戻り高値の罠を仕掛ける株式相場と、円高には触れにくいドル円相場

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円相場の、週初からの振り返りと週末までの予想のブログと動画、週間株為替予想です

自分の投資のためにしている予想をブログと動画にしていますので、楽しんで見ていただければ幸いです

私は投資に生活が懸かっていますが、皆さんまで泥沼にはまる必要はありませんので、投資をする際にはあくまで自己責任でお願いいたします

毎週水曜日と土曜日にブログ更新と動画配信をしていますので、チャンネル登録やコメント欄への書き込み、グッドボタンバッドボタンで反応をしていただけると励みになりますのでもし気が向いたらお願いいたします

ニューヨークダウの週初からの振り返りと週末までの予想

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

5月16日からのニューヨークダウの予想は横ばい、予想値幅は31,200ドルから32,800ドルに設定しました

予想値幅下限は直近安値の価格を、上限は3月半ばに底値を固めた価格を目処に設定、反発はするもののもう1度底値を試しに行く展開を予想しました

週末までのニューヨークダウの予想は週初の内容を継続します

月曜日は原油価格の上昇を受けて石油株への買いが入り、それ以外にもディフェンシブ株への買いで小幅高、火曜日は4月小売売上高の市場予想を上回る内容を好感して消費関連株やハイテク株に買いが入り上昇して終えています

火曜日のパウエルFRB議長の発言内容はインフレが明らかに低下している証拠を確認するまで金融引き締めを続けるというもので、場合によっては今以上に積極的な行動を検討する必要があるという踏み込んだ内容の物でしたが、火曜日の時点では株式市場には材料視されずに通過しています

ただこの発表を受け米10年債利回りはしっかりと上昇を再開していますので、その点には注意が必要だと思います

米10年債利回りのチャート

チャートのテクニカルでは先週末に底値を付け反発したニューヨークダウは今週に入ってからも好調に上昇、3月8日に付けた安値を上回る水準まで値を戻してきています

ボリンジャーバンド上限を上回る推移を見せていて、これは今後の相場の方向感が改善する可能性を示していると思います

今週の予想値幅上限32,800ドルに接近していて、非常に好調な反発を見せています

難しいのは相場の転換が本当に起こったのかどうかの判断だと思いますが、まずは半値戻しの33,400ドルの上抜けが起こらないと大丈夫そうだと判断するのはちょっと早いかもしれません

ここから週末にかけて予定されている経済指標の発表内容は住宅関連が主なものになりますが、こちらは基本的に悪化見通しです

月曜
 5月NY連銀製造業景気指数
火曜
 4月小売売上高
 パウエルFRB議長発言
水曜
 4月住宅着工件数
 4月建設許可件数
木曜
 5月PHL連銀製造業景気指数
 4月中古住宅販売件数
 4月景気先行指標総合指数

月曜日にあまり材料視されずに通過した5月ニューヨーク連銀製造業景気指数は景気の先行指標として見るもの、火曜日に発表された4月小売売上高は過去の経済状況がどうだったか確認するもの、そしてこれから発表される住宅関連は個人消費の先行指標ですので、傾向としてはニューヨーク連銀製造業景気指数と似通ったものになる可能性が高いです

それでもニューヨークダウが水曜日以降に強い上昇をできるのであれば、相場の方向感が変化したと判断できるのではと思いますが、今のところ個人的には懸念材料が多すぎると言った印象を持っています

インジケーターではADXは20台を横ばい推移、週初の予想ではトレンド相場への切り替わりと判断していましたが、再度方向感が無くなってきています

ニューヨークダウのインジケーター

このまま相場が上昇を続ける場合、レンジ相場へと入って行く可能性があります

ただ予想としては水曜日以降のニューヨークダウは軟調な値動きとなって再度ADXは上昇傾向となるのではと見込んでいます

ただこれは予想であって、ADXの動きのみで判断するのであれば、今の相場は方向感が失われ始めている状態です

RSIは44台まで上昇、一旦の底値からの反発を見せています

今のところ4月高値から下落する日足と同様に上値を切り下げる形で推移していますので、これを上抜けられるかどうかで相場の強さが判断できそうです

具体的にはRSIが50まで再上昇できるようであれば、ニューヨークダウは一旦の下落相場の底値を付けた可能性が高まるのではと考えています

MACDはシグナルとの乖離幅を縮小中で、一旦の底値を付けた可能性があるシグナルは出ていますが、一旦はトレンド相場へと移行するような動きを見せていましたので、MACDのシグナル上抜けが起こるまで相場の下落推移からの転換を判断するのはちょっと時期が早いかなと言った印象を受けます

ただここから強い再上昇を見せてこない限りMACDのシグナル上抜けタイミングと相場の一旦の天井形成のタイミングが重なることはままありますので、今回に関してはMACDのシグナル上抜けが買いタイミングではないかもしれない点には注意が必要だと思います

ここから週末に向けて予定されている経済指標の発表内容は市場予想では軟調なものが多い見込みですが、それでもエンベロープ中央を上抜け、直近高安の半値基準を回復できるのか、この辺りが今後のニューヨークダウの相場観が弱気姿勢から切り替わったのかの判断材料になるのではと考えていますので、今週に関してはこの辺りの株価推移を注視していきたいと思っています

ナスダックの週初からの振り返りと週末までの予想

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

5月16日からのナスダックの予想は横ばい、予想値幅は11,100ポイントから12,250ポイントに設定しました

予想値幅下限は5月12日の最安の価格を、上限は5月2日の安値の価格を目処に設定、反発を見せる場面はあるものの全体的に上値は重く再度下押しされてしまう展開を予想しました

週末までのナスダックの予想は週初の内容を継続します

月曜日はFRBの金融引き締めを警戒した売りがハイテク株中心に出ることで下落、火曜日は4月小売売上高の発表内容が市場予想を上回り、景気回復期待からハイテク株にも買いが広がり強い上昇を見せてきました

ニューヨークダウの所でもお話ししましたが、火曜日の相場上昇では材料視されていないものの、パウエルFRB議長の発言内容はタカ派に傾いていると考えられますし、米長期金利の反応は上昇となっていますので、この動きは今後のナスダック上昇にとっては重荷になる可能性がある点には注意が必要だと思います

チャートのテクニカルではバンドウォークをするように下落し続けていたナスダックですが、火曜日の反発でついにエンベロープ内へと復帰、ボリンジャーバンド中央の上抜けにも成功しました

これは相場観としてはポジティブな材料です

ただここまでの下落の勢いが強かったので直近高安の半値基準は12,900ポイント周辺とまだまだ離れていて、この辺りを回復してこないと相場反転の判断をするのは厳しいのではと考えています

6月10日に発表される5月消費者物価指数の下振れが起こったり、翌週6月15日に予定されているFOMC終了後のパウエルFRB議長の発言で金融引き締めの積極的な姿勢に変化がみられるなどのことが無いと、このまま上昇を続けるのはちょっと厳しいかもしれません

インジケーターではADXは27台を横ばい気味に推移していて、下落トレンド相場から方向感が無くなるタイミングに入っている可能性が高まっています

ナスダックのインジケーター

-DIのADX下抜けが起こっていて、ここからは強い下落というより横ばい気味の下落推移に切り替わる可能性が高まっています

MACDは上昇中でシグナルとの乖離幅を縮小しています

もう少しでシグナルの上抜けを見せてきそうですので、短期的には相場の方向感が切り替わるポイントになるタイミングになりそうです

この場合の切り替わりは、強い下落から横ばい気味の展開になるのではと見込んでいます

RSIは42台を上昇中で、ここから相場の方向感が無くなった場合、一旦は50あたりを付けるところでナスダックも1度天井を作るかもしれません

インジケーターにはここまでの強い下落相場からの一旦の反転を示唆するようなシグナルが出始めていて、ここから強い再下落をするというよりは下落相場であっても横ばい気味に調整、イメージとしては今年1月の下落相場から2月以降の下落相場へと切り替わっていくタイミングに入った可能性が高いのではと判断しています

下落自体が終わったと判断するには早いタイミングだとは思いますが、次の下落時には底値で拾いに行っても良いかもしれない、そんな相場展開に切り替わる可能性が高まっていると判断しています

日経平均の週初からの振り返りと週末までの予想

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

5月16日からの日経平均の予想は横ばい、予想値幅は25,600円から27,000円に設定しました

予想値幅下限は5月12日の安値の価格を、上限は直近高安の半値基準の価格を目処に設定、上昇しようとするものの上値が重くなるような推移を見せる展開を予想しました

週末までの日経平均の予想は週初の内容を継続します

月曜日は金曜日のアメリカ株高を受け主力グロース株中心に買われ上昇もアメリカ株価指数の時間外取引が下落し上げ幅縮小、火曜日は石油価格上昇を材料にエネルギー株に買いが入り、そこに経済正常化期待が重なり上昇をしますが、上値は重くなり小幅高で引けました

水曜日はアメリカ市場の強い展開を引き継ぎ、上昇して始まる見通しです

週末までに予定されている経済指標は木曜日の3月機械受注は好調な結果が出てきそうですが、金曜日の4月全国消費者物価指数で高い数字が出てきそうなのが心配なところです

水曜
 1-3月期四半期GDP
木曜
 4月貿易統計
 3月機械受注
金曜
 4月全国消費者物価指数

海外系証券会社の動向ですが、オプションで注目しているABNアムロとJPモルガンの動向ですが、ABNアムロはマイナス方向、JPモルガンはプラス方向で取引をしているのですが、225miniで見てみるとどちらも月曜日は買い、火曜日は売りとなっていてオプションとの連動性がちょっと微妙です

225mini先物の建玉

いつもとは少し異なる動きですので気になりますが、どういう意図があるのか判断ができない状態です

ABNアムロのオプションのみの判断としては下目線、上は27,000円まで、下方向に動くようなポジションを取っています

JPモルガンはそこまで建玉が多くありません

オプション全体の出来高はCALLの26,500円・26,750円・27,000円の3か所、PUTの26,000円・25625円の2か所で多くなっています

プットコールレシオも今のところPUT優勢で下目線です

225ラージ先物とTOPIX先物ですが、グローバルマクロのゴールドマンが少し強気に切り返してきていますが、グローバルマクロの残り2社とCTAの2社は相変わらず弱気な印象を受けます

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

CTAのクレディスイスはプラス気味ではありますが、どちらかというと取引ボリュームを低く抑えている印象があります

チャートのテクニカルでは月曜日の強い寄付きからの下落と火曜日の陽線、どちらもエンベロープ中央に頭を押さえられ気味に推移、どうしてもこの水準に差し掛かると値動きが重たい印象があります

まずは5月6日の戻り高値27,000円周辺を上抜けてしまいたいところです

そうしないとまた下押されるのではという嫌な雰囲気があります

4月21日の上昇のように、一旦エンベロープ中央を上抜けたように見せておいて反落するパターンもあるにはありますので一応注意しておきたいところですが、それでもエンベロープ中央線と27,000円を上抜ける値動きはここまでの下落相場からの転換が起こる可能性を感じさせてくれる大事なポイントになるだろうと考えています

インジケーターではADXは11台を低下傾向でレンジ相場と判断、RSIは安値からの反発を見せていて49台を上昇中、ここで50を超えて60を目指すとそこが一旦の高値になると思いますが、この値動きでレンジ相場の値動きが下落気味からまずは横ばい気味に変化してくると考えられます

日経平均のインジケーター

RSIがここから順調に60を目指せるのか、それとも50で頭を押さえられて下落気味のレンジ相場に戻るのか、水曜日は大事な営業日になりそうです

MACDはシグナルとの乖離幅を縮小、もう少しでシグナルの上抜けをしてきます

これも今後の相場展望としてはポジティブな材料となりそうです

相場の強い反転は難しいかもしれませんが、ここまでの上値を切り下げて下落を続ける相場観からの変化が感じられる展開となり始めています

27,000円の上抜けが見られるようであれば、日経平均はこれから一旦横方向のレンジ相場へと変化していくのではと言った期待感があります

アメリカ市場がどのような値動きをしてくるのかにもよりますが、日経平均単独で考えれば、27,000円の上抜けを確認できれば次の反落では底値で買いに入っても良いのではと考えています

週末に向けてまだまだ警戒しなければならない経済指標の発表はありますし、米長期金利は反転上昇に入っている可能性がある点には注意が必要です

この状況でも相場が強い上昇を見せてきた場合はここまでの下落一辺倒の展開からの変化が起こるタイミングに入っていると思いますので注意したいところです

もう1つ注意したいのは高値掴みで、仮に相場展開が変化したと判断できたとしても、次の下押しを待って買いに入った方がタイミングとしては安全だろうと個人的には考えています

ドル円相場の週初からの振り返りと週末までの予想

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

5月16日からのドル円相場の予想は横ばい、予想値幅は127円50銭から131円00銭に設定しました

予想値幅下限は5月12日の安値の価格を、上限はエンベロープ上限の価格を目処に設定、上昇推移しようとするものの上値を抑えられ、緩やかな上昇どちらかというと横ばい気味に推移する展開を予想しました

週末までのドル円相場の予想は週初の内容を継続します

月曜日はニューヨーク連銀製造業景気指数の発表内容が市場予想を下回り米長期金利が低下して円高推移、火曜日はパウエルFRB議長の金融引き締め積極化姿勢を受け米長期金利が上昇して円安推移しています

米10年債利回りチャート

パウエルFRB議長の発言内容をざっくりまとめると、インフレが低下したと確証が得られなければFRBはさらに積極的な行動を検討する必要があること、そしてインフレが明らかに低下している証拠を確認するまでFRBは金融引き締めを継続すること、この2点です

この発言をどう読み解くのかは難しい所ではありますが、次のはっきりとしたインフレ指標となるだろうと考えられる消費者物価指数の発表は6月10日、おそらくそれまでの経済指標と合わせてここでインフレが確実に止まったと判断できなければ50bpの利上げを継続、仮にですが予想外にインフレ圧力が高いままだった場合は7月のFOMCでの75bpの利上げが視野に入るかもしれません

消費者物価指数の発表があった翌週、6月15日にはFOMC終了後のパウエルFRB議長の定例記者会見がありますので、ここでどのような発言が出てくるのか注目されるところです

まさかここで75bpの利上げを行うことはさすがにないとは思いますが、はっきりとタカ派姿勢からの転換が示されないと、米長期金利には引き続き上昇圧力がかかり続ける可能性が高く、ドル円相場には円安バイアスとなる点には注意が必要だと考えています

チャートのテクニカルではエンベロープ内に戻ったドル円相場はエンベロープ中央に頭を押さえられるように推移していて、おおむね予想通りの推移をしている印象があります

エンベロープの中央線がもう少し横ばい気味になったら、そこからは逆にエンベロープ中央線を下支えにするような推移に一旦移行するのではと見込んでいます

チャートのテクニカル的にも、このまま横ばい推移を継続した場合6月半ばには一目均衡表の雲と接触する位置関係になっていますので、そこから再度円安推移が始まるかもしれない点には注意が必要だろうと考えています

インジケーターではADXは51台を急落中で、相場は方向感を失っている状態に入っています

ドル円相場のインジケーター

RSIは58台を横ばい推移、ここまでの急上昇で異常な水準まで上がっていたところから通常の値幅まで戻ってきていて、やっと底値や高値の判断に使用できるかもしれない環境になってきたと言った感じです

強い円安推移が続くことが前提であれば、40から50あたりを底値に反発する動きを繰り返すことが想定されますので、恐らくこのあたりが一旦の円高水準になる公算が高いのではと考えています

MACDも急落中ですがまだ1.23と非常に高い水準です

今のところここまでの強い円安推移からの調整を行っているのは確認できますが、相場の方向感を判断するのはちょっと難しい状況です

今年の3月半ばからここまでインジケーターでの天井や底値の確認が難しい環境が続いていましたが、やっと今までの相場展開のようにある程度インジケーターでの判断ができる環境に戻ってくるのではという期待感はあります

ここから先は景気悪化懸念による米長期金利への下落圧力と、インフレ抑制を目的とした米長期金利への上昇圧力の綱引きが行われる難しい相場環境が出てくると考えられます

特にここから発表されるアメリカでの住宅関連の経済指標の内容は景気の先行指標として注目されるものですので、米長期金利の動向にも影響を与える可能性があります

市場予想としては景気にネガティブな内容ですので、米長期金利に対しては下押し圧力に、ドル円相場には円高方向への圧力になると考えられます

ただ火曜日のパウエルFRB議長の発言内容にも見られるように、FRBは景気悪化を望んではいないものの第1目標はインフレ抑制だと考えられます

ここからしばらく横ばい気味に推移すると予想しているドル円相場ですが、横ばい気味の中でも材料によって上下に振らされると思いますので、今後予定されている経済指標やFRBからの発表には注意し続けなければならない相場環境が継続しそうです

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

水曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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