ここまでの相場展開からの転換点を迎える株式市場と為替市場

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均の予想と、予想外の動きをした時の注意ポイントのブログと動画、週間株為替予想です

自分の投資のためにしている予想をブログと動画にしていますので、楽しんで見ていただければ幸いです

私は投資に生活が懸かっていますが、皆さんまで泥沼にはまる必要はありませんので、投資をする際にはあくまで自己責任でお願いいたします

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【ドル円相場の予想】強い円安推移から安定的な円安推移への転換【週間ドル円予想】
ここまで強い円安推移を見せていたドル円相場ですが、ボラティリティは低下して値動きは緩やかなものに変化し始めています。この変化が円安推移の終わりを示しているのか、それとも緩やかな円安推移へと入って行くのか、相場の転換がどちらに向かうのか今週も...

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

12月1日の終値を中心に1月4日の終値を高値3月8日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

今週のニューヨークダウの予想は上昇、予想値幅は34,000ドルから35,800ドルです

予想値幅下限は直近高安の半値基準と12月と1月の調整時に底値を固めた価格を、上限は直近高値の価格を目処に設定、週を通してなだらかに上昇する展開を予想します

先週は1週間を通して軟調な値動きではありましたが、調整幅としてはそこまで大きくなくここからの上昇局面のための一旦の反落と言った印象があります

今週の予想値幅は先週の予想と同じ値幅なのですが、意味合いが全く違います

先週は予想値幅範囲内での調整を行うと考えていましたが、今週は底値を固めて上昇する展開と方向性が全く逆ですのでお気を付けください

今週の主なイベントですが市場予想では経済指標に関しては全体的に好調な内容が発表される見通しですが、3月ミシガン大学消費者態度指数だけ悪化予想となっています

火曜
 3月消費者物価指数
水曜
 3月卸売物価指数
木曜
 3月小売売上高
 3月ミシガン大学消費者態度指数
金曜
 休場
 4月NY連銀製造業景気指数
 3月鉱工業生産

分かれ目となる50は上回る見通しではありますが、少し注意したいところです

また金曜日にも大切な経済指標の発表はありますが、取引自体は休場となっていますので気を付けてください

チャートのテクニカルでは下支えになると考えていた一目均衡表を一旦割り込み下落、先週の予想の中でも弱い値動きとなりました

反落はしたものの底値は固く、金曜日の反発では大きな高安の半値基準付近を守っています

昨年6月18日と12月1日の終値を結んだ下値抵抗線周辺までの下落で収まっていて、1月の下落時に底値を固めた時と同じような値動きになっている印象です

またボリンジャーバンド中央を下支えに下落せずに粘っているのも好材料です

この後の値動きで注目されるのは直近高値35,400ドル周辺の上抜けと、ひとつ前の高値35,800ドル周辺での値動きです

35,800ドル周辺での値動きは来週以降の話になるとは思いますが、今週に関しては35,400ドルを順調に上抜けていけるかどうかが大事だと思います

インジケーターではADXは13台まで低下していてレンジ相場へと移行していると判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

DMIも+DIと-DIが絡み合うように推移していて、相場の方向感が無くなってきているのが現れています

RSIは50台前半を上昇推移するもまだまだ過熱感も無く、ここからは強い方向感をもって値動きするというよりは、横ばい気味に上下する相場展開に変化していきそうな状況です

MACDはシグナルの下抜けを見せてきていて、通常であれば相場の下落方向への推移を示すポイントとなりますが、レンジ相場へと変化していることから強い反落をするシグナルでは無いと判断しています

MACD単体で見るともう少し調整しそうなタイミングではありますが、それでも強い反落をするほどでは無いと言った感じです

ただ相場の環境が悪化して下落を開始した場合には強い下落を始めてもおかしくないタイミングである点には注意が必要だと思います

インジケーターはまだ下落する可能性が一部残る状況ではありますが、相場の方向性はトレンド相場からレンジ相場へと変化していて、強い反落が起こるようなタイミングでは無くなっていると判断しています

今回反落した価格帯的にも底値を付ける場所としては少し高めではありますが、再上昇すると判断して問題ない状況だと考えています

先週発表されている経済指標にも心配される内容の物もありませんでしたし、相場観も悪化しているような状況では無いと考えています

以上のことから今週のニューヨークダウは、週を通してなだらかに上昇する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は36,000ドルの上抜けです

ここまでいったんの調整の反落を見せているニューヨークダウですが、ここまで強い上昇を見せてきた場合はそのまま最高値を更新する可能性が出てきます

外部環境やインジケーターの状態から考えるとそこまで強い上昇が起こるタイミングだとは思えませんが、3月半ばの底値からの急反発のような強い上昇相場が現れる可能性がありますので注意が必要だと考えています

下落方向は33,600ドルの下抜けです

今週危ないのはこちらの値動きです

最初に気を付けたいのが予想値幅の範囲内ではありますが再度の一目均衡表の下抜けです

ここを下抜けると恐らく34,000ドルまでは下落してしまいます

このところのニューヨークダウを下支えしているのは金融とディフェンシブの上昇で、この分野にも売りが出始めると相場が一気に崩れてしまう可能性があります

仮にですが34,000ドルの下抜けが起こった際にこの2つの分野にも売りが強く出ている場合、そのまま33,600ドルの下抜けを見せる可能性が高まります

この下落に入ると目指すのはエンベロープ下限への一旦の接触で、価格帯でいうと最安値近辺までの下落を見せてくる可能性があります

今のところそこまで弱い展開にはならないだろうと見込んではいますが、長期金利の急激な上昇によってハイテク株へはかなり強い下押し圧力がかかっていますので注意して見ていきたいと考えています

ナスダックの予想と注意ポイント

1月27日の終値を中心に2月9日の終値を高値3月14日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

今週のナスダックの予想は下落、予想値幅は13,400ポイントから14,600ポイントです

予想値幅下限は1月末の下落時に底値を形成した価格を、上限は直近高値の価格を目処に設定、週初に下押し圧力がかかるものの週内に底値を固める推移、早ければ今週中に再上昇する展開を予想します

先週は週半ばに窓を開けて急落、FRBの中ではハト派と目されるブレイナード理事が金融引き締めに積極的な発言を行い米長期金利が上昇、翌日発表されたFOMC議事要旨の内容は予想内の発表に留まりましたが、グロース株には強い下押し圧力がかかり窓を開けて下落しました

米長期金利の上昇は上値が見通せない強い展開となっていて、ナスダックには週を通して下押し圧力となっています

ナスダックは一目均衡表の雲が作用しにくいとは言え、このタイミングでの雲の強い下抜けにはさすがに動揺しました

今週の主なイベントで注意したいのは水曜日に発表される卸売物価指数です

水曜
 3月卸売物価指数
木曜
 3月小売売上高
 3月ミシガン大学消費者態度指数
金曜
 休場
 4月NY連銀製造業景気指数
 3月鉱工業生産

市場予想では上昇する見通しですが、上昇幅が予想以上に大きい場合は今後のインフレ加速が懸念されますので、金融引き締めの強化とそれに伴う長期金利の上昇が意識され、ナスダックには強い下押し圧力となってしまう可能性がある点には注意が必要です

これは火曜日に発表される消費者物価指数の上昇より先を見ている指標ですので、最悪なのは火曜日の消費者物価指数でインフレ懸念、水曜日の卸売物価指数でその先のインフレ懸念、この2か所で下押し圧力がかかるパターンです

どちらも市場予想はすでに強めの内容となっていますのでそこまでのネガティブサプライズは無いだろうとは思いますが、下押し圧力として意識されるポイントになるかもしれない点には注意したいところです

チャートのテクニカルでは水曜日の下落で一目均衡表の雲と大きな高安の半値基準を下抜け窓を開けて下落、これは相場展開としてはネガティブでした

その後も下落は止まらず金曜日にはエンベロープ中央、3月の高値、そしてピッチフォークの中央も下抜けてきました

ボリンジャーバンド下限をバンドウォークの形で下落し始めていてこれは非常に危険な状態です

先週予想していたより強い調整をしてはしていますが、日中のボラティリティはそこまで高くなく、強い上昇を再度見せてくるかは怪しいもののまだ下落しながらも粘っている値動きを続けている印象があります

インジケーターではADXが19台まで下落していてそろそろレンジ相場へ移行していると判断しています

ナスダックのインジケーター

RSIは46まで低下、過熱感は無くなっていますがレンジ相場ながらもシグナルとの乖離幅を広げながら強めの下落をしようとしていることがうかがえます

MACDはシグナルの下抜けをしていてここから弱い相場展開になる可能性を示しています

金曜日の下落でシグナルとの乖離幅を強めに広げていて、ちょっと危険な状況です

ただADXは低下傾向でレンジ相場の色合いが濃くなっていると判断していますので、強い下落相場へと入るシグナルとは考えていません

DMIでは-DIが+DIの上抜けをしていて相場の方向性は弱い状態になっています

ただここから大きな値動きをしないのであれば、ADXは低下したままでレンジ相場を維持、DMIは絡み合うように横ばい推移することが想定されます

強い下落が発生する可能性は残ってはいますが、ここから急落が発生すると判断するのはちょっと早計かなと言った感じです

インジケーターには今後の相場の方向性が弱くなる可能性を示唆する内容があるものの、先週下値を付けた価格帯は予想値幅を下回ってはいたものの、1月末の下落時の安値や2月末から3月初旬にかけて上値を作った価格帯の下抜けを行っていないことから、まだ下落方向へのトレンドが発生し始めているとは判断していません

このまま直近高安の半値基準13,600ポイントまでは下落する可能性が高いと考えていますが、この周辺でバンドウォークから離脱できるかが勝負になるだろうと考えています

長期金利の上昇という下押し圧力は存在するものの、ハイテク株の成長が強く鈍化するような経済状況でもないことから、長期金利の上昇が落ち着いた場合は月曜日からでも落ち着いた値動きに移行する可能性はあるだろうと考えています

以上のことから今週のナスダックは、週初に下押し圧力がかかるものの週内に底値を固める推移、早ければ今週中に再上昇する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は14,800ポイントの上抜けです

ナスダックは何かきっかけがあるとダイナミックな値動きを見せてくることがあるので注意は必要なのですが、今週に関してはさすがにここまで強い値動きを見せてくると考えられる要因はありません

まず起こらないと思いますが、ここまで強い値動きを見せてきた場合はピッチフォークの角度を無視するような強い上昇相場へと入ると考えられます

週初の時点でよほど強く14,200ポイントの上抜けを見せてこない限り起こらないと思いますので、あまり気にしなくても良いとは思います

下落方向は13,200ポイントの下抜けです

正直なところ直近高安の半値基準13,600ポイントや1月の末の終値基準での安値付近13,400ポイントの下抜けでもまずいと思っているのですが、多少の下抜けを許容できるように13,200ポイントまで切り下げておこうと思います

この値動きで一番注意したいのは価格帯の下抜けより日足の動向です

金曜日の時点までの下落でナスダックはボリンジャーバンド下限に張り付くバンドウォークの動きを見せ始めています

今までのナスダックの傾向を考えると、バンドウォークを開始してボラティリティが高まると、そのままエンベロープ下限への接触をしてきます

この値動きが出てくるのであれば火曜日には13,400ポイント周辺での攻防を展開していると考えられますので、かなり速い速度での下落をしていると思います

その後は最安値へのトライ、恐らくそのあたりで下落は止まり横方向のバンド推移に入って行くとは思いますが、仮にですが直近最安値の下抜けを見せてくると次の下値目処は12,000ポイントまで一気に切り下がりますので注意が必要だと考えています

今週勝負になるのはバンドウォークからさっさと離脱できるかどうかだと思います

日経平均の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

今週の日経平均の予想は横ばい、予想値幅は26,500円から28,400円です

予想値幅下限は直近高安の半値基準の価格を、上限は直近高値の少し上の価格を目処に設定、26,500円から27,000円近辺で底値固めをして早ければ週内に再上昇を開始する展開を予想します

先週は火曜日の高値陰線から急落、週後半は弱い展開に終始しました

予想値幅下限の下抜けをしてしまい予想外の下落方向の注意ポイントに突入、25,800円から26,300円までの下落を覚悟しなければならない展開へと入っています

今週の主なイベントですが、水曜日の2月機械受注は前月比では悪化も前月の内容に比べると改善傾向で、日経平均には少しネガティブかもしれませんが大きな下押し圧力になるほどではないだろうと判断しています

水曜
 2月機械受注

海外系証券会社の動向ですが、オプションではABNアムロとJPモルガンのどちらも225miniでは反対取引を行っていますので、通常の裁定取引を行っていると判断しています

225miniの6月限の建玉残ですが、JPXから週末の発表がここまでありませんでしたので、月曜日の発表でかなり変動すると思います

225mini先物の建玉

表にある建玉はあくまで参考程度にしておいてください

オプションの限月が変更された金曜日の取引ではPUT26,500円とCALL27,500円での取引が活発で、この2つの価格帯での値動きにはちょっと注意しておきたいと考えています

先物ではCTAのモルガンが225ラージとTOPIXで強気に転じています

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

逆にグローバルマクロのシティが両先物の買い建玉を減少させていて弱気です

相場の方向性としては上昇する可能性があるものの、パフォーマンスはアメリカ市場特にニューヨークダウやS&P500などと比べると弱いものになる見通しの可能性があります

先週まで気にしていた長期のバンクオブアメリカはTOPIXの取引を引き続き活発に行っていますが、先週に比べると週末の買戻しも見られていて方向性としてはニュートラルである印象があります

チャートのテクニカルでは一目均衡表の雲を下抜けボリンジャーバンド中央の下側と大きな高安の半値基準付近で粘っています

ボリンジャーバンド中央の上側で底固めをできればよかったのですがこの点は日経平均にとってネガティブです

先週の予想では27,000円の下抜けは下落方向の注意ポイントに設定していましたが、ナスダックの急落のあおりを受け窓開けの形で下落、ただそこで粘っている状態ですのであまり悲観的にならなくても良いかなとも思っています

ただ月曜日に横ばいや下落ではちょっと厳しい位置取りですが、恐らく月曜日は良くて横ばいでしょう

インジケーターではADXは20台前半まで下落していてレンジ相場へと移行していると判断、RSIは過熱感があった水準からすでに47台後半と50を下回る水準まで下落していて過熱感はありません

日経平均のインジケーター

MACDはシグナルを下抜け一旦の調整局面に入っていると考えられますが、ADXが低位になっていることから大きな反落をするほどでは無いと判断しています

チャート形状だけで考えると昨年9月の急落時の値動きとよく似ているのですが、ADXがかなり低下しているので同じ値動きが出るとは考えていません

ただ先週の値動きで下落がすでに終わったと判断できるようなシグナルはインジケーターでは発生していませんので、続落する危険性は残っていると考えられます

テクニカル的には下落しないように粘っているものの位置取りは少し弱く、インジケーターでの反転シグナルも無い状況ですのでこのまま続落予想をしても良い場面かと思います

ただ米長期金利の上昇に伴う下押し圧力が相場にかかることで軟調な値動きになっていると考えていること、そして米長期金利の上昇と日本の長期金利の乖離は円安圧力となり日本の輸出関連企業に対してはポジティブに働く可能性がある点を考慮すると、ナスダックの下落が日本のハイテク株に対しての下押し圧力になり続ける可能性はあるものの日本株全体としてはそこまで弱い値動きにはならないのではと判断しています

以上のことから今週の日経平均は、26,500円から27,000円近辺で底値固めをして早ければ週内に再上昇を開始する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に、注意していただきたいポイントです

上昇方向は28,400円の上抜けです

先週と同じ注意ポイントですが、恐らくここまで強い値動きは起こらないと思います

そのためあまり気にしなくても良いとは思うのですが、火曜日以降に先週の下落時の窓を一気に埋めるような強い上昇を見せた場合には注意した方がいいかもしれません

28,400円を一気に上抜ける上昇を見せた場合は3月からの急上昇のように一気に30,000円を目指す展開になる可能性がありますので一応注意しておきたいと思います

ただこれはかなり可能性が低いだろうと考えています

下落方向は25,800円の下抜けです

ここを下抜けると日経平均の下値目処は直近安値まで一気に切り下がりますので注意が必要です

ただ金曜日の終値から考えると4%以上も下落した先の話になってしまいますので、今週の注意ポイントとしてはちょっと使いにくい価格帯です

そのため日中の値動きで注意したい点も考えておきたいと思います

金曜日は強烈なバンドウォークでの下落こそ踏みとどまっていますが、日経平均は強い下落をするかどうかのギリギリの場所にいます

ナスダックの金曜日の強い下落を考えても週明けの日経平均は27,000円の攻防からの下抜けを見せてくる公算が高いだろうと考えられます

これはかなり危険な値動きです

特に月曜日から26,800円を下回る値動きを見せてくると再度バンドウォークへと復帰、そのまま強い下落を継続する可能性が高まります

火曜日以降もこのバンドウォークを継続した場合、1度強い下落への対処を取った方がいいかもしれないと考えています

これを今週の2つ目の注意ポイントにしたいと思います

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

今週のドル円相場の予想は円安。予想値幅は123円00銭から126円00銭です

予想値幅下限は2015年7月に円高推移した際の安値の価格を、上限は2015年の円安水準の価格を目処に設定、先週に引き続き円安推移を継続する展開を予想します

先週はアメリカの連続的な長期金利上昇を背景にドル円も円安推移をし続けました

下押しすることも無く、火曜日こそ強い円安推移を見せたもののそれ以降はじわじわと円安推移を継続しています

先週の出来事で気になったのが黒田日銀総裁の衆院財務金融委員会での発言で、今回のここまでの円安推移に対してやや急な円安と発言、もちろんそれ以外にもいろいろな内容の発言を行なってはいるのですが、私はこのやや急という発言に大きな衝撃を受けました

週半ばの動画でお話ししましたが、これをきっかけに125円にあると想定していた円安けん制の水準と目される黒田ラインが消失した可能性が高いと判断しました

そのため今後の予想では125円の水準は今後の継続的な円安推移に対するただの通過点であると考えを変更しています

今後あまりに急な円安推移を見せてきた場合は口先介入や実際の介入が行われる可能性はあるものの、それは125円という明確なポイントではない可能性があると思いますので、その点には注意した方がいいかもしれないと思っています

特に今回予想しているようなじわじわと進む円安推移に対しては、日銀や政府は介入のタイミングを逸するかもしれません

今週の主なイベントですが、水曜日にニュージーランドとカナダの中央銀行がそれぞれ0.25%と0.50%の利上げを行う見通しです

水曜
 NZ中央銀行政策金利
 カナダ中銀政策金利
木曜
 トルコ中銀政策金利
 ECB政策金利
 ラガルドECB総裁定例記者会見

この2つの中央銀行の利上げはドル売り要因になる可能性がありますので、ドル円相場にも多少の円高方向へのバイアスがかかるかもしれません

木曜日のECB政策金利は現状維持の見通しで、ラガルドECB総裁の定例記者会見もあまり大きな材料にはならないだろうと考えています

ECBは7月から9月に量的緩和を終了する可能性と、早ければ10~12月期での利上げを、そして利上げが行われるまでバランスシートの縮小を行わないとすでに発表していますのでそこまでのサプライズは無いと考えています

特にFRBのように利上げとバランスシートの縮小を同時に行うような政策はとらないと思いますので、仮にですがFRBと同じ道を進むと言わない限りそこまでのサプライズは無いものと判断しています

チャートのテクニカルではボリンジャーバンド上限がエンベローブ上限を強く上抜けるほど勢いよく上昇していましたが、やっとエンベロープ上限が日足に追い付いてきました

通常であれば日足とエンベロープ上限が重なったあたりから相場が調整に入り、一旦円高方向へ推移することが多いタイミングです

テクニカル的にはその判断は正解だと思うのですが、今回はあまりに外部環境、特に日米の長期金利の差が大きく、円高に推移することは難しいのではと判断しています

ここでは判断がわかりやすいように長期金利の差とお話ししていますが、実際には中央銀行の金融緩和への態度の違いである点には注意が必要ですが、今の時点では判断を単純化するために長期金利の差と考えてしまっていいと思います

インジケーターではADXは55を超え上昇中で、依然として強い上昇トレンド相場を継続していると判断しています

ドル円相場のインジケーター

MACDはほぼ横ばい推移になり始めていますが、シグナルも同様に横ばい気味に変化していて、MACDとシグナルの乖離幅の縮小は緩やかになっていて、依然として強い円安推移が継続する状態となっています

相場の反転タイミングが見えてこず、どこまで円安推移が継続するのか相変わらず判断ができない状態です

ここまで一方的な円安推移になってしまうとインジケーターでの上値目処の判断は難しく、せめてMACDの反転で起こらないと頂点の判断をできません

直近の10年で考えるとADXやMACDはすでに限界点に近いほど高く、価格も2015年の最高値125円85銭に迫っています

さすがにそろそろ高値である気はするのですが、だからと言って外部環境からは反落するイメージは沸きません

以上のことから今週のドル円相場の予想は、先週に引き続き円安推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に、注意していただきたいポイントです

上昇方向は126円00銭の上抜けです

予想値幅上限は2015年の円安水準時の最安値、チャートでいうと最高値を参考に設定していますが、この水準を上抜けてくるとさらに以前の水準、2002年の最安値135円を目指す値動きが発生することが予想されます

当時の値動きは116円あたりから上昇を開始して約4か月で135円まで到達しています

今年の3月からの1か月足らずで10円も円安推移していることからさすがにここまで極端な円安が続けば為替相場への介入も行われ途中で円安推移は止まるとは思いますが、上値目処としてはこの辺りになることは念頭に置きながら取引をした方がいいかもしれません

下落方向は123円の終値基準での下抜けです

今週中に終値基準で下抜けてくると、日足が一旦エンベロープ内に入りますので、セオリー通り1度円安推移を休んで横ばい推移か調整の円高推移が起こる可能性があります

長い目で見た場合まだまだ円安推移は継続すると予想していますが、一旦の調整相場へ移行する可能性が高まりその後の値動きが変化する可能性が高まりますので今週の注意ポイントとして設定したいと思います

最後に

米長期金利の上昇が止まりません

株式市場ではインジケーターはどの指数にも強いトレンド相場が終わりレンジ相場への移行が見られるのですが、まだ下落が止まるシグナルははっきりと確認できません

相場は強い下落トレンドからの転換点を迎えていると私は考えていますので、ここからまだ再上昇するのではと見込み、全体的な予想を中長期では強気としています

ただ直近の値動きは明らかに弱いものがあり、昨年9月の悪夢が頭をよぎります

今週が今までのような上昇の後に強い反落を伴う下落トレンド相場からの転換点になるのか、それとも今まで通りの下落トレンドへ再度入ってしまう転換点になるのか、恐らく数日で結果が出るかと思います

一方ドル円相場ではインフレ抑制のために利上げとバランスシートの縮小は粛々と行われる見通しで、米長期金利の先高観は継続中です

米長期金利の上値が見通せない中でドル円相場には一旦の高値に見られるパターンであるダブルトップを形成するかもしれないタイミングに入っています

エンベロープは日足を追いかけ上昇中で、ちょうどそろそろ接触しそうなタイミングでもあります

普段の相場の流れであれば明らかにスピードが速すぎる円安推移と飽和しているインジケーターからもう高値だろうと思いたいところです

ただ米長期金利の上昇はまだ止まりません

日本でも同様にインフレは進んでいて、目標としている2%達成はもうすぐそこです

アメリカでの金融政策が安定的な引き締め基調であるならば、ここから先のドル円相場の転換点は、物価目標を達成した後の日銀の姿勢が示されるタイミングなのかもしれません

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

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