないと考えていますが、少なくともここから今年1月のような長期の下落トレンド相場へと突入してしまうと言う事は避けられたのではと言った印象があります

ここまでの下落の上値抵抗線、ボリンジャーバンド中央線とエンベローブ中央線、戻り高値と直近高安の半値基準というあらゆる節目を5営業日で一気に上抜けるという非常に強い値動きは相場の方向感が一旦変化したと判断させるには十分な材料だと思いますし、インジケーターでも複数の転換シグナルが確認できます

節目となると予想していた32,700ドルを上抜けて、直近高安の半値基準33,000ドルの強い上抜けを見せてきたのも好材料です

前回の予想では下落予想、仮に反発しても32,700ドルあたりを頭に再度下押ししてトリプルボトムを形成すると考えていましたが、金曜日の値動きを見てニューヨークダウの今後の予想はもっと強気に切り替えた方がいいのではと判断しています

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、週を通して上値模索をする展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は34,400ドルの強い上抜けです

週内にここまで強い上昇を見せた場合、ニューヨークダウの日足はエンベロープ上限の上抜けをみせていると思います

この予想外の値動きに関しては2つのパターンが想定されます

1つ目は上抜けが終わったところで一旦上昇が止まり、緩やかに上昇推移を継続するパターンです

この場合、ここから商いが薄くなる夏相場の間、緩やかな上昇を継続する相場が現れる可能性が出てきます

このパターンで気を付けたいのは押し目のタイミングが無くなる可能性があることです

2つ目はエンベロープ上抜けを行った後も強烈に上昇を継続した場合です

この場合は高値を付けた後、節目まで急落します

相場のここまでの節目で考えると第1目標は34,000ドル周辺、第2目標は33,000ドル周辺です

かなり強い反落が発生すると考えられますので高値掴みに注意したいところです

下落方向は31,200ドルの下抜けです

予想値幅下限の32,700ドルからかなり下の水準ですので、ここを下落方向の注意ポイントにするのはどうかとも思ったのですが、下落方向はかなり慎重に設定していきたいと考えています

ここまでの強い上昇でここから下落に転じるイメージを持ちにくい状況にはなっていますが、仮に金曜日の終値がこの反発相場の頂点だった場合、一旦下押す先は31,600ドル周辺まで考えられます

オーバーシュートすれば31,200ドルを試す展開も考えられますが、恐らくそのあたりまでで値動きは収まるはずです

ただこれはここから底値を付けて反発するのであればと言う前提がある話です

仮に今回の反発が下落相場の綾戻しであった場合、まだまだ下値を試しに行く可能性は残っています

そろそろ底値を付けてもおかしくないと思われるところから一気に強い反発を見せていますので、この下落方向の注意ポイントが発生する確率はかなり低いと思いますが、まずないだろうと思うからこそ一応想定しておきたいと思います

ここまでニューヨークダウの予想は基本的に下値を試しに行く展開を想定していましたが、ここ1週間の5営業日連続陽線、その中でも金曜日の強い上昇は、今後の中長期予想を下落推移から最低でも横ばい気味に変更した方がいいだろうと思わせるほど強い転換点になっていると思います

木曜日までの上昇で終わっていれば、反落してトリプルボトムを形成できるかどうかが勝負になるという予想を変えていなかったと思いますが、金曜日の上昇はそれを変化させるほど大事な上昇だったと考えています

ナスダックの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は上昇、予想値幅は12,000ポイントから13,000ポイントです

予想値幅下限は5月17日の戻り高値の価格を、上限は5月4日の高値の価格を目処に設定、週を通して上値模索する展開を予想します

ここ1週間のナスダックの値動きですが、月曜日はここまで売られたことによる割安感から買戻しが入り上昇しますが、火曜日はスナップの業績見通しが悪かったことを材料にソーシャルメディア関連株に売りが波及し下落、水曜日はFOMC議事要旨を無事通過した安心感から上昇、木曜日は決算受けて時間外で下落していたエヌビディアが安く寄り付いた後に切り返し他のハイテク株にも買いが広がり上昇、金曜日は4月個人消費支出の内容から過度なインフレ懸念が後退し上昇、週後半の3営業日連続陽線で上昇して1週間を終えました

スナップの業績見通しが悪かったことから強く売られた火曜日を除けば、ナスダックも基本的に買戻しが入りやすかった週だったという印象です

これから1週間の主なイベントですが、ニューヨークダウと同様に木曜日の4月製造業新規受注と金曜日の雇用統計の5月非農業部門雇用者数変化は市場予想では悪化見通しですので注意したいところです

月曜
 休場
火曜
 3月ケース・シラー住宅価格指数
 5月シカゴ購買部協会景気指数
 5月消費者信頼感指数
水曜
 5月製造業購買担当者景気指数
 5月ISM製造業景況指数
 米地区連銀経済報告
木曜
 5月ADP雇用統計
 4月製造業新規受注
金曜
 5月雇用統計
 5月サービス部門購買担当者景気指数
 5月総合購買担当者景気指数
 5月ISM非製造業景況指数

ナスダック独自で気を付けたいのが水曜日の米地区連銀経済報告です

12地区の連邦準備銀行の経済状況報告が行われ、この結果がFOMCの判断材料となります

6月14日から15日まで開かれるFOMCで6月の利上げ幅と7・9月、場合によっては11月あたりまでの利上げ見通し、バランスシート縮小に関してのアナウンスが出てくると思いますが、ここで市場が考えている以上に強い引き締め観測が出てくるとナスダックには強い下押し圧力になる可能性があります

水曜日の米地区連銀経済報告、いわゆるベージュブックの内容には要注意です

チャートのテクニカルでは、水曜日の上昇でエンベロープ内に再度復帰、木曜日にはボリンジャーバンド中央線を上抜け、金曜日の上昇でここまでの下落相場の上値抵抗線とエンベロープ中央線の上抜けを見せてきました

ニューヨークダウが底値から強い反発を見せたように、ナスダックも相場の雰囲気が好転していることを感じさせます

ナスダックの場合はダブルボトムを形成したような形で反発しているのも好材料です

5月4日を高値として考えて最安値との半値基準を計算すると、その価格は概ね12,000ポイント周辺、5月17日の戻り高値とほぼ同じ値で、ここを上抜けられたのもプラス材料です

ここまで強い値動きを見せてくるのであれば、テクニカル的には一気に12,800ポイントまでの上昇を見込んでも問題ないのではという印象があります

木曜日と金曜日の陽線の間に窓が開いてしまっていますが、これに関しては埋めに行かないことを祈りましょう

火曜日以降にここをもう1度埋めに行くと、相場の展開がちょっとややこしくなりかねません

5月に入ってからの値動きと似た環境にあったのが2月から3月にかけての値動きです

この時は昨年11月22日の高値から2月24日の安値までの半値基準、14,400ポイントを3月29日にしっかりと上抜けしたのですが、そこで息切れして反落、その後は再度下落トレンドに入り安値更新を見せています

今回の反発がこの時の再現になるのか、それとも相場の転換点になるのか、勝負になるのは12,800ポイントの水準を試してからではと考えています

ニューヨークダウはこのポイントをすでに上抜けていますので、下値模索相場から横ばいもしくは上昇タイプのレンジ相場へと変化していくと判断していますが、ナスダックはそのポイントがまだまだ上にありますので、ニューヨークダウ程の強い転換点にはまだ至っていないという印象です

ただ前回土曜日の予想でもお話ししていましたが、12,000ポイントの上抜けが発生してしまった場合は、そこから上昇して反落しても下値目処は12,000ポイント周辺になるのではという見通しは変更していません

インジケーターではADXは29台を下落中でこれまでのトレンド相場から方向感が無くなっているタイミングに入っていると判断しています

ナスダックのインジケーター

RSIは50台まで上昇、安値からの反発であればこのあたりから60周辺までで上昇がいったん止まる傾向がありますので、そろそろ上値が重くなってもおかしくないタイミングです

MACDはシグナルの上抜けをして急上昇、ここまでの強い下落相場からの転換を示しています

気になるのはDMIとADXの関係性です

ADXは下落傾向で方向感を失っているものの、相変わらず高い水準を維持しています

DMIの+DIと-DIはまだクロスしていないので、はっきりと相場展開が変わったと判断するべきか少し悩ましい所です

この辺りもニューヨークダウにはっきりとシグナルが出たことに比べると、ナスダックの弱さを感じさせる要因になっています

これから1週間の値動きでは、この不安予想を払拭できるほどの上昇を見せてくれるのかに注目していきたいです

以上のことからこれから1週間のナスダックは、週を通して上値模索をする展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は13,000ポイントの強い上抜けです

ここからの予想ではナスダックも上昇を見せますが一旦は13,000ポイント周辺で頭打ち、そこから反落して下値を固め再上昇、そこからはレンジ相場気味に推移する展開を想定しています

ナスダックのダブルボトム形成に関しては疑う必要がない水準まで上昇して来たと考えられますが、相場が上昇推移へと変化したと判断するにはまだまだ弱い反発だと判断しています

ただ予想外にナスダックが強い値動きをしてここから1週間で13,000ポイントを強く上抜けてきた場合、テクニカル的なことを無視して一気に強い上昇相場へと入る可能性が高まります

この値動きはエンベロープ上限を強く上抜け続けるような上昇になりますので、そこまで頻繁に起こるようなものではありませんし、いつまでも継続できる相場展開ではないはずです

つい最近でここまで強い一方的な値動きを見せたのはドル円相場くらいです

ただ全くないのかと言われると、ここまでの強い下落時にはエンベロープ下限を下回るほどの強い値動きを見せていましたし、以前の同様の値動きでいえばコロナショックの時は同様の強い下落の後にエンベロープ上限を上抜ける強い反発を継続したこともありました

起こりにくい事象ではありますが起こったことが無いわけではありませんので、注意したいポイントです

この値動きが発生した場合に注意したいことは空売りや利益確定の売りを早まりすぎないようにしなければいけない点で、買い向かった方が良いのかと言われるとそれは微妙です

下落方向は11,750ポイントの下抜けです

日中のボラティリティが高い傾向がありますので場合によっては下髭が抜けることはあるかもしれませんが、終値基準などではっきりと下抜けてくるとちょっと危ないかもしれません

まだトリプルボトムを形成して再上昇する可能性は残していますが、ここまで強気の相場展開に変化したところでそこまで下落するのであれば再度下値模索をしてくる可能性も出てきます

12,000ポイントを上抜けたことでナスダックは短期的に上昇すると予想していますが、それが大外れで良くても金曜日の高値を上限にした横方向レンジ相場、悪ければ下方向に再度値動きを開始する可能性が出てきてしまいます

ニューヨークダウの強さを考えてもナスダックが単体でそこまで弱い展開にここから変化するとは考えづらいのですが、ニューヨークダウの下落方向の注意ポイントに比べるとまだまだ発生確率は高いと考えられますので、注意しておきたいところです

日経平均の予想と注意ポイントで

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は上昇、予想値幅は26,800円から27,600円です

予想値幅下限は金曜日の終値の価格を、上限は4月21日の高値の価格を目処に設定、三角持ち合いの上値抵抗線を試しに行く展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は米時間外先物のしっかりした推移を材料に上昇も27,000円に頭を押さえられ、火曜日はアメリカ市場が上昇したもののやはり27,000円から利益確定売りで下落、水曜日は米ハイテク株の下落で日本株も下落するも売り一巡後は下げ渋り、木曜日はアメリカ市場の上昇材料に上昇も時間外で下落した米エヌビディアに引っ張られハイテク株の重荷に、金曜日は強いアメリカ株材料に上昇しますがやはり27,000円に上値を抑えられ上げ幅縮小、金曜日の安値圏を横ばい気味に推移し1週間を終えました

以前からお話ししている27,000円の壁が驚くほど高くどうしても超えられない、そんな1週間でした

これから1週間の主なイベントですが、日本独自の気になるイベントは火曜日に固まっています

火曜
 4月失業率
 4月有効求人倍率
 4月鉱工業生産速報値

4月失業率や有効求人倍率は市場予想が前月比横ばいで材料視されない見通しですが、4月鉱工業生産の速報値がマイナスに転じてしまう見通しです

日本の生産活動の低下が確認されると、今後の景気見通しがネガティブになってしまうかもしれませんので注意が必要だと思います

特に日経平均の値動きは、月曜日はその前の金曜日のアメリカ市場の動向にある程度左右されて値動きをするだろうと考えられますが、月曜のアメリカ市場が休場となりますので、火曜日は日本独自の材料で値動きが発生する可能性が高まるのではと警戒しています

その中で景気見通しにネガティブな材料が出てくるのは通常より相場に下押し圧力がかかる可能性がありますので気を付けたいポイントだと考えています

海外系証券会社のオプションの動向ですが、ABNアムロとJPモルガンのオプションでの取引と225miniの取引のバランスが崩れている印象があります

225mini先物の建玉

そろそろ6月限の期日を迎えるのですが、それに向けてマイナス建玉を一気に減少させている印象です

ABNアムロはオプションの損益分岐点が26,250円で上目線、JPモルガンは26,750円あたりを中心にどちらかというと下落方向が強いもののおわん型に利益が膨らむ状態、この中で225miniのマイナス建玉を減少させているのは6月のSQ時点で日経平均が強くなることを見込んでいる可能性があります

ただオプション全体の状態としては、水曜日は建玉がほぼ同数でしたが、それ以外はPUT側がにぎわっている状態です

オプション全体の状態はPUT優勢、どちらかというと6月SQに向けて下目線の模様です

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物のCTAとグローバルマクロの動向ですが、CTAのモルガンが225ラージを弱気に傾けているように見えますが、これは9月限へのロールオーバーの可能性がありますので注意が必要です

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

グローバルマクロ3社のTOPIX9月限へのロールオーバーがマイナス気味に始まっていたのが心配でしたが、マイナス建玉の増加は火曜日のみの動きで止まっていて、225ラージではむしろモルガンのプラス建玉増加が目立っています

今のところ強い傾向を見つけることまではできませんが、悲観的な見通しになるような状況でもなさそうです

オプション全体ではマイナス方向に見ている傾向はあるものの、海外系証券会社の動向はニュートラルもしくは上目線と言う印象が強く、ここから底堅い値動きが現れるのではと言った感じがあります

チャートのテクニカルでは直近高安の半値基準、一目均衡表の雲と三角持ち合いの上値抵抗線、そしてエンベロープ中央線と様々な節目が煮詰まった状態になっていました

この中の値動きでも27,000円の節目は非常に高く、上抜けることはあってもそこで跳ね返される展開が続いていました

ただ次の月曜日の寄付きは時間外先物の動向から考えると27,000円を超えてくる見通しなので、この高かった上値抵抗線がここから1週間は下値抵抗線になってくれる可能性が出てきます

これで3月25日の高値を基準にした三角持ち合いの上値抵抗線を上抜けられるのはポジティブです

ただその先には9月14日の高値を基準にした三角持ち合いの上値抵抗線が控えていますので、ここを上抜けてこないと相場展開が変わったと判断するのは難しいでしょう

仮に上抜けができたとしても、変化する先は上昇相場では無く、ここまでの下落相場からまずは横方向レンジ相場への変化で、そこまで強気への転換ではない点には注意が必要かもしれません

インジケーターではADXは8台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは50台を横ばい推移、高安の中位に位置していて方向感は特にありません

MACDはシグナルの上抜けをした後は横ばい気味に推移して0に接近中、相場の方向感としてはプラス推移気味ではあるものの、これからの方向感を強く示唆するようなシグナルは出ていません

相場の方向感が出る前の煮詰まっていく展開と言った感じで、今のところどちらに動くのか予想をするのは難しい状況です

インジケーターで強気のシグナルなどはありませんので何とも言えない状況ではありますが、日足が推移する価格帯から考えるとここから1週間は強気見通しでいいのではと思えるレンジに突入していくと考えられます

以上のことからこれから1週間の日経平均は、三角持ち合いの上値抵抗線を試しに行く展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は三角持ち合い上限の強い上抜けです

この場合まずは28,400円を目指す展開に入って行くと考えられます

問題はそこからの値動きなのですが、25,700円から28,400円のレンジ相場へと入って行くのか、それともさらに上値を追っていくのか、今の段階ではちょっと判断できません

ただ方向感としては下落トレンド相場からは大きく抜け出すタイミングに入ったと判断できると思いますので、下値で強気にエントリーしやすい相場環境に変化していると思います

下落方向は27,000円の2営業日以上の終値基準での下抜けです

予想値幅下限としては26,800円まで考えていますし、日足が27,000円を下抜けることもあるかもしれないとは考えています

ただ2営業日連続で下抜けたりすると、もう1度27,000円が上値抵抗として立ちはだかる可能性が出てきてしまいます

特に週の最初の2営業日はアメリカ市場が月曜日に休場であることから日本株がどう動くのか予想が非常にしにくい所があります

ここまで時間外取引で27,000円を上抜けているのに、もう1度27,000円を下抜けてしまうと日経平均の今後の値動きはちょっとしんどいかもしれません

コメント欄で最短最速でFIREさんからご質問をいただいたナスダックが上昇に転じるタイミングに関してですが、私自身もやはり秋の中間選挙前後がポイントになるだろうと考えています

以前のコメントでめゆかのパパさんと天堂秋良(あきら)さんから今年11月に予定されているアメリカ中間選挙への動向に関してのご指摘をいただいてから色々調べているのですが、FRBの姿勢が中間選挙あたりから金融引き締めからニュートラルへと変化するのではという観測がある様で、この辺りがナスダックへの米長期金利上昇による下押し圧力が緩和されるタイミングになるのではと見込んでいます

FOMCの日程は9月以降で考えると11月1日から2日と12月13日から14日の2か所、ベージュブックのタイミングが10月20日と12月1日、中間選挙が11月6日ですので、早ければ10月20日前後辺りから、遅くても年末には反応が出始めるのではないかと考えています

ただそれまでの間にウクライナ情勢やアメリカや中国の景気動向など、かなり多くの不確定要素がありますので、相場に対してプラス材料になる可能性は大いにあるものの決定的な材料でも無いと言った感じです

ここから横ばい気味の展開になってしまうと、レバレッジ型のインデックス投資には逓減が発生してしまいますので、そこはこらえどころかもしれません

ナスダック100の投資信託を毎日購入している私も他人事ではありません

ちなみに私はそんな中、金曜日に中長期用に日本株を2銘柄結構な額を寄付きで購入しました

ここからアメリカ株が反落した場合は3%程度の下落を覚悟して購入したものだったのですが当日だけで2%下落して頭を抱えているのはここまでご覧いただいた皆さんと私だけの秘密です

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は横ばい、予想値幅は126円00銭から128円00銭です

予想値幅下限は直近安値の少し下の価格を、上限は5月23日と24日の高値の価格を目処に設定、一目均衡表の雲を目指して横ばい推移する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日はECBの7月利上げ姿勢から対ユーロでドルが売られ相対的に円が買われ円高に振れますがアメリカ株式市場の上昇を材料に債券が売られ米長期金利が上昇し円が売られ最終的には横ばい推移、火曜日はアメリカのスナップチャットを運営するスナップの業績見通し引き下げを嫌気して大幅下落、他のソーシャルメディア株にも売りが広がりナスダックが大幅下落し債券買われ米長期金利が低下し円高、水曜はECBパネッタ専務理事の緩やかな金融緩和解除発言受け対ユーロでドルが買われる流れで相対的に円が売られ円安、木曜日は黒田日銀総裁の発言を材料に円高推移しますがアメリカで発表されたFOMC議事要旨が安心感を誘う事になりアメリカ株式市場が上昇し債権売られ米長期金利は上昇し小幅円高、金曜日はアメリカで発表された4月個人消費支出の内容が好感され株式市場が上昇し米長期金利は小幅下落しますがドル円相場は小幅円安で引けました

非常に特徴的だったのが週前半と後半の株式市場への感応度の変化です

この傾向は米長期金利に顕著に表れていますので米10年債利回りのチャートで確認するとわかりやすいかと思いますが、水曜日以降はほぼ横ばい推移に変化しています

米10年債利回りのチャート

これはここまでFRBが金融引き締めに積極的であることから上昇していたところに景気悪化懸念から引き締めが弱まるのではと考えられ調整、現在市場は金融引き締めがそこまで積極的に行われないのではとの観測の中でFOMCを控えて身動きが取りづらくなっている状態ではと考えています

これから1週間の主なイベントですが、最も気になるのは水曜日に予定されている米地区連銀経済報告、ベージュブックの内容だと考えています

火曜
 5月シカゴ購買部協会景気指数
 5月消費者信頼感指数
水曜
 カナダ銀行政策金利
 米地区連銀経済報告
 5月ISM製造業景況指数
木曜
 4月製造業新規受注
金曜
 5月雇用統計

12地区の連邦準備銀行の経済状況報告が行われ、この結果がFOMCの判断材料となります

6月14日から15日まで開かれるFOMCで6月の利上げ幅と7・9月、場合によっては11月あたりまでの利上げ見通し、そしてバランスシート縮小に関してのアナウンスが出てくると思いますが、ここで市場が考えている以上に強い引き締め観測が出てくると米長期金利の上昇につながり、強い円安推移が出てくる可能性はあります

どのような内容が出てくるかわかりませんので全く無風でイベントを消化する可能性もありますが、気を付けておきたいイベントです

木曜日の4月製造業新規受注ですが市場予想では悪化見通しですので、債券買いで米長期金利が低下し円高要因になる可能性がありますので注意が必要かもしれません

それ以外で一応気を付けておきたいのが週末に予定されている5月雇用統計です

毎月第1週が含まれる予想動画では繰り返しお話ししていますが、雇用統計があると内容にかかわらず為替相場の値動きが急変することがあります

ここ最近の雇用統計ではそのような値動きが見られていないのでそろそろお話ししなくても良いのではとも思うのですが、個人的にトラウマになるようなことが今まで何度もありましたので、一応気を付けておいてください

ドル円にはニュートラルだと思いますが水曜日のカナダ銀行政策金利では50bpの利上げ見通しですので、カナダドルを取引されている方はご注意ください

チャートのテクニカルではエンベロープ下限を下回った日足はそのまま横ばい推移、エンベロープ内に戻りはしたものの火曜日の大幅下落は予想外の値動きで全体的に考えていたよりも円高気味に推移しています

火曜日の大幅下落が無ければほぼ予想通りでしたが、週半ばの時点では相場の流れが変わるかもしれないという危機感を覚えました

今のところ米長期金利の動向も落ち着いていますし、株式市場が急落しそうなイベントもなさそうですので、ベージュブックなどのイベントで米長期金利の上昇が起こらない限り一目均衡表の雲を目指して横ばい推移するという予想を継続していいのではと考えています

調整に入った当初はエンベロープ中央線の上下辺りを推移する展開を予想していましたので、現在の水準は予想よりかなり円高気味ですのでその点は不安材料ではありますが、通常のドル円相場の推移はエンベロープを大きく抜けることが少ないですので、テクニカル的には今後も126円30銭あたりを底値に推移する展開になっていくのではと考えています

一目均衡表の雲に接触した後はそのまま雲の中へ横ばい気味に入ることがありますが、おおむねその後は雲の上側に抜けてきます

よほど強い要因、例えばですがFRBが今後の金融引き締め姿勢を大きく転換したなどの材料で米長期金利の大幅な低下などが起こらない限りは、テクニカル的にはここから円安方向へと動くよく見られる展開へと入って行くのではと考えています

インジケーターではADXは36台を下落中で相場の方向感が無くなるタイミングに入っていると判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

RSIは45台まで下落、少し横ばい気味に推移していますが過熱感が抜けてレンジ相場であれば底値にしやすい水準である40も近づいていますので、そろそろ円高推移が止まるかもしれません

MACDはシグナルの下抜けをしてから一方的に下落中ですが、シグナルとの乖離幅が広がっていたところからだんだん狭まる段階に入ってきました

これもそろそろ円高調整が終わりに近づいていることを示唆していると思います

シグナルとしてはっきりと出ているわけではありませんが、インジケーターの傾向はここまで円高方向に調整していたドル円相場がそろそろ底値を付けたのではと思わせる予兆が見られると言った感じです

週末にかけての値動きで気になったのが、株式市場が上昇すると債券が売られ米長期金利が上昇しドル円相場は円安方向へと推移するという流れが崩れていることです

債券市場から資金を引き揚げなくても別の所から資金が流入している可能性、例えばですが配当の再投資などがそれにあたりますが、そのような形で株式市場が上昇している可能性はあるものの、どちらにしても債券市場はしばらく膠着感が強まる可能性があります

債券市場の資金が動けなくなっているとすると、これからしばらくはドル円相場の値動きは緩慢になるかもしれませんが、そのような中で材料視される可能性のある水曜日のベージュブック、そしてFOMC前の1週間でブラックアウト期間に入る6月第2週での債券市場での資金の動向の急変には、動き始めるといっぺんに同一方向へと進む可能性もありますので注意した方がいいかもしれません

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は128円00銭の上抜けです

予想値幅上限の価格ですが、ここを上抜けるとそのまま直近高安の半値基準128円85銭付近まで上昇する可能性があります

そこから上昇しても130円00銭手前までで一度反落するとは思いますが、そのまま一目均衡表の雲から離れて円安推移を継続する可能性もあります

ここから1週間のイベントを考えると可能性としてはベージュブックで強い金融引き締め姿勢が出てきて米長期金利が一気に上昇した場合に起こるかもしれない値動きではありますが、6月のFOMCを控えてそこまで一方的な値動きが出てくるのかはちょっと疑問です

ただ128円00銭の上抜けは130円00銭までの円安推移につながるかもしれない点には注意が必要だと思います

下落方向は126円00銭の下抜けです

一目均衡表の雲を下支えにする場合、値動きのイメージとしては雲の上側を沿うように推移する感じになります

これから1週間の値動きで126円00銭を下抜けてしまうと、その値動きをするためにはかなり急激な円安推移を伴わなければ無理になってしまい、一目均衡表の雲上側を下支えにした推移が難しくなって、そのまま崩れるように円高推移が始まってしまう可能性が出てきてしまいます

ここからまだ一方的な円高調整が続く場合、一目均衡表の雲が下支えになるという予想は一旦捨てた方がいいかもしれません

アメリカ市場のリスクオンによる株式市場の上昇は通常であれば米長期金利の上昇も伴います

ただここまでの1週間の値動きではその動きには変化が見られます

値動きが緩慢になるとボリュームを増やして対応したくなるところですが、いつもとはちょっと違う相場環境に入り始めていることを意識しながら注意深く相場を見ていかないと、考えてもいない方向の相場変動に大きなポジションで巻き込まれることも考えられますので、ここから1週間はそのあたりも気を付けて対応した方がいいかもしれません

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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