株式市場の底値模索とドル円相場にかかる景気悪化懸念による円高バイアス

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円相場の予想と、予想外の動きをした時の注意ポイントのブログと動画、週間株価指数予想です

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ニューヨークダウの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は29,800ドルから32,700ドルです

予想値幅下限は2021年1月29日に付けた安値の価格を、上限は5月17日の戻り高値の価格を目処に設定、下値模索をする展開を予想します

ただ値幅としては上限の価格を高めに設定、ニューヨークダウの反発タイミングがいつになるのか判断が難しいため、仮に反発した際の高値目処にも対応しておきたいと考えています

ここ1週間のニューヨークダウの値動きですが、月曜は原油価格の上昇で石油やディフェンシブ株に買いが入り上昇、火曜日は4月小売売上高の結果を好感し消費関連やハイテク株に買いが入り続伸、水曜は小売りのターゲットの決算が市場予想を下回り大幅下落、木曜日もインフレの企業業績圧迫懸念が重荷になって強めに売られますが押し目買いも入り十字線で下落、金曜日は再度下値を試しに行きますが買戻しが入り小幅高で引けました

週初は持ち直しの見られたニューヨークダウでしたが、週末にかけては原材料価格上昇による物価上昇、いわゆるコストプッシュインフレによる景気悪化懸念で強い下落をする結果となっています

これから1週間の主なイベントですが、4月と5月の物が入り混じります

火曜
 5月製造業・サービス部門・総合
       購買担当者景気指数
 4月新築住宅販売件数
 5月RIC連銀製造業指数
水曜
 4月耐久財受注
 FOMC議事要旨
木曜
 1-3月期四半期GDP
金曜
 4月個人消費支出
 4月個人所得
 5月ミシガン大学消費者態度指数確報値

5月30日休場

金曜日の5月ミシガン大学消費者態度指数は確報値ですので、材料としてはよほどブレない限りニュートラルでしょう

火曜日の5月PMIは若干悪化見通し、5月リッチモンド連銀製造業指数は市場予想では悪化見通し、ニューヨーク連銀やフィラデルフィア連銀の発表内容を考えても楽観視するべきではないでしょう

最近の相場は景気の先行きが悪化傾向なのではと考えざるを得ないような数字が出始めていますので、火曜日の両発表は懸念の裏付けになってしまう可能性があります

同様の意味合いで水曜日のFOMC議事要旨も要注意です

利上げに対してハト派の内容が出てくることはまず考えられませんので、良くてニュートラル、場合によっては金融引き締め積極化懸念から株式市場への下押し圧力になる可能性があります

4月の発表内容としては火曜日の4月新築住宅販売件数、水曜日の4月耐久財受注、この2つは若干悪化傾向ですが恐らく無事通過、金曜日の4月個人所得は横ばい見通しですので材料としてはニュートラルです

気になるのは金曜日の4月個人消費支出で、これが前月比0.5%程度マイナスで出てくるかもしれません

既に製造業景気指数で景気悪化懸念が出ている中で、通過した4月の個人消費でも落ち込みが確認されると、再度下押し圧力になってしまう可能性があります

発表される経済指標などの内容は相場を下押しする可能性が高いものが多そうだという印象です

それと5月30日の月曜日は戦没者追悼記念日で休場となりますのでご注意ください

チャートのテクニカルでは金曜日の取引では30,600ドル台まで下落、終値基準では31,000ドルの上側を維持しているとはいえ、かなり下値を試してきました

30,600ドル周辺は2021年3月4日に下値を試した水準ですが、下値支持としてはそこまで強くない場所だと考えています

仮にもう少し下値を試すのであれば、2020年11月から2021年1月にかけて横ばいした29,000ドルから30,000ドル、そして2021年1月29日に安値を付けた29,856ドル、この辺りが強い下値支持になるのではと考えています

金曜日の終値基準で考えると、安値までの値幅が2%以上とかなり広くなっていて、ここから1週間で更に下値を試しに行くのか判断が難しい所ですが、仮に試しに行ったとしてもこの辺りが下値支持になるのではと考えています

通常の値動きであれば4月21日の高値からすでに13%以上下落していて反発をするタイミングが近いと考えても良さそうなものですが、ボリンジャーバンド中央線からは距離があり、4月21日の高値を基準とした上値抵抗線もエンベロープ中央の線もまだまだ上に位置しています

せめて金曜日の日足が陽線であればここから反発する可能性に賭けてエントリーすることも考えられましたが、個人的にはまだかなり危険な状況だと判断しています

インジケーターではADXは23台後半を上昇推移、現在はトレンド相場になっていると判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

MACDはシグナルとの乖離幅は一旦縮める場面はありましたが再拡大、週末にかけて乖離幅は横ばい推移していますが、相変わらず下落トレンドからの転換ポイントがうかがえない状況です

ここまで強い下落トレンドが発生してしまうと、日足が一旦底値で横ばい推移した後、MACDのシグナル上抜けの確認、もしくはその直前まで様子を見ないと相場が反転したと判断するのは危険な状況だと考えています

RSIは34台を下落中ですが、こちらもまだ安値に接近はしたものの強い一方的な下落からの自律反発をうかがわせるような状況でもありません

ここまでのあまりに強い下落から、いい加減に底値を付けても良いのではと考えたくなるのですが、今のところ反発の予兆は感じられません

せいぜいエンベロープ下限への接触を行って、強い下髭を出していて、2営業日横ばい気味になったので底値の可能性はあるかもと言ったくらいです

仮にここで反発したとしても上値は32,700ドルまで、そこで反落して31,200ドルを試しに行って逆三尊、トリプルボトムを形成するなどの動きを見せないと、相場の反転とは判断できそうもありません

仕掛けるならここからの反発を確認して、再度安値を試しに言ったタイミングでも十分だろうという事もあり、無理をして手を出すことは無いと判断しています

予想としてはこのまま下落推移、ただここまで相場が荒れてしまうといつ反発するのか予想することは難しく、仮に月曜日から上昇を開始したとしても再度下押しされてトリプルボトムになる可能性が高そうなことを考慮しつつ今週の予想と値幅を設定したと言った感じです

本来の予想であればもう少し決め打ちしたいところですが、今週に関しては予想に少し柔軟性を持たせた方がいいと思いますし、予想に柔軟性を持たせたとしても今が買いタイミングでは無いという判断に変わりはないため私個人の投資スタンスとしては優柔不断な内容と見えるかもしれませんがこの予想で行こうと思います

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、下値模索をする展開を予想しますが予想値幅上限は念のため広めにとっておこうと思います

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は32,700ドルの強い上抜けです

仮に上昇推移しても再度下押しして買いチャンスが来ると見込んでいるニューヨークダウですが、ここから1週間で32,700ドルを強く上抜ける値動きを見せてきた場合は、再度下落をしたとしてもあまり大きな調整にはならない可能性が出てきます

仮に下落したとしても32,700ドル周辺までで再反発、場合によっては押し目のタイミングが無いまま強い上昇を継続してしまう可能性があります

そのような値動きが起こる場合、特徴的なのは連続陽線が発生することです

どこかのタイミングで連続陽線が発生、そのまま強い勢いで32,700ドルを上抜けてきた場合には特に注意が必要だと思います

下落方向は29,000ドルの下抜けです

予想値幅下限29,800ドルから下には29,000ドルまで比較的厚めに取引がありましたが、そこも下抜けてしまうと次の下値目処は27,500ドルか26,500ドルとかなり下値目処が切り下がってしまいます

まだ下落する可能性を考慮しているため予想値幅下限は金曜日の引け値31,261ドルからはかなり下に設定してありますので、さらにその下29,000ドルまではかなり値幅があるので注意ポイントとしては活用しにくいのですが、予想外に下落のスピードが速くなってきた場合には下値目処が27,500ドルか26,500ドルあたりまで切り下がる可能性を考慮してポジションを調整した方がいいと思います

ナスダックの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は横ばい、予想値幅は10,800ポイントから12,000ポイントです

予想値幅下限は2020年10月30日の安値の価格を、上限は5月17日の高値の価格を目処に設定、ボラティリティを伴いながら方向感なく上下に推移する展開を予想します

ここ1週間のナスダックの値動きですが、月曜日はFRBの金融引き締め積極化姿勢を警戒しハイテク株に売りが出て下落、火曜日は4月小売売上高が市場予想を上回りハイテク株にも買いが入り上昇、水曜日は小売りのターゲットが市場予想を下回る決算を発表し大幅安したことでコストプッシュインフレが意識されハイテク株にも売りが出て大幅下落、木曜日もインフレ懸念で売りが出ますがここまでの大きな売りに対する買戻しが入り小幅安、金曜日は反発して寄り付くものの引き続きインフレ懸念で売りが出ますが買戻しが入り小幅安で引けました

これまでのナスダックの動向は米10年債利回りに反比例することが多かったのですが、ここ1週間の値動きに関しては同じ方向に推移していて、米長期金利の上昇によるハイテク株の押し下げから、景気悪化懸念による株価の押し下げへと局面が変化していることが確認できます

これから1週間の主なイベントですが、おおむねニューヨークダウと同様ですが、景気悪化懸念が米長期金利への下落圧力をかける傾向がありますので、ニューヨークダウに比べると極端な景気悪化懸念でなければナスダックへの下押し圧力はニューヨークダウに比べて弱いものになる可能性がある点には注意が必要だと考えています

火曜
 5月製造業・サービス部門・総合
       購買担当者景気指数
 4月新築住宅販売件数
 5月RIC連銀製造業指数
水曜
 4月耐久財受注
 FOMC議事要旨
木曜
 1-3月期四半期GDP
金曜
 4月個人消費支出
 4月個人所得
 5月ミシガン大学消費者態度指数確報値

5月30日休場

ただこの1週間のように極端に弱い先行き見通しが出てきてしまうと、米長期金利の下落はナスダックにとってもポジティブな材料にならないことがある点には注意が必要だと思います

それ以外にはやはり米長期金利への大きな影響が心配されるのはFOMC議事要旨です

FOMC後のパウエルFRB議長の定例記者会見で伝わっている内容以上の物は出てこないとは思いますが、改めてFRBの金融引き締め姿勢の強さを意識させられると米長期金利が再上昇して、ナスダックには強い下押し圧力になるかもしれない点には警戒した方がいいだろうと考えています

仮に米長期金利が上昇しないパターン、FRBの金融引き締め積極化姿勢から景気悪化懸念が強まり債券買いが強まると米長期金利は低下、ただその際にはナスダックを含む株式市場全体に強い下押し圧力がかかり相場の下落を招いているだろうと予想されます

今週のイベントはナスダックにとってもどちらかというとネガティブだと判断しています

それとダウの所でもお話ししましたが5月30日の月曜日は戦没者追悼記念日で休場となりますのでご注意ください

チャートのテクニカルでは、いったん反発してエンベロープ内に戻りボリンジャーバンド中央線も上抜け相場が好転するかどうかの場面まで値を戻しましたがそこから反落、金曜日は下値模索までしてしまいました

木曜日と金曜日の終値が近く、ニューヨークダウ同様に一旦の底値形成期待が高まるところですが、金曜日の日足は下髭が長いものの陰線でまだこれから上昇すると判断するには少し厳しい状況です

終値はボリンジャーバンド中央線の下になっていて相変わらずボリンジャーバンド中央線に頭を押さえられる下落相場の中にいますし、4月5日の高値から引いた上値抵抗線への距離もまだ広い状態です

5月12日の安値との位置関係で考えると終値基準ではダブルボトムを形成した可能性はあるものの、ダウントレンドが続いていると感じています

しばらくは上値が重い状態が続きそうな印象です

インジケーターではADXは29台半ばを上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

ナスダックのインジケーター

MACDは横ばい推移へ変化していて、シグナルとの乖離幅を縮小中です

MACDのシグナル上抜けは、ダウントレンドは継続しながらも相場の一旦の反発タイミングが近いのではと感じさせる兆候です

RSIは下落した後36台を横ばい推移、低位ではありますが安値圏に入っているわけでもありません

安値を更新している中でもそこまで低下していないことから、ダイバージェンスを起こしていると判断することはできるかもしれません

その場合、ナスダックの反発は5月17日の高値を超えて強い推移を見せてくる可能性があります

インジケーターからはここが底値となっていったん反発局面に入る可能性が高まっていますが、相場全体の方向感は相変わらずダウントレンドであると言った印象を受けます

経済イベントの内容からも極端に強い値動きに発展するとは考えにくく、かといって値動き自体はいったんの底値を作るようなシグナルが出そうな状況です

以上のことからこれから1週間のナスダックは、ボラティリティを伴いながら方向感なく上下に推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は12,000ポイントの強い上抜けです

12,000ポイントをしっかりと上抜けてきた場合、ナスダックのチャート形状はダブルボトムだったと判断することができる環境になります

この場合下値目処となる安値は12,250ポイントか12,500ポイントになると思いますので、抜けてしまった場合はそのあたりで買ってしまった方が無難かもしれません

もちろん再度下押しする可能性は残りますがダブルボトムで反発しているのであれば下落しても12,000ポイントまでと、そこまで強い反落にはならないと考えられます

予想が外れて強い上昇がみられた場合はすぐに買いに入った方がいいかもしれません

下落方向は10,800ポイントの下抜けです

この場合次の下値目処は10,500ポイントだと考えていますのでそこまで危ない状況ではないとも考えられるのですが、仮に10,500ポイントを下抜けてしまうと次の下値目処は9,000ポイント周辺まで一気に切り下がります

現在のナスダックは12,500ポイントを下抜けるかどうかの瀬戸際にいた時期と同じような状況になっていて、10,500ポイントまでの下落でも1つの谷を作る形になってしまいますが、そこを下抜けるとさらに深い谷が待っています

今のナスダックの水準はかなり際どい価格帯で底値を形成するかどうかの上下の推移をしている状態だという事を頭に入れながらポジションを取った方がいいと思いますが、あまりに下押しが強すぎる場合はリスクとリターンのバランスを一度見直した方がいいかもしれません

日経平均の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は横ばい、予想値幅は25,900円から27,600円です

予想値幅下限は3月9日と5月12日の安値を結んだ下値抵抗線の5月27日時点の価格を、上限は4月21日の高値の価格を目処に設定、方向感なく上下する展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は前営業日の米株高を受け上昇も時間外の米株価指数が下落して上げ幅縮小も上昇、火曜日は上値が重いものの原油関連株への買いと経済活動正常化期待から上昇、水曜日はやはり上値が重いもののアメリカ株式市場の上昇を受け上昇、木曜日は米大幅下落を受け下落も後場は日銀のETF購入観測から下げ幅縮小する展開、金曜日は中国の住宅ローン金利引き下げ発表を受け景気回復期待から外需株中心に買いが入る展開で上昇して1週間を終えました

上値は重いものの下値も堅いという、方向感の強弱の判断が難しい相場展開が続いています

これから1週間の主なイベントですが、金曜日に5月東京都区部消費者物価指数が発表されます

金曜
 5月東京都区部消費者物価指数

4月の東京都区部消費者物価指数が1.9%、その後に発表された4月の全国消費者物価指数が2.5%と、完全に連動しているわけではありませんが、今回も市場予想は2.0%とかなり高い数値となっていて、これによって今後に発表される5月全国消費者物価指数の内容も高くなるだろうと推測できますので、アメリカ同様コストプッシュインフレが意識され、株式市場への下押し圧力が発生するかもしれない点には注意が必要だと考えています

それ以外は、今週もアメリカ株の動向に相場の流れを左右される展開となるのではと思います

海外系証券会社の動向ですが、オプションではABNアムロとJPモルガンで225miniとの連動性がちょっと取れていないトレードが見受けられました

225mini先物の建玉

極端な方向性を出している雰囲気は無いものの、どういう意味合いなのか判断が難しくて正直困っています

ABNアムロのオプションの損益分岐点は26,500円から上目線、JPモルガンは全般的に利益が出る状態で利益幅は下落するほど出る状態、225miniの建玉残はどちらもマイナスが大きくなっている状態です

オプション全体としては火曜日以降建玉の多さはPUTが優勢でしたが金曜日にCALLの方が多く変化してきました

この辺りは相場の転換を意識した動きかもしれません

CALLで建玉が多いのが27,000円、ここは相場の転換点として意識される節目だと考えられますので、今後も27,000円を上抜けて推移する動きに移行できるかどうかが相場の流れを占うポイントになってきそうです

225ラージ先物とTOPIX先物では、CTAの2社に目立った動きは無いものの、グローバルマクロのシティは売り傾向、ゴールドマンは買い傾向と方向感が割れています

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

むしろここまで弱気転換したのかと思われていたJPモルガンは変動幅が縮小してきました

オプションや先物の動向からは相場の転換が起こりそうなのかもしれないと言った感じですが、上昇しても上値は27,000円あたりが当面の勝負所になりそうだと言った印象です

チャートのテクニカルでは水曜日の反発は直近高安と大きな高安の半値基準で頭を押さえられるように反落していて、ここは27,000円周辺なのですが上値抵抗として結構強い印象があります

水曜日にエンベロープの中央線を大きく上抜けたのは良かったのですが木曜日には窓開けをして下落と、なかなか強気に転換できません

それでも金曜日に窓埋めをできたのはポジティブな材料です

9月14日の高値を基準にした上値抵抗線と3月25日の高値を基準にした上値抵抗線を引いていますが、この2か所を上抜けてこないと、相場転換が起こったと判断するにはちょっとタイミングが早いかもしれません

今のところ3月9日と5月12日の安値を結んだ下値抵抗線と2本の上値抵抗線の三角持ち合いの中で推移していると言った感じではと考えています

ただ2本の上値抵抗線に比べて、下値抵抗線は弱い可能性があり、ちょっと相場が弱気に傾くとすぐに下抜けてしまう可能性があるかもしれないとも思っていますので、その点は頭に入れつつ見ていきたいなと考えています

昨年9月からの値動きで考えると、いまだにダウントレンドの最中である可能性が残っている点には注意した方がいいと思います

インジケーターではADXは10台を横ばい推移、現在はレンジ相場だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは50台を上昇推移、ちょっと方向感がつかみにくい感じになっています

高安の中心の50に絡むような推移になっていますので、このまま60まで上昇できるようであれば横方向レンジ相場へと移行していきそうです

逆にここで押し下げられるようであれば、依然として下落方向のレンジ相場と判断した方がいいと思います

横ばい気味のレンジ相場であれば40から60の間での推移、下落方向のレンジ相場であれば30から50の間での推移と言った感じになると思います

MACDはシグナルの上抜けをして横ばい推移、方向感は掴みにくい状況なものの、シグナルの上抜けを見せていることからも一旦は相場が上昇しやすい環境になっている可能性があります

ここから日経平均の相場が下落基調から横ばいもしくは上昇方向へ転換できるかどうかは、月曜日以降に上昇を維持できるかどうか、そして27,000円の上抜けを達成できるかどうかにかかっていそうです

予想値幅も27,000円までとしても良かったのですが、最近の日経平均は日中のボラティリティが高い傾向がありますので、余裕幅を持たせておきたいと思います

ただ27,000円を上抜けられなかった日経平均は下落気味のレンジ相場、27,000円を上抜けた場合は横方向のレンジ相場へと変化していくものと考えられますので、同じ方向感のない上下であっても27,000円を上抜けた場合は相場観が少しポジティブに変化する点は注意したいところだと考えています

以上のことからこれから1週間の日経平均は、方向感なく上下する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は27,700円の上抜けです

上昇方向の注意ポイントで大事だと考えているのは価格帯よりも三角持ち合いの上値抵抗線を上抜けられるかどうかだと考えています

今のところ日経平均は2つの上値抵抗線を持った三角持ち合いの中を推移していると考えていますが、この上値抵抗線を上抜けすることができると、相場全体の方向感が一旦上目線になる可能性があるのではと考えています

その場合でも上値目処は28,300円か29,400円あたりに限られてしまうとは思いますが、それでももう少し値動きのある上下動に変化していくのではと考えています

相場の雰囲気が少し改善すると思いますし、全体の値幅が広がると思いますのでその点に注意が必要だと思います

下落方向は25,600円の下抜けです

三角持ち合いの可能性はあるものの下値抵抗線はそこまで強い抵抗線では無いと考えています

どちらかというと25,700円あたりの下値抵抗の方が強いのではと言った印象があります

日経平均の値動きは底堅いものがあることから予想値幅下限は25,900円に設定していますが、下落した場合再度下値を試す可能性もあるだろうとは考えています

ただ25,700円を下抜けてしまうとそこからは再度24,700円を目指す下値模索相場へと戻ってしまいます

レンジ相場とは言え下落推移傾向のある相場展開へと再度入ってしまいますので注意したいポイントだと思います

注意ポイントは25,700円でもいいかと思うのですが少し余裕をもって25,600円に設定しておこうと思います

経済指標の発表から目新しい材料が出てくればいいのですが、これから1週間の予定でもそれはちょっと厳しそうです

今回は悪材料出尽くしの自律反発からの相場転換くらいしか今のところ希望は無いのですが、アメリカ株の水準は売られ過ぎと言えば売られ過ぎです

日本株は下値も堅いですし、ちょっとボリュームに気を付けながら買いを入れ始めても良いかもしれないとは思い始めています

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は横ばい、予想値幅は127円00銭から129円20銭です

予想値幅下限は5月19日の安値の価格を、上限は直近高安の半値基準の価格を目処に設定、円安気味に横ばい推移する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日はニューヨーク連銀製造業景気指数が市場予想を下回り先行き不安から債券が買われ米長期金利が低下し円高、火曜日は株式市場が上昇し米長期金利は上昇し円安、水曜日は株式市場の大幅下落から債券に買いが入り米長期金利は低下し円高、木曜日はFRBの金融引き締めによる景気減速懸念から米長期金利が低下し円高、金曜日は株式市場が下落し債券が買われ米長期金利が低下しますがドル円相場は方向感なく推移してほぼ横ばいの円安で取引を終えました

景気見通し悪化懸念から債券が買われ米長期金利が低下し円高推移、これが繰り返された1週間と言った印象です

これから1週間の主なイベントですが、まず気になるのは水曜日のFOMC議事要旨です

月曜
 ベイリーBOE総裁発言
火曜
 独5月製造業・サービス部門購買担当者景気指数
 米4月新築住宅販売件数
水曜
 NZ中央銀行政策金利
 ラガルドECB総裁発言
 黒田日銀総裁発言
 米4月耐久財受注
 FOMC議事要旨
木曜
 米4月中古住宅販売件数
金曜
 米4月個人消費支出
 米4月個人所得
 米5月ミシガン大学消費者態度指数確報値

ここでFRBの強い金融引き締め姿勢が再確認された場合米長期金利への上昇圧力となり、円安推移を見せてくる可能性があります

ただ同日に発表される米4月耐久財受注は微減見通しですので、これは景気後退懸念から米長期金利を押し下げる可能性があります

今のところ火曜日に発表されるドイツの5月購買担当者景気指数は横ばい見通しで材料としてはニュートラルだと判断していますが、予想外に悪い内容が出てきた場合は世界経済悪化懸念から円高要因になります

同日発表される米4月新築住宅販売件数は微減、金曜の米4月個人消費支出も悪化見通しと、景気回復懸念が台頭して米長期金利が押し下げられる可能性の高いイベントが多い印象があります

ドル円相場には大きな影響は無いと考えていますが、水曜日のニュージーランド中央銀行政策金利では50bpの利上げが見込まれていますのでニュージーランドドルを取引されている場合にはご注意ください

チャートのテクニカルでは円高推移し始めたドル円相場は、一旦の下値目処4月27日の安値に面合わせする場面まで下落、そこから反発しています

概ねエンベロープ内に収まる推移で、今後もこの傾向が続いていくだろうと予想しています

ここまで上昇一辺倒だったことからエンベロープの角度も上昇していましたが、この1週間の調整相場で方向感が下落気味に変化しています

ここからは概ねこのエンベロープの範囲内での推移に終始すると思いますが、まずはここから1週間でエンベロープ中央線下の価格を推移して底値固め、次の週にエンベロープ中央線に絡みながら推移、その次の週には一目均衡表の雲を下支えに再度円安推移を見せてくる展開に入って行くのではと見込んでいます

3つ目の円安推移の過程ですが、これに関しては多少後ずれする可能性もありますので、あくまでイメージではこのような形になると予想していると考えていただければと思います

インジケーターではADXは42台まで下落中で、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

MACDも同様に急落中でシグナルとの乖離幅を広げていましたが、週末にかけて乖離幅は一定になり始めています

今のところここからさらに極端な調整に入ることは無さそうです

RSIは49台まで低下、やっと通常の相場であれば中間点に戻ってきた感じです

方向感なく横ばい推移する場合は概ね40~60の間で推移しますので、RSIからはここからどちらに動き始めても特におかしくない状態に入っていると考えています

極端な方向感は出ていませんが、MACDのシグナルとの乖離幅が広がらなくなってきたことと、RSIが一旦の中間点の50を下回ったことから、一旦は強い下落から反発してもおかしくないタイミングかなと言った印象を持っています

米長期金利の上昇は今後も続くものと考えられますので基本はやはり円安推移しやすい環境になるかと思いますが、景気見通しの悪化懸念が台頭するたびに資金が債券へとシフトすることで米長期金利が低下、ドル円相場も下落する傾向が続いています

米10年債利回りのチャート

今週に関しても発表される経済指標の内容はどちらかというとネガティブで、先行き悪化懸念を払しょくできるような強いものがあるとも考えにくい状態です

ただFOCM議事要旨の内容からFRBの利上げ姿勢を再確認することで米長期金利の再上昇が起こる可能性はありますので、ドル円相場のここまでの調整の下落は一旦止まるのではと判断しました

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、円安気味に横ばい推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は130円00銭の上抜けです

5月17日は129円78銭まで上昇していますが、恐らくこれから1週間の上値は上昇してもここまでだろうと考えています

予想外にドル円相場の円安推移が強い場合、130円を上抜ける可能性はあるかもしれませんが、それでも上値目処は131円周辺、エンベロープ上限に達したところまでだろうと見込んでいます

今のところ注意ポイントに設定したとしてもそこまで値幅があるとも考えていないためあまり警戒することはないとも思うのですが、そこから先の131円やエンベロープ上限を上抜けた場合、再度一方的な円安推移が起こる可能性は残っています

この可能性はかなり低いと思いますし、これから1週間では起こらないだろうとも思ってはいます

ただ妙に強く130円の上抜けを見せた時は、エンベロープ上限への接触辺りで上昇が止まるか身構えた方がいいかもしれないという意味合いで上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は127円00銭の下抜けです

これは相場が総悲観になっている場合のパターンだと考えられます

景気見通し悪化懸念が引き続き高まっている状態で株式市場などへの強い売りが発生、債券への買いが集まり米長期金利も低下することでドル円相場にも一気に巻き戻しの円買いドル売りが入り円高推移に拍車がかかります

チャートのテクニカル的には一旦の下値目処は121円から122円周辺ですが、このタイプの下落は相場のパニックが収まるまで続いてしまいますので、下値目処があてになるのか微妙なところがあります

私自身の感覚がおかしい可能性はありますが、今のところ株式市場は景気悪化懸念を折り込む形で通常の調整相場に入っていると判断していて、いわゆるパニック売りなどには発展していないと考えています

そのためこのままドル円相場が無秩序に円高推移を継続するとも判断していません

ただ株式市場が総崩れになるかどうかの瀬戸際にいることも確かですので、景気見通しがあまりに悲観に傾いて相場がパニック売りに襲われる場合などはこの値動きが起こる可能性がありますし、上昇方向の注意ポイントに比べると発生確率は高いと思いますので、予想外に強い円高推移が発生した場合は下値目処が無くなってしまうかも知れない事も考慮に入れながら取引に臨んだ方がいいだろうと考えています

米長期金利の動向は基本的にFRBが利上げを行うかどうかで上下していて、ドル円相場もその影響をダイレクトに受けるという流れ自体が大きく変化したわけでは無いと思います

ですが目先の値動きは、直近の景気動向が悪化する可能性が高まることで債券が買われ米長期金利が低下、ドル円相場には下押し圧力となっています

1日経つと方向感が反対に変化してしまうかもしれないかなり不安定な相場環境が続くと予想されますので、引き続き経済指標の発表内容には注意しておいた方がいいのではと思います

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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