調整に入るナスダック、底堅い日経平均、ドル円もやはり調整?

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円相場の予想と、予想外の動きをした時の注意ポイントの動画、週間株為替予想です

自分の投資のためにしている予想をブログと動画にしていますので、楽しんで見ていただければ幸いです

私は投資に生活が懸かっていますが、皆さんまで泥沼にはまる必要はありませんので、投資をする際にはあくまで自己責任でお願いいたします

毎週水曜日と土曜日にブログの更新と動画配信をしていますので、チャンネル登録やコメント欄への書き込み、グッドボタンバッドボタンで反応をしていただけると励みになりますのでもし気が向いたらお願いいたします

【日経平均・ダウ・ナスダックの予想】ナスダックへの強い下落圧力と、日経平均を支える円安推移と企業業績期待【週間株価指数予想】
アメリカの長期金利上昇から強い下押し圧力を受けるナスダックに比べニューヨークダウは底値を探る展開もまだまだ底堅い推移を継続、日経平均は為替の円安推移を材料に企業業績上振れ期待からか底値も堅く上昇したそうな値動きが見られます。ナスダックはどこ...
【ドル円相場の予想】ドル円相場の弱まる上昇力【週間ドル円予想】
FOMCと言う一大イベントをクリアしたドル円相場は、今までの推移に比べると少し落ち着いた値動きを始めています。米長期金利の上昇は継続中で上値目処もたたない状態ではありますが、ドル円相場には流れが変わるかもしれないと思われるいくつかのシグナル...

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

今週のニューヨークダウの予想は横ばい、予想値幅は32,000ドルから34,000ドルです

予想値幅下限は今年2月の最安値の少し下の価格を、上限は直近高安の半値基準の価格を目処に設定、底値固めをする展開を予想します

先週は5月のFOMCと言う大きなイベントを控えて月曜日に売りが出た後は火曜日に反発、水曜日はFOMCでの材料を消化後は上げ幅を拡大しましたが木曜日になると米長期金利の上昇や中国の景気減速懸念を材料に大幅下落、金曜日はそのまま大きく下落したものの引けにかけて下げ幅を縮小、安値を底抜けすることなく粘っている印象です

先週の水曜日に相場を大荒れにしたFOMCの発表内容は、5月に利上げ幅は50bp、6月と7月のFOMCでの利上げ幅見通しは同じく50bp、量的緩和の縮小いわゆるQTは6月から開始するというものでした

個人的な予想と発表の内容を照らし合わせてみると、5月の利上げ幅と6月の利上げ幅見通しに関しては特に驚きは無いものの、7月も50bpの利上げを行う事、そしてQTが6月から開始されると決定されたことは驚きでした

考えていたよりもFRBの姿勢はタカ派だったという印象です

FRBが経済を重視していないというよりも、アメリカでのインフレ懸念が思った以上に深刻なのだなと感じています

今週の主なイベントですが、全体的にインフレに関連する経済指標発表が相次ぎます

水曜
 ラガルドECB総裁発言
 4月消費者物価指数
木曜
 4月卸売物価指数
金曜
 ミシガン大学消費者態度指数・速報値

水曜日の4月消費者物価指数CPIは前月比で大きく減少見通しでインフレ懸念が後退しそうなところですが、食料やエネルギー価格を除いたコア指数は微増見通しですので、CPIが減少したところだけを見るとFRBの金融引き締めが後退するのではと期待しそうですが、市場予想通りの内容であれば今の金融政策の維持が意識されるのではと考えています

木曜日の4月卸売物価指数PPIもCPI同様大幅減の見通しですが、やはりPPIもコアは少し減少、消費者物価指数の先行指標になりますので多少インフレ懸念が弱まる可能性があります

金曜日のミシガン大学消費者態度指数は消費者信頼感指数の先行指標ですがこちらは微減、多少景気先行きに不安感が出てくるかもしれません

経済指標の発表内容が市場予想通りであれば、水曜日は横ばい、木曜日は上昇、金曜日は下押し圧力がかかる形になる見通しです

先週のFOMC後の利上げと量的緩和縮小計画に関しての内容がはっきりしてきましたので、今週に関しては週末のミシガン大学消費者態度指数速報値の悪化が景気先行き見通しへの懸念材料となって市場を強く下押さないか気を付けたいところです

また最近では中国の景気減速懸念から米長期金利の上昇や株式市場の下落が起こることも見受けられますので、水曜日のラガルドECB総裁の発言でヨーロッパでの景気減速懸念が高まることが無いかにも注意が必要だと思います

チャートのテクニカルでは、月曜日にエンベロープ下限に接触して一旦の下落を終了、これは底値の形成を予感させる値動きでした

ただ直近高安の半値基準を上抜けた水曜日から一転、木金の続落で再度安値を試す展開になってしまっています

一目均衡表の雲のねじれのタイミングになっていて相場転換が起こる可能性も高かったことから期待感がありましたが、まだもう少し底値を試す展開が続きそうです

高安の支持線を表示することでわかりやすくなっているかと思いますが、現在のニューヨークダウの値動きは横ばいレンジ相場、高安の基準もある程度固定されている範囲での値動きとなっています

200日単純移動平均線を下回る推移を継続していることから相場全体としては弱めの推移に終始しているわけですが、だからと言って底抜けするような雰囲気も今のところありません

今までの推移の範囲で収まるのであれば32,200ドル周辺まで、仮に下抜けたとしても32,000ドルまで、そこからは反発して34,000ドルの半値基準を試し、上抜けても35,500ドルまでと言った感じになりそうです

ここから夏相場に入ることを考慮すると取引に強い値動きが起こる時期ではなくなりますので、この範囲でのレンジ相場に入って行くのではという形状になっています

インジケーターではADXは16台後半を横ばい推移、現在はレンジ相場に入っていると判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

RSIは40台まで下落、シグナルと絡んで推移しています

ニューヨークダウの場合は下落トレンド相場が発生した場合であれば30を下抜けるまで下落を見せることのあるRSIですが、横ばい気味に推移するのであれば概ね40から60の間を上下に推移する傾向があります

予想通り横方向レンジ相場へと入って行くのであれば、一旦の安値圏に入っていると判断していいと思います

MACDはー355台を下落推移、シグナルとの乖離幅は週末にかけて拡大気味でした

MACDとシグナルの乖離幅を示すオシレーターはレンジ相場の反発局面で減少することで早めの転換シグナルとして利用することができるのですが、現在の所その兆候は見られません

もう少し下押しする可能性がありそうです

米長期金利の強い上昇や中国の景気減速懸念、週半ばのラガルドECB総裁発言とネガティブな材料はあるものの、アメリカ国内から出てくる経済指標の発表内容は市場予想では大きなインパクトを与えるほどの物は無さそうですし、全体的な相場の流れとしては底固めの展開になるのではと考えています

以上のことから今週のニューヨークダウは、底値固めをする展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は34,200ドルの上抜けです

ニューヨークダウが底堅い値動きをするという見通しをしているのは、ハイテク株には売りが出た場合でもディフェンシブ株に買いが入る傾向があるからです

景気後退懸念が台頭してハイテクを中心としたグロース株に売りが出ても、ディフェンシブ株に買いが入ることでバランスを取るのがニューヨークダウの強みとも言えます

一方でグロース株の上昇無くして強い展開になることができないのも事実です

仮に予想外に34,200ドルの上抜けを起こすような強い値動きに発展する場合、アメリカ市場ではグロース株への強い買いが入っていると考えられます

今考えられる経済イベントからそのようなインパクトのある内容が出てくることは考えづらいのですが、あるとすれば5月9日のロシア戦勝記念日です

ここで停戦を宣言したりすれば一時的に市場が好感し強い上昇を見せる可能性はあります

ただこの場合はロシアへの経済制裁が現在の状態から悪化こそしないものの維持されることは変わらないと考えられますので、実際の所別にポジティブな内容ではありません

恐らく早々に高値を付けて再度反落するものと考えられますので、横方向レンジ相場が短い期間で激しい推移になるだけだろうと思っています

ただそれ以外の内容で思わぬ上昇を見せてきた場合は、そこから上値を試す可能性はあり得ますので注意は必要だと思います

ロシア以外であるとすれば中国のロックダウン解除ですが、恐らくこれもまだ難しいでしょう

下落方向は32,000ドルの下抜けです

ニューヨークダウは調整の下落に入る際に一度エンベロープ下限に接触するまで下落する傾向があります

これは弱いながらも先週の月曜日にすでに達成しています

そのためもう1度底値を固める値動きをするとしてもエンベロープ下限を目指すような値動きはしないだろうと見込んでいます

予想外に強い下落が発生してエンベロープ下限を目指すような値動きを再開してしまった場合、今週であれば恐らく32,000ドルを下抜けるような値動きがこれに該当するかと思いますが、この場合は続落をし始めるかもしれない点に注意が必要だと思います

この下には31,000ドルと31,500ドルに比較的強く機能すると考えらえる下値抵抗がありますのでそこまで強い続落を心配する必要はないかもしれませんが、そのあたりまでは下落を継続してしまう可能性がありますので注意が必要だと思います

またその後の展開も、ここまでの横方向レンジ相場から下落方向のレンジ相場、もしくは下落トレンド相場へと変化していく可能性もありますので、今後の相場観が変化してしまう点にも注意が必要だと思います

ナスダックの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

今週のナスダックの予想は下落、予想値幅は10,800ポイントから13,000ポイントです

予想値幅下限は2020年10月から11月に底値を形成した価格を、上限は先週の高値の価格を目処に設定、週を通して緩やかに続落する展開を予想します

先週の月曜日はFOMCを前に下押すもののここまで売られ過ぎていたハイテク株には買戻しが入り火曜日も続伸、水曜日はFOMC通過後にFRBの姿勢が市場予想よりハト派だったとの受け止めから強い上昇、ただ木曜日に入ると中国の景気減速懸念やFRBの金融引き締め姿勢や米長期金利の上昇を材料に反落、金曜日もその流れは続いてしまいました

米長期金利の強い上昇は上値目処が無い状態で、ナスダックにとっては引き続き厳しい市場環境が継続してしまいそうです

今週の主なイベントに関しては、ニューヨークダウと同様です

水曜
 ラガルドECB総裁発言
 4月消費者物価指数
木曜
 4月卸売物価指数
金曜
 ミシガン大学消費者態度指数・速報値

特に水曜日の4月消費者物価指数と木曜日の4月卸売物価指数はインフレ指標として注目されますので、市場予想通りであれば水曜日は横ばい、木曜日は米長期金利の多少の低下によってナスダックにはポジティブな環境になる可能性はあります

難しいのはさじ加減で、すでに6月と7月のFOMCでの利上げ幅は50bpと発表されていますし、QTのスケジュールは6月からと決定されています

この状況で4月卸売物価指数のコア指数が多少低下したからと言ってどこまで米長期金利の低下要因になるのか、判断が難しい所です

ただ木曜日に発表される内容が市場予想通りであれば、ナスダックにとって下押し圧力になることはないのではと考えています

チャートのテクニカルでは今年2月と3月にダブルボトムを形成した価格帯を少し下回ってはいたものの底値を固めるような値動きを見せていましたが、金曜日に一気に下抜けて最安値を更新してしまいました

これはナスダックにとってかなりネガティブな値動きで、まだまだ下値を試しそうな展開になっています

今回のナスダックの下落幅は最初の目処となるのは12,300ポイント、安ければ10,860ポイントまで下落する可能性があると先週でもお話ししていますが、どこまで下げるのかを試す展開に入ってしまいそうです

ただこの値幅のどこで底値を付けるのかを推測することはかなり難しいので、最悪の場合10,800ポイントまでは下落することを想定して対応するべきだと考えています

10,800ポイントは急激な下落に備えて今週の予想値幅下限に設定していますが、このまま緩やかに下落を継続した場合はこれからしばらく下値目処になる価格帯だと思います

インジケーターではADXは23台半ばを横ばい推移、下落トレンド相場から方向感が無くなる相場展開に入るタイミングになっている可能性があります

ナスダックのインジケーター

ただ再度強い下落をし始めた場合は-DIと+DIの乖離幅が再拡大してADXも再上昇、下落トレンド相場が再度発生しますので注意が必要です

MACDはー359台を下落推移、FOMC通過後に一旦シグナルとの乖離幅を縮めることで一旦の反発局面入りかとも思われましたが、再度乖離幅を拡大しています

今のところ反転の兆しは無く下落が続きそうな印象です

RSIは36台後半を下落推移していて弱い展開が続いていますが、もう1度下落して30を下回るといったん下値を付けてもおかしくないタイミングに入っていると判断しています

インジケーターからは弱い下落で収まるようであればRSIの30接触辺りで反発の可能性はあるものの、再度強い下落が発生した場合は下落トレンド相場へ再突入する可能性もある微妙なタイミングになっていると言った印象です

ナスダックの2段階の下落を想定した場合の下げ幅から考えてもそろそろ底値は近い印象ではありますが、インジケーターには明確な底値サインが見られません

そのためもう少し下げる展開が続きそうではありますが、極端に大荒れするような相場展開になる兆候も無いと言った感じです

以上のことから今週のナスダックは、週を通して緩やかに続落する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は13,300ポイントの上抜けです

相場の格言で半値戻しは全値戻しというものがありますが、ナスダックにとって13,300ポイントの上抜けがこれに当たるのではと考えられます

今週のイベントやここまでのナスダックの推移、米長期金利の上昇角度などを考えるとナスダックにここまで強い値動きが発生する可能性はあまりないのですが、あるとすればロシアが5月9日の戦勝記念日に停戦を宣言するか、中国でのロックダウンが解除されるかくらいだと思います

ほぼあり得ない値動きだとは思いますが、ニューヨークダウ同様一応気を付けておいた方がいいとは思います

この値動きが出てきた場合、次に目指すのは14,600ポイントまでの上昇とかなり強い相場展開に変化する可能性がありますので、その点も注意した方がいいと思います

下落方向は10,400ポイントの下抜けです

ここからのナスダックの下値支持は2020年9月に底値を形成した10,500ポイント周辺と、10月から11月にかけて底値を付けた10,800ポイント周辺です

この2か所を底抜けてしまった場合、強い下値支持はほぼない状態になってしまいます

2020年のコロナショックで下落して底値を付けた3月半ばから一辺倒に上昇をしてしまっていますので、恐らく9,000ポイントを下回るまで強い下値抵抗がないかもしれません

かなり危険な相場のクラッシュが起こる可能性もあり警戒しなければならないポイントだと思います

日経平均の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

今週の日経平均の予想は横ばい、予想値幅は26,000円から28,000円です

予想値幅下限は先週の安値の価格を、上限は2月高値の価格を目処に設定、週を通して方向感なく上下して全体としては横ばい推移する展開を予想します

先週は3連休を前後で挟む形で月曜日と金曜日の2営業日のみの立ち合いとなりました

月曜日は堅調な業績見通しの銘柄に買いが入る場面はあったもののFOMCを控えて小幅安、金曜日は木曜日のアメリカ株は大幅下落していたもののFOMCを通過した安心感と今後も円安基調が継続する見通しであることを材料に割安株中心に買いが入り上昇して取引を終えました

今週の主なイベントですが、月曜日に日銀金融政策決定会合議事要旨が発表されます

月曜
 日銀金融政策決定会合議事要旨
木曜
 国際収支・貿易収支

4月の時点でかなりはっきりと内容は伝わっていますので、そこまで材料視されることは無いかと思いますが、改めて強い金融緩和維持姿勢が意識されてドル円相場が円安推移をする可能性がありますので、業種によって反応が分かれるイベントになりそうです

木曜日の国際収支・貿易収支は市場予想ではプラス転換する見通しですが、こちらは予想通りの数値が出てきても無風、むしろ前月同様マイナスの場合は相場へネガティブに働く可能性がありますので注意しておきたいところです

海外系証券会社の動向ですが、オプションではABNアムロが月曜日はマイナス、金曜日はプラスに建玉を増やす形になっていましたが、225miniでも全く同じ方向に動いていました

225mini先物の建玉

この動きは先週のJPモルガンで見られた取引の傾向なのですが、週を通すと相殺してしまっていますので何とも言えないところですが、月曜日に強く下押すと考えたところで金曜日に強かったので買い戻した可能性があるかなと解釈しています

JPモルガンは両営業日ともにオプションは上目線、225miniはマイナス建玉となっていて通常の裁定取引だと考えています

オプション全体ではPUT26,000円と26,500円、CALL27,000円と27,500円で建玉が大きくなっている傾向が続いています

CALLに関してはさらに一つ上の価格帯、28,000円の建玉も大きくなり始めている傾向がありますので、オプション全体としては上昇方向で相場を見ている可能性がありそうです

先物に関しては2営業日しかありませんので特質するような傾向は見られないと言った感じです

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

ただ先週気になっていたCTAのクレディ・スイスの売り方向に傾いていた動きは沈静化しているものの、バークレイズは金曜日の反発局面でも売りを強める傾向にあって、まだもう少し気を付けて見ていきたいポイントにしたいと思っています

チャートのテクニカルでは一目均衡表の雲のねじれ手前で反発局面に入り、雲の上側を維持しながら推移していてこれはポジティブです

金曜日の終値はエンベロープ中央を上抜けていて、これも相場の底堅さを感じさせます

ただあまり強い上抜けではありませんし、反落には要注意でしょう

価格帯は大きな高安の半値基準や2月の戻り高値に頭を押さえられている水準で、エンベロープ中央線と共にこの価格帯を上抜けてこないと本格的な反発とはなりそうもありません

特にこの価格は昨年8月に付けた安値水準でもありますし、相場の強弱を判断するのには大切な価格帯となりそうです

インジケーターではADXは11台を下落推移していて現在はレンジ相場と判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは50台半ばを上昇推移、横ばい気味のレンジ相場であれば55から60までは上昇すると考えられますので、まだ上値余地はありそうです

同じレンジ相場でも下落方向へレンジする場合は、50周辺を上値に下落推移、30から50の間を上下する形になることが予想されます

先ほど価格帯が上下どちらの値動きになるのか微妙な位置にいるというお話をしましたが、RSIもレンジ相場の方向感が横ばいなのかそれとも下降気味なのかの分かれ道と言った感じです

MACDは63台を横ばい気味に推移、シグナルとの乖離幅を縮小することでMACDオシレーターはマイナス幅を縮小傾向で、一旦の底値を形成した可能性を示しています

ただこれは確実なシグナルでは無く騙しの可能性もありますので信頼度はそこまで高くはありません

アメリカ株の金曜日の動向や時間外取引の日経平均の先物などの値動きから週明けは27,000円を下回る水準で寄り付きそうですが、日経平均はアメリカ株、特にナスダックの強い下落に比べると比較的落ち着いた値動きとなっていて、横方向のレンジ相場へと入って行きそうだと判断しています

以上のことから今週の日経平均は、週を通して方向感なく上下して全体としては横ばい推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に、注意していただきたいポイントです

上昇方向は28,000円の上抜けです

28,000円の上抜けを見せた場合でも直近高値28,400円周辺に上値抵抗があり頭を押さえられそうですが、それでも強い展開に入る期待感が高まります

特に今週中にここまで強い上昇推移を見せてきた場合、DMIで絡み合っていた+DIと-DIの乖離幅が拡大、+DIが上昇推移して上昇トレンド相場が発生する可能性があります

全体的な相場観がそこまで強くない事や、ここから夏枯れ相場に入ることを考えるとあまり長期間続くような強い上昇を見ることは難しいかもしれませんが、短期的には相場が好転するタイミングに入る可能性があり、1月の高値29,400円にトライするような強い値動きに発展する可能性もありますので予想外に強い値動きが発生した場合は注意した方がいいかもしれません

ただ今の水準からボリンジャーバンド上限を押し広げつつここまで強い値動きを見せてくるのは、相場の雰囲気からかなり無理があるのではと思っています

下落方向は25,800円の下抜けです

今のところ横方向レンジ相場であれば下げても26,000円あたりまでの下落だろうと予想しています

26,000円から下は今年3月の下落でも窓を開けるように下落してしまっていて、反発した際にもやはり窓が開いてしまっています

ここから26,000円から25,600円までは商いが薄くなっていて、下抜けると一気に下落する可能性が高まります

先週の取引を27,000円で終えている状況で今週中に25,800円を下抜けて、商いが薄いことで一気に下落の勢いが強まってしまうと、そのまま最安値24,600円周辺までの下落を試しに行く可能性が一気に高まると考えています

日経平均のここの所の底堅い値動きを見るとここまで弱い展開に入る可能性は低いと判断していますが、アメリカ株の下落に連れ安する形で強い下方向への値動きを開始してしまった場合に注意したいポイントです

米長期金利の上昇はかなりの勢いが強く、これが収まるまではナスダックの下落は続いてしまいそうで、日本のハイテクやグロース株にも影響は及ぶでしょう

米10年債利回りのチャート

一方で日米金利差拡大による円安推移は輸出企業の業績にはポジティブで、これが日経平均の下支えになっている可能性があります

ただ今週の決算集中週を超えてしまうと円安メリットによる業績上振れ期待よりも円安による原材料価格上昇や景気下押し懸念が強く台頭する可能性があります

今週に関してはまだ決算期待がありますので大丈夫だとは思いますが、来週以降急に日本株の動向が変化しないかにはかなり気を付けた方がいいと思います

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

今週のドル円相場の予想は横ばい、予想値幅は128円50銭から132円00銭です

予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限はボリンジャーバンド上限の価格を目処に設定、週初は多少円安推移を見せる場面はあるとしても、週全体としては下押し圧力がかかり円高推移する展開を予想します

先週はFOMCという一大イベントを控えて週初は小動きの展開になりましたが、水曜日のFOMCで発表された5月50bp、6月と7月も50bpの利上げ見通し、量的緩和の縮小、いわゆるQTは6月から開始決定という内容からハト派と受け止めたのか円高推移、木曜日からは改めて米長期金利の上昇が始まり円安推移が復活、その流れは金曜日まで続きました

個人的には利上げ幅は想定内でしたが、QTの開始時期がはっきり決まったことと7月のFOMCも50bpの利上げが見込まれると発表された点は予想以上にタカ派な印象を受けています

今週の主なイベントですが、市場予想通りであればドル円相場に強い影響を与えそうなものはありませんが、市場予想を強く上回ってしまうと大きなインパクトがありそうなイベントがアメリカでいくつかあります

月曜
 日銀金融政策決定会合議事要旨
水曜
 ラガルドECB総裁発言
 米4月消費者物価指数
木曜
 米4月卸売物価指数
 メキシコ中銀政策金利
金曜
 ミシガン大学消費者態度指数・速報値

月曜日の日銀金融政策決定会合議事要旨は日銀の強い金融緩和維持政策の再確認が行われて金利差を意識した円安圧力がかかると考えられます

水曜日の米4月消費者物価指数CPIは減少見通しですが、CPIのコアは微増でニュートラル、木曜日の米4月卸売物価指数は減少見通しで少し円高、金曜日のミシガン大学消費者態度指数は微減見通しでニュートラルと言った感じです

市場予想通りに出てくればこのようなバランスになりそうなのですが、特に気を付けたいのが木曜日に予定されている米4月卸売物価指数です

卸売物価指数は次の消費者物価指数の先行指標になりますので、仮にここで市場予想を大幅に上回る内容が出てくると、6月か7月のFOMCでの利上げ幅が再度75bpになるのではと意識されてしまう可能性があるかもしれません

ヨーロッパからのイベントで気になるのは水曜日のラガルドECB総裁の発言です

ドル円相場に大きな影響を与える米長期金利の動向ですが、いまのところかなり強い上昇を継続しています

上値目処が見極めにくくどこまで上昇するのか予想が難しい状態が相変わらず続いていますが、少し気になる動向があります

それは4月下旬に見せた一旦の下落局面なのですが、これは中国の景気減速懸念が影響したものと考えられます

米10年債利回りのチャート

中国はロックダウンの影響によって、ヨーロッパはウクライナの件によって景気減速懸念が高まっています

水曜日に予定されているラガルドECB総裁の発言によってヨーロッパでの強い景気減速懸念が意識された場合、米長期金利に対して下押し圧力がかかることで、一旦円高推移が現れる可能性があるのではと考えています

経済イベントの内容を総合的に考えると、仮に経済指標の発表内容が市場予想通りだったと仮定した場合は、週初は円安傾向で推移する可能性が高いものの、週が進むにつれて上値が重くなり、場合によっては多少円高方向へと推移する可能性が高いのではと言った感じです

チャートのテクニカルでは水曜日にあったFOMC後の円高推移で一旦エンベロープ上限を下抜ける動きを見せましたが木曜日には上抜け、金曜日もエンベロープ上限を下支えにするように円安推移を継続しています

4月最初のエンベロープ上限への接触ではそのまま再度ボリンジャーバンド上限を押し広げるバンドウォークの再開を、4月下旬のエンベロープ上限を下抜けた際には再度ボリンジャーバンドを上抜けるような強い上昇を、これに比べると今回のエンベロープ上限の下抜け幅は大きくなっていて、その後の反発も弱いものになっています

4月下旬の円高推移は中国の景気減速懸念による米長期金利低下から円高推移、日銀金融政策決定会合での強い金融緩和継続が発表されることで再度強い円安推移を見せていました

今週予定されている日米のイベントではそこまで強い米長期金利の上昇や日本の低金利政策を意識させるイベントはありませんので、このタイミングでエンベロープ上限から強く上放れることは難しそうです

月曜日の日銀金融政策決定会合議事要旨が円安要因になるとしても、さすがに4月28日のように高安で3円もの値幅を出してくるとは考えにくいです

米長期金利の上昇があまりに激しい点は懸念材料ではありますが、ここまでのドル円相場の急激な円安推移は今までに比べると緩やかになる段階に差し掛かっているタイミングなのではという印象を受けます

インジケーターではADXは67台後半を下落推移、そろそろADXRの下抜けを見せてきそうです

ドル円相場のインジケーター

ここまでの強い上昇推移と比べると明らかに弱い展開となっていて、ここからは相場の方向感が失われるタイミングに入りそうです

MACDは2台を横ばい推移、シグナルを下抜けはしたもののその乖離幅は一定のままです

強い下落を示唆する材料はありませんが、このパターンに入るとどちらかというと相場は横ばい推移に入ることが多い印象があります

RSIは68台後半を推移していてまだまだ高値圏ですので、ADXの上昇が一服して方向感が失われつつある相場環境であれば、さすがにそろそろ一旦下落してもおかしくない状態だと判断しています

インジケーターからはここまでの強い円安トレンド相場が一旦終了した可能性と、調整の下落が起こってもおかしくないタイミングだと感じられます

総合的に判断すると今週の予想は横ばい推移、今までに比べると円高方向へ押されることが多くなる相場展開になるかと思いますが、気を付けたいのは相場の方向性です

大前提として日本は金融緩和を継続、アメリカは金融引き締めに動いているという大きな流れがありますので、仮に今週ドル円相場が予想通りの値動きをしたとしてもそれは一時的なもので、全体的な流れは円安推移になるのではという点です

ここから一旦円高推移したとしても、そこから崩れるように強い下落が発生することはまずないだろうと考えていますので、その点に関しては念を押しておきたいと思います

以上のことから今週のドル円相場は、週初は多少円安推移を見せる場面はあるとしても、週全体としては下押し圧力がかかり円高推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に、注意していただきたいポイントです

上昇方向は133円00銭の上抜けです

価格帯でいうとこの辺りになるかと思うのですが、イメージとしてはボリンジャーバンド上限を押し広げるような値動きです

今週の予想ではドル円相場は軟調な値動きへと相場展開がシフトしていく見通しなのですが、週初の日銀金融政策決定会合議事要旨の発表内容で一時的に上昇する分にはあり得ないとは言えませんが、それ以外の要因でここまで強い円安推移を見せてきた場合、予想が外れてこのまま135円を目指す展開を覚悟した方がいいかもしれません

今週のイベントを考えるとそこまで強い材料があるとは思えないのですが、ダークホースであり得るのが5月9日に予定されているロシアでの戦勝記念日です

この内容に関しては正直ゴシップに近いレベルの話題だと考えていて、とても本筋の予想に組み込めるようなものでは無いと思いますのでそれを前提に受け止めていただきたいのですが、仮に5月9日にロシアが一方的に勝利宣言をして停戦が行われ、ウクライナ側も停戦に応じて今回の戦争が終了した場合、その結果を相場はかなりポジティブに受け止める可能性があります

一気に不安感が払しょくされ景気減速懸念が後退、米長期金利への上昇圧力が発生した場合はドル円相場も一気に強い円安推移を見せてくる可能性はあります

これはあくまで可能性の話で、予想として取り上げるのもどうかという内容だと考えてはいますが、可能性としてはありますので一応警戒した方がいいかもしれません

下落方向は128円00銭の下抜けです

これは予想が外れてエンベロープ中央線を強く下抜ける値動きが発生したパターンです

この場合に気を付けたいのはまず円高方向へ推移したとしてもその限界点はボリンジャーバンド下限接触まで、そこまで下落した後再度エンベロープ中央線まで円安推移して戻して、そこから横方向レンジ相場へと移行する可能性があります

この値動きが発生した際に、発表されている経済指標の内容や中央銀行の政策への姿勢などに大きな変化があった場合はそのまま強い円高推移を見せる可能性はあるものの、現状維持の状態でこの値動きが起こった場合は発生するレンジ相場は次の円安推移への準備期間だととらえた方がいい点に注意が必要だと思います

ここまでのあまりに強い一方的な円安推移から一旦は強い修正の円高推移が起こりそうな気もしますが、おそらく実際には起こらないだろうと見込んでいます

それほど今回の日米の金融政策の乖離は大きなもので、これが解消されない限り今後も円安推移が止まって円高方向へ修正するとは考えにくいからです

そのため仮に予想外に強い円高推移が起こったとしても、それは一時的なものである可能性が高い点が予想外の下落が起こった場合の注意ポイントだろうと考えています

先週に比べてしまえば、今週のイベントはインパクトが弱めですし、ロシアの戦勝記念日でイレギュラーが起こらない限りは予想通りの値動きになるのではと見込んでいます

米長期金利の天井が見えない上昇推移は不安材料ではありますが、ドル円相場には一旦上値が重くなり始めている兆候が見られます

方向感がわかりにくいタイミングに入る可能性が高いと思いますので、仕掛けるタイミングの見極めには注意しながら対応した方がいいかもしれません

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

コメント

タイトルとURLをコピーしました