日経平均の底抜けと戻り高値から下落するニューヨークダウとナスダック、為替はリスクオフの円高へ

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円の予想と、予想外の動きをした時の注意ポイントのブログ、週間株為替予想です

自分の投資のためにしている予想をブログと動画にしていますので、楽しんで見ていただければ幸いです

私は投資に生活が懸かっていますが、皆さんまで泥沼にはまる必要はありませんので、投資をする際にはあくまで自己責任でお願いいたします

毎週水曜日と土曜日に更新と動画配信をしていますので、チャンネル登録やコメント欄への書き込み、グッドボタンバッドボタンで反応をしていただけると励みになりますのでもし気が向いたらお願いいたします

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ニューヨークダウの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

今週のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は31,500ドルから34,000ドルです

予想値幅下限は昨年2月にもみ合った価格を、上限は直近高安の半値基準の価格を目処に設定、週を通して下落方向へ推移する展開を予想します

先週のニュースで最もひどかったのがロシアのウクライナ侵攻とロシア軍の原子力発電所への攻撃でした

このニュースが金曜日に流れ日本市場は強く下落、ヨーロッパ市場に至ってはイギリスのFTSEもドイツのDAX指数もひどい急落となっています

これに比べるとニューヨークダウの下落幅は落ち着いていて、アメリカ株の底堅さを感じさせます

と言いたいところなのですが、私はこのパターンでコロナの時に騙された記憶があります

世界でコロナが警戒される中アメリカ市場は比較的堅調に推移、実際にアメリカ国内でも感染が拡大すると危機感が高まって一気に下落しています

ニューヨークダウは危機に対する感応度が低い面があるという点には注意した方がいいかもしれません

今回のロシア軍の原発への攻撃がどの程度危なかったのかと言う話なのですが、ソビエト連邦時代に起こしたチェルノブイリ原発事故はヨーロッパ全土に被害をもたらしていますが、今回ロシア軍の攻撃と失火が報道されていたザポロジエ原発はヨーロッパ最大級の原発で、事故が発生した場合チェルノブイリ原発事故の10倍の被害が出る可能性がありました

チェルノブイリ原発事故と福島の原発事故は、INES国際原子力放射線事象評価尺度では同じレベル7と評価されていますが、影響範囲はかなり異なります

原子力災害

出典:環境省、放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h30kisoshiryo/h30kiso-02-02-06.html

環境省のホームページにある資料によると同一縮尺で比較した場合はこれだけ被害範囲に違いがありますし、高濃度の汚染があった範囲にはかなり大きな違いがあります

更にチェルノブイリ原発の被害範囲はこれだけではありません

舞い上がった放射性物質はヨーロッパ全土に2段階で拡散、北欧のノルウェー・スウェーデン・フィンランド、そしてヨーロッパのオーストリアに汚染範囲が広がります

RADIATION FROM CHERNOBYL

出典:Philippe Rekacewicz, UNEP/GRID-Arendal
https://www.grida.no/resources/7418

当時オーストリアでは牛乳は危ないので飲まない方がいいと言われるほどで、子供たちの遊ぶ砂場の入れ替えなども行われたほどでした

チェルノブイリからオーストリアのウィーンまでの距離は約1,000km、日本でいえば仙台から福岡までの距離があります

冷静に考えてみてください、これの10倍の被害です

ロシアが何を考えているのか私には理解できません

今後何が起こるかわからない中、安易に投資ポジションでリスクを取るべきでは無いと私はかなり警戒しています

ここまでかなりネガティブなことをお話ししましたが、リスクがあることは頭の片隅に入れつつ冷静に予想してみたいと思います

今週の主なイベントですが、木曜日の2月消費者物価指数でインフレ率がどのような変化をしているのかを確認、金曜日の3月ミシガン大学消費者態度指数は消費者信頼感指数の先行指標ですので個人消費が鈍っていないか確認することになると思います

木曜
 2月消費者物価指数
金曜
 3月ミシガン大学消費者態度指数

ドル円相場の所でもお話ししますが、FOMC開催の2週間前に入りましたので、3月5日からFRBの関係者が金利に関して発言をできないブラックアウト期間に入っています

この期間はFRBからのアナウンスが無いことで、報道などで思わぬ人物や報道機関の発言で金利が振らされることがありますので注意が必要だと考えています

チャートのテクニカルでは直近高安の半値基準で頭を押さえられるように横ばい気味に推移した後、金曜日のロシアの原発攻撃ニュースの影響で下落、ただ週内に付けた安値を下抜けることなく底堅い値動きを継続しています

昨年6月に安値を付けた水準付近、33,250ドル周辺がかなり強固な下値支持になっている印象があります

インジケーターではADXは33台と高い水準を維持していますがどちらかと言うと横ばい気味に推移、トレンド相場からの切り替わりが迫っている可能性があります

ニューヨークダウのインジケーター

MACDは金曜日の下落でシグナルからの乖離幅を広げはしましたがまだ距離は近く、再度株価が上昇方向へ舵を切るとMACDも上昇方向への転換シグナルを出す可能性もある微妙な位置にいます

ここから再度強い下落が発生すると素直に下落トレンドが発生する可能性はありますが、ここで横方向に粘った場合はMACDが反転し相場の方向感は上目線に変化して横ばい気味の推移をこなしたのちに上昇方向への転換が起こる可能性があります

ニューヨークダウの値動きで気を付けたいのが、テクニカル的には決して弱気相場へと転換していない点です

エネルギーとしては上昇方向への推移をしたいところを、ロシアのウクライナ侵攻で次々出てくるネガティブなニュースに頭を押さえられているという印象があります

材料を消化すれば上昇する公算が高く、投資タイミングとしては正直なところいいタイミングではあります

ただいかんせん外部環境が悪すぎて、次にどのようなニュースが飛び出して来るのかわかりませんし、ニューヨークダウは自分たちにかかるリスクを思い出したように急落する場合もあります

今週に関しては先週から引き続きこれらのリスクを重視して予想内容を弱気にしたいと思いますが、テクニカル的には上昇方向への転換サインが出てはいないものの、いつサインが出てもおかしくない微妙な価格帯を維持していて、あく抜けの兆候が見られている点には要注意だと考えています

以上のことから今週のニューヨークダウは、週を通して下落方向へ推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は34,000ドルの強い上抜けです

先週の値動きを見ていると直近高安の半値基準、34,000ドルの周辺で頭を押さえられている印象が強くありました

今のところロシアの軍事行動の内容によって一気に相場の雰囲気がネガティブになることはあるもののニューヨークダウの値動きは予想よりかなり堅調です

そのため予想外にニューヨークダウが底堅く推移して34,000ドルの強い上抜けをしてきた場合、そこからは相場の雰囲気に変化が起こる可能性があります

具体的には上抜けた後35,000ドル周辺まで上値を試して一度下落、34,000ドル周辺で底値固めをしたのちに再度上昇相場へと戻る展開です

予想はかなりリスクを避ける形でしていますので、予想外に上昇してきた場合は再度急落する可能性はあるもののニューヨークダウへの投資スタンスはもう少し強気に変更した方がいいかもしれません

下落方向は33,200ドルの下抜けです

予想値幅の範囲内ではありますが、今週の予想は先週から引き続きかなり下落幅を取ってありますので、予想内の下落ではありますが下落方向の注意ポイントを33,200ドルに設定したいと思います

今週の予想自体は下落ですがテクニカル的に強いサインが出ているとは考えていません

ここからの下落の仕方にもよりますが、33,200ドルの下抜けが起こるとテクニカル的にも強い下落を予想する内容に変化してしまい、外部環境だけではなくニューヨークダウ自体が弱気相場へと入って行く可能性が高まりますので要注意だと考えています

ナスダックの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

今週のナスダックの予想は下落、予想値幅は12,400ポイントから13,600ポイントです

予想値幅下限は昨年3月の安値の価格を、上限は直近高安の半値基準の価格を目処に設定、週を通して下落方向へ推移する展開を予想します

先週は直近高安の半値基準を下支えに底堅い値動きを続けたナスダックですが、金曜日の悪材料にはさすがに抗えませんでした

やはりナスダックの取引でもロシアの今後の動向には警戒をした方がいいと思います

今週の主なイベントですが、内容としてはニューヨークダウと変わらないのですが、木曜日の2月消費者物価指数とFRB関係者以外からの発言による長期金利の上下には要注意だと考えています

木曜
 2月消費者物価指数
金曜
 3月ミシガン大学消費者態度指数

長期金利の今後の動向に関してはドル円相場のところで少しお話ししようかと思いますが、ナスダックは米長期金利、特に10年債利回りの強い上昇がナスダックへの下押し圧力になりやすいので気を付けて見ていきたいところです

また今がブラックアウト期間であるという点には警戒していますが、これに関してもドル円のところでまとめてお話しします

チャートのテクニカルでは直近高安の半値基準を下支えに横方向へ推移、かなり堅調な値動きでここからの上昇を期待させるものでしたが、金曜日はただただ材料が悪すぎました

あまり強くは無いと思いつつもお話ししていた1月4日と2月10日の高値を結んだ線に木曜日は頭を押さえられ、上抜けを起こすことができませんでした

特にこのタイプのトレンドラインは根拠としては弱いものだと私は思っているのですが、一応警戒しているとこういう事が起こるので馬鹿にはできないものです

トレンドラインを信じすぎるのは良くありませんが、警戒した方がいいという一例と言った感じでしょうか

ここを上抜けられなかったことで、ナスダックの相場観は弱気方向へ傾き始めていると判断しています

金曜日の値動きで良かった点は今年1月に付けた安値を強く下抜けなかったことです

月曜日から相場が反発してくれば、13,300ポイント周辺が今後の強い下値支持の価格帯として機能する可能性が高まります

インジケーターではADXが36台まで上昇、トレンド相場の中にいると判断しています

ナスダックのインジケーター

DMIでは-DIがADXを下抜けて相場が好転しそうなタイミングに入っていましたが、ここに来て-DIが再上昇し始めていますので、ADXを再度上抜けないか要注意です

MACDはシグナルに向かって下落中、現在はまだシグナルの上を維持しながら推移していますが、月曜日に強い下落が発生してしまうと一気に弱気相場へと突入する一歩手前まで差し掛かっています

ナスダックがこのまま下落を続けた場合でもまだ12,600ポイント周辺が下値支持として機能する可能性がある点は安心材料ではあります

ナスダックの予想の話の導入部分で、金曜日はロシアの原発への攻撃という悪材料には逆らえなかったという言い回しをしましたが、実はこれに関しても注意した方がいいと考えているポイントがあります

ナスダックはアメリカでの利上げに対してネガティブに反応する傾向があります

これから控えるFOMCではほぼ確実に利上げが行われるだろうと考えられていますし、金曜日の下落は確かに悪材料があったもののそもそもの利上げ警戒に対する売りが出た可能性があります

この場合ナスダックもニューヨークダウ同様まだまだロシアの軍事行動に対する折り込みが行われていないため、後からその反動で強く下落方向への推移が出る可能性がある事、そしてロシアのウクライナ侵攻によるリスクの高まりに隠れているものの実際にはアメリカの利上げに対してかなりネガティブな反応を示しているかもしれない事、この2点には注意が必要だと考えています

ちょっとややこしくなりましたが、ナスダックの週末の下落が起こった理由は、ロシア懸念による下落でナスダック自体は堅調であるパターン、ロシア懸念を折り込んでおらず利上げを嫌っての物だったパターン、そしてそれが両方とも混ざっているパターンの3つが想定されますが、ニューヨークダウの動向を考慮するとロシア懸念を折り込んでおらず利上げを嫌っての物だったパターンの可能性があり、この場合は後から出てくるロシアのウクライナ侵攻に関連する悪材料への反応と、FOMCでの利上げが材料としてあく抜けするまで下押し圧力として存在し続ける点に注意が必要と言った感じです

以上のことから今週のナスダックは、週を通して下落方向へ推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は14,000ポイントの上抜けです

14,000ポイントを上抜けた場合、金曜日のようなよほどのネガティブなニュースが出てこない限り、ナスダックは上昇方向へと推移を始めることが考えられます

14,000ポイントの上抜けが起こると、その上には大きな高安の半値基準と直近高値が上値抵抗としてあります

価格としては14,250ポイントと14,500ポイントの周辺です

この辺りは上値や下値として相場が反転を繰り返している価格帯ですので、強い抵抗帯になるだろうと考えています

14,000ポイントの上抜けの後に頭を押さえられ直近高安の半値基準付近まで下落、そこから再度上昇相場へと言った感じです

そのため14,000ポイントの上抜けが起こった場合は、その後の下落はあると想定されるものの相場の流れとしては予想を上目線に変更しなければならないだろうと考えています

下落方向は12,400ポイントの強い下抜けです

今週の予想値幅下限は12,400ポイントと、直近最安値を下抜けることも想定して設定しています

この価格は昨年3月に付けた最安値の価格を目処にしているのですが、ここを下抜けてしまうと次の下値目処は12,000ポイント周辺、最悪の場合10,800ポイント周辺まで下値を切り下げる可能性があります

12,400ポイントをどの程度の勢いで下抜けるのかによって下値目処が変わってきますので今はまだ何とも言えないところではありますが、最悪の場合10,000ポイント台までの下落が考えられる点には注意が必要だと思います

日経平均の予想と注意ポイント

10月6日の終値を中心に1月5日の終値を高値1月27日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

今週の日経平均の予想は下落、予想値幅は24,000円から26,800円です

予想値幅下限は2019年の年末から2020年の年初にかけて横ばい推移した際の上値の価格を、上限は直近高安の半値基準の価格を目処に設定、週を通して下落方向へ推移する展開を予想します

先週月曜日はアメリカ市場の強い値動きから上昇するかと思われましたが、ロシアのSWIFTからの締め出し懸念から上値が重くなりました

火曜日に実際にSWIFTからの排除が決定するとリスク回避が和らいで上昇しますが、停戦協議の中止などがあり軟調、金曜日にはロシア軍の原子力発電所への攻撃と失火が報じられ強く下落、最終的に原発はロシア軍に占拠されますが、その報道がされたのは日本市場が閉じた後でした

タイミングが悪かったとしか言いようがありません

今週の主なイベントですが、水曜日の10-12月期四半期GDPは日本経済の成長力がどの程度なのかを確認する指標です

水曜
 10-12月期四半期GDP

メジャーSQ

集計方法で問題点はあったものの、経済指標としては相変わらず重要であることには変わりありませんので、しっかり確認したいところです

ただ今週最も気を付けたいのはメジャーSQです

これだけ市場環境が不安定な中でのメジャーSQですので、かなり強い仕掛けが行われる可能性がありますので、想像以上に高いボラティリティを伴った日中取引が行われないか要注意でしょう

海外系証券会社の動向ですが、オプションではABNアムロが週末にかけて買いに入っています

またJPモルガンはオプションを週末少し売りに回りましたが水曜日から少し強気に転換しています

ただ今は225miniの売買と4月限へのロールオーバーが複雑に絡み合ってしまっていて、方向感を判断するのは難しい環境だと判断しています

225mini先物

先物ではCTAのクレディスイスとモルガンは方向感がつかみにくい状態です

ここから3月限から6月限へのロールオーバーが起こると考えられますので、それを見てから今後の方向感をどう考えているのか判断したいと思っています

225ラージ先物
TOPIX先物

一方でグローバルマクロのゴールドマン・シティ・JPモルガンには比較的はっきりと傾向が出ています

225ラージとTOPIXの両先物で、6月限はプラス建玉になっていて、6月のSQに向けて相場が好転すると考えている可能性があります

こちらも今週のロールオーバーをしっかり見てみないと判断は難しいですが、3か月先の相場の見通しは上目線なのかなと言った印象です

チャートのテクニカルではピッチフォークの中に戻った後は直近高安の半値基準まで上昇、そこで上髭を出して塔婆の形になり反落しました

ただ木曜日までの流れであれば窓開けの上昇の後に戻り売りが入りいったん下落、そこから反発する流れに見えました

金曜日の下落も寄付きのあたりまでであれば調整の範囲内でここからの反発の可能性が高いと考えていましたが、場が開いた後のロシア軍による原発への攻撃と失火に関しての報道は相場にはあまりにネガティブな材料でした

これでピッチフォーク下限を下抜け一気に今年の最安値に面合わせする水準まで下落しました

今のところ金曜日に最安値の更新をしてしまってはいますが出てきた材料が材料でしたので、ここで粘ることができればまだ相場が再度下落方向へ推移するとは判断しにくい価格ではありますし、下値が堅いことはテクニカル的には支援材料と考えることもできますので判断が難しい所です

インジケーターではADXは26台まで上昇、少し上向きになり始めていてトレンドが発生しそうな状況になっています

日経平均のインジケーター

MACDはシグナルの上抜けをそろそろするのではと期待されましたが金曜日の強い下落で再度シグナルから下方向へ乖離幅を広げ、下落トレンドに入りそうだと判断するべきだろうと考えています

インジケーターは今回の下落相場からの相場転換シグナルが出る直前まで迫っていましたが、いかんせん金曜日の下落の影響が大きすぎました

インジケーターが下落方向を示唆する形になる中で仮にこのまま強い下落で安値更新を続けるようであれば、次の強い下値目処は23,000円台です

月曜日以降に反発局面に入れるのか、それとも安値更新を続けてしまうのか、相場は急落が発生するかどうかの瀬戸際にいると考えています

この予想をした後の日曜日にポジティブなニュースがあればここからダブルボトムを形成して反発局面に入れる可能性は残りますが、このまま何もニュースが無ければ月曜日は軟調な展開から始まる見通しです

その際に下値を更新していってしまうのか、それとも多少強い値動きを見せてくれるのか、注目して見守りたいと考えています

以上のことから今週の日経平均は、週を通して下落方向へ推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に、注意していただきたいポイントです

上昇方向は26,800円の上抜けです

先週の日経平均は火曜日に窓を開けて上昇した後に窓を開けて下落、窓が開いたままになっています

日経平均が予想外に強い展開を見せてくる場合、早い段階でこの窓を埋めに来ると思うのですが、その場合は金曜日の安値がダブルボトムを形成した形になりますので、そこからは強い上昇相場が現れる可能性が高まります

まだまだロシア懸念は残るものの、ボリュームには気を付けながらも上昇相場への乗り遅れが無いよう下落予想から上目線へと判断を修正するポイントとして設定したいと思います

下落方向は25,700円の終値基準での下抜けです

25,700円を終値基準で下抜けると最安値の価格を終値基準で更新することになります

予想値幅下限は24,000円ですのでその手前の水準になり予想の範囲内ではあるのですが、25,700円の終値基準での下抜けが起こるとかなり予想の信ぴょう性が高まると考えていますので、注意ポイントに設定したいと思います

25,700円を終値基準で下抜けてしまうと日経平均は下値支持がそこ抜けた形になり、ここから一気に強い下落推移を見せてくる可能性が高まります

一応25,500円に弱いながらも下値抵抗がありそうなのですが、ここ最近の日中のボラティリティの高さを見ていると、ちょっと下値抵抗としては弱い印象があります

この場合23,000円台まで一気に下落する可能性が高まりますので要注意です

ただこの値動き自体は、すでに予想範囲内の値動きに入っています

今の日経平均はかなり危ない水準にいると考えています

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

今週のドル円相場の予想は円高、予想値幅は112円50銭から115円80銭です

予想値幅下限は昨年12月に付けた安値の価格を、上限は先週の取引での高値の価格を目処に設定、一目均衡表の雲を下抜け円高方向へ推移する展開を予想します

先週のドル円相場は全体的にロシアのウクライナ侵攻懸念からのリスクオフに終始することとなりました

週半ばにパウエルFRB議長から次のFOMCでの利上げ見通し発言があり米長期金利が上昇、水曜日から木曜日にかけて円安方向へと推移しますが、金曜日にはロシア軍の原発への攻撃が悪材料となりリスク回避の円買いが発生、1日で強い円高推移を見せてきました

今週の主なイベントですが、木曜日にはECB政策金利とラガルドECB総裁の定例記者会見が予定されています

木曜
 ECB政策金利
 ラガルドECB総裁定例記者会見

3月5日からブラックアウト期間

ロシアのウクライナ侵攻による市場への影響が大きくなっていて、中央銀行の発言がドル円相場に影響を与えているのか判断するのがちょっと難しい環境ではありますが、一応注意したいイベントです

ECBが利上げを行う場合ユーロに対してドルが売られ、相対的に円高に振れる可能性があります

もう一つ気になるのが、FOMC開始前に土曜日から始まっているブラックアウト期間です

FRB関係者が発言できない期間中は、アナリストや投資関係者からのインフレと利上げ見通しに関する発言が急に出てくることがあって、その際にはFOMCが終了するまではFRBからの発表がありませんので、思惑で米長期金利が動く可能性がある点には注意が必要だと考えています

先週行われたパウエルFRB議長の公聴会での発言内容ですが、ロシアのウクライナ侵攻による影響は不確定で慎重な政策運営が必要なものの、アメリカ経済は極めて堅調で、現在の金融政策環境を脱する必要があるというものでした

3月のFOMCでは0.25%の利上げが適切と判断、バランスシートの縮小計画に関しては3月のFOMCでは確定しない予定で、インフレは年内にピークを付け低下し始める見通し、ただしインフレ高止まりなら1回もしくは複数回の会合で0.50%の利上げを行い積極的に対応するというものでした

今までの発言から比べると、かなりタカ派である印象を受けます

先週半ばにあったこれらの発言を受けて、ロシアのウクライナ侵攻に対するリスク回避で債券が買われることで低下していた米10年債利回りは再上昇し始め、為替は円安方向へと動きました

FOMCで利上げが行われることはほぼ確定ですし、今後も米10年債利回りは上昇傾向となると考えられますので、円安方向へのバイアスがかかり続ける環境になるかと考えられます

ナスダックにとってもこの一連の流れは強い下押し圧力になると考えられますので要注意だと考えています

チャートのテクニカルでは直近高安の半値基準周辺を方向感なく横ばい気味に推移、金曜日の強い下落に対しても一目均衡表の雲が下支えとなり底堅い展開を見せています

上値と下値をたたきながらどちらに進もうか悩んでいるといった雰囲気で、方向感は掴みにくい環境となっています

FOMCでの利上げ見通しもあり米10年債利回りが上昇を継続するのであれば、よほどの悪材料が無ければ一目均衡表の雲上側に沿って円安推移していくと判断するのが妥当な状況だと考えています

インジケーターではADXが15代後半と低く横ばい気味に推移していることからレンジ相場であると判断、RSIは46台まで低下はしているものの、高安の過熱感はなく方向感がつかみにくい状況です

ドル円相場のインジケーター

MACDはシグナルに上値を抑えられる形で減少傾向、センターの0に向かって緩やかに降下し続けています

RSIとMACDからは明確なシグナルが読み取れない状況です

DMIでは-DIが金曜日の下落で一気に20を上抜け上昇、これは弱いながらも下落方向への推移を示唆するネガティブなサインです

ただこれもはっきりと方向性を予想するにはまだまだ弱いシグナルと言えます

米10年債利回りの動向も金曜日のリスクオフで強い下落をしたものの一目均衡表の雲を下支えに下値を保っていて、この状態だとこのままもう再上昇してきそうな雰囲気があります

米10年債利回りのチャート

その場合ドル円相場には上昇方向のバイアスがかかりますので、円安への支援材料となります

ただ米10年債利回りのインジケーターはまだ明確な反転を示しておらず、下落トレンド相場の中にいると判断しています

米10年債利回りのインジケーター

FOMCでの利上げ見通しを考えるとここから米10年債利回りの上昇が発生する可能性は残るものの、インジケーターや外部環境は下落方向への推移を強く後押ししているといった感じです

月曜日のアメリカ市場で米10年債利回りが反発してドル円相場に円安バイアスがかかったとしても、現在の市場のリスクオフ姿勢が続く限り強い円安推移は発生せず、どちらかと言うと米10年債利回りもこのままリスクオフで低下傾向になる可能性もあることから、ドル円相場の見通しは良くて横ばい、どちらかと言うとリスクオフの円高推移をする可能性が高いのではと見込んでいます

以上のことから今週のドル円相場は、一目均衡表の雲を下抜け円高方向へ推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に、注意していただきたいポイントです

上昇方向は116円50銭の上抜けです

ロシアのウクライナ侵攻懸念に対してよほどポジティブなニュースが出てきた場合、FOMCでの利上げを見込んで米10年債利回りが再上昇、ドル円相場にも強い円安バイアスがかかる可能性があります

この場合次の上値目処118円50銭までの上昇が起こる可能性がありますので、相場の予想外の好転には要警戒だと思っています

下落方向は112円50銭の下抜けです

ここまで強い円高推移が出てしまうと、相場全体が極度のリスクオフに変化している可能性があります

金曜日のヨーロッパの株式市場の値動きを見るとその可能性もまだ残りますが、今のところドル円相場に関してはそこまで悲観的には見ていません

ただドル円相場が今週中に112円50銭を下抜けてきた場合、相場全体がかなり強いリスクオフに向かっていますので、ドル円相場だけではなく株式相場に関しても要警戒です

112円50銭の下抜けが起こった後の強い下値抵抗は109円50銭周辺とかなり円高水準に予想していますので、112円50銭の下抜けが起こってしまった場合はかなり一方的な円高推移が発生する危険性に備えるべきだろうと考えています

今週のまとめです

今週のニューヨークダウの予想は下落

予想値幅は31,500ドルから34,000ドル

予想外の動きをした時の注意ポイントは

上昇方向は34,000ドルの強い上抜け

下落方向は33,200ドルの下抜け

今週のナスダックの予想は下落

予想値幅は12,400ポイントから13,600ポイント

予想外の動きをした時の注意ポイントは

上昇方向は14,000ポイントの上抜け

下落方向は12,400ポイントの強い下抜け

今週の日経平均の予想は下落

予想値幅は24,000円から26,800円

予想外の動きをした時の注意ポイントは

上昇方向は26,800円の上抜け

下落方向は25,700円の終値基準での下抜け

今週のドル円相場の予想は円高

予想値幅は112円50銭から115円80銭

予想外の動きをした時の注意ポイントは

上昇方向は116円50銭の上抜け

下落方向は112円50銭の下抜け

戦争が発生した場合の相場の値動きは、まずはリスク回避から売りが発生します

その後は売られ過ぎの買戻しと思惑での売買が続き横ばい気味に推移、実際に強い悪材料がわかった場合か状況がさらに悪化した場合は強い再下落をします

これは今回のロシアのウクライナへの侵攻が行われた当初から一貫してお話ししている内容で、湾岸戦争が発生した際の株価推移を参考にしたものです

そして先週までの値動きはリスク回避の売りからの反発局面だったととらえています

そして先週末から今週にかけて、さらに判明した悪材料を織り込みに行く相場になるだろうと考えています

先週の段階で、トヨタのロシア工場の稼働停止、他の自動車メーカーの完成車や部品の輸出停止、伊藤忠商事・石油資源開発・丸紅・INPEXが参画するサハリン1からのエクソンモービルの撤退と三井物産・三菱商事が参画するサハリン2からのシェルの撤退、日本企業と政府はこれに対してどのような判断をするのか、そしてロシア国債は事実上のデフォルトに陥る可能性もあり、まだまだ混乱が続きそうです

懸念していたように株価が安くなったので買えば良いという単純な状況ではなく、後から新たなリスクが次々と明らかになっています

そのような中でロシアのヨーロッパ最大級の原子力発電所への攻撃と失火、仮にチェルノブイリのような事故が発生した場合その規模は当時の10倍の影響が出る可能性があるとされています

なぜこのようなことをしているのか、ロシアの行動原理は私には理解できませんし、ここから先どのような状況になっていくのか全く予想ができません

今回起こっているロシアのウクライナへの侵攻と発生しているリスクは、アメリカ同時多発テロと同じか、もしくはそれ以上のものだと考えて対応しています

どこかのタイミングで相場がリスクオンに動くタイミングは必ずあるはずですが、それを早計に判断するのはかなり危険だという事だけは頭の片隅に入れながら投資判断をしていきたいと思っています

ただこれはあくまで私個人の判断がそうであるというだけです

実際にどうなるかは誰にもわかりませんので、投資判断は必ずご自分の考えでされることをお勧めします

相場の終着点がどこなのか全く出口が見えないトンネルに入ってしまった気分ですが、トンネルには必ず出口があります

その出口をしっかりと見極めて投資判断ができるように、動画のためにも自分の投資のためにも頑張っていきますので、皆さんも頑張ってください

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

test【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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