絶好の反発タイミングで休場を挟む日経平均、今晩のアメリカ市場が下落を続けると株式相場は下値支持下抜けへ

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円の、週初の予想からの振り返りと週末までの予想のブログ、週間株為替予想です

自分の投資のためにしている予想をブログと動画にしていますので、楽しんで見ていただければと思います

私は投資に生活が懸かっていますが、皆さんまで泥沼にはまる必要はありませんので、投資をする際にはあくまで自己責任でお願いいたします

毎週水曜日と土曜日に更新していますので、チャンネル登録やコメント欄への書き込み、グッドボタンバッドボタンで反応をしていただけると励みになりますのでもし気が向いたらお願いいたします

ニューヨークダウの予想

12月20日の終値を中心に1月4日の終値を高値1月27日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

週初のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は33,000ドルから34,500ドルに設定しました

予想値幅下限は今年1月の最安値の価格を、上限は昨年6月18日と12月1日の終値を結んだ線の今週末の価格を目処に設定、火曜日はいったんの買戻しで上昇するかもしれませんが週全体としては下落推移する展開を予想しました

週末までのニューヨークダウの予想は週初の内容を継続します

月曜日のアメリカ市場が休場の間にウクライナ情勢が激変しました

1週間前に動画へのコメント欄にN Shinさんからロシアはウクライナに侵攻すると思うかとのご質問をいただいた際に私はしないと思うとお答えしたのですが、見通しが外れてしまいました

今のところ実際に軍隊を動かして親ロシア派支配地域以外への侵攻をしたわけではありませんが、ウクライナ東部の独立を承認したことで欧米からの経済制裁は行われることとなってしまいました

当初はどの時点でロシアの侵攻と判断するのかあいまいなところもありましたが、バイデン米大統領がはっきりと侵攻の始まりと発言、第1段の金融・経済制裁に踏み切ると表明しました

ヨーロッパからの制裁内容はアメリカと同じような内容で、27の個人・団体・銀行・国防セクターに制裁を科すというものでした

なお、この中にプーチン大統領は含まれていない模様です

経済的に結びつきの強いヨーロッパ諸国が制裁の塩梅をどうするのかはかなり悩ましい所でしょう

また今後どこまでロシアがウクライナに対しての関与を強めるのかによって制裁の内容も変化すると考えられますので、この辺りも緊張感をもって見守る必要があるだろうと考えています

想定される事態で最も起こるとまずいことは、ロシアが正規軍をウクライナ全土に展開することです

ここまでやってしまうと欧米のロシアへの経済制裁は最も厳しいものになると予想されます

具体的には要人の金融口座の凍結、各種金融取引の凍結、そして商取引の禁止です

北朝鮮に行っている経済制裁をそのままロシアに課すと考えていただければわかりやすいかも知れません

多少の抜け道はあるかもしれませんが、抜け道の大きさはロシア程の経済規模の国を支えられるような大きさではないと考えられますので、経済に対するダメージはかなりのものになるでしょう

経済制裁の影響をロシア以外で真っ先に受けるのがヨーロッパだと考えられますが、これはまわりまわってアメリカにも確実に影響しますので、アメリカ株へも確実に下押し圧力がかかってくると思います

現実にどこまで経済制裁が行われるか確定したら、そこからは一気に大きな調整に入る可能性がある点には注意が必要だと考えています

私自身がかなり注意しているポイントは、通常はネガティブな情報はいったん通過してしまえば消化されてしまうと考えがちで、戦争は買いなどと言う事を耳にされることもあるかとは思いますが、今回はそれが全く当てはまらない可能性がある点です

経済にもう一つ心配されるのがスタグフレーションです

アメリカ経済はただでさえインフレが急速に進んでいますので、ここで世界経済が冷やされると個人所得の伸びが鈍化、物価高だけが進んでしまい経済が停滞するスタグフレーションが発生する可能性があります

個人所得と失業率、そして小売売上高などの個人消費に悪化の兆しが見えないか、今後はアメリカ国内の経済指標発表には注意を払うべきだろうと考えています

ちなみに火曜日に発表されたケース・シラーやPMI、コンファレンス・ボードの内容は堅調なものでした

そのような微妙な情勢の中、月曜日の休場を挟んで始まったニューヨークダウですが、チャートのテクニカルでは今年の最安値まではまだ距離があるものの、終値基準では一気に安値を更新してきました

エンベロープ下側まではもう少し距離があり、価格帯は概ね33,000ドル周辺と今週の予想値幅下限あたりに位置しています

今週の予想では火曜日は一旦持ち直すのではと見込んでいましたが、ロシアのウクライナへの侵攻が事実上始まってしまったことでかなり強い下落になっています

そのため週末に接触する可能性を考慮していたエンベロープ下限への下落は、週半ばにも起こる可能性が高まっています

一旦はそこで反発する場面はあるかも知れませんが、ロシア懸念と米利上げ懸念からそこから2段階目の下落相場へと突入していく可能性が高まっています

インジケーターではADXは28台と高く上昇傾向、シグナルの上抜けも起こしています

ニューヨークダウのインジケーター

MACDは下落を継続していて、シグナルからの乖離を広げ続けています

相場の出来高自体も増加していて下落圧力の高さをうかがわせます

RSIは33を切っていますが、この相場観でRSIが機能するかどうかはちょっと疑わしい展開となっています

不安を大きくあおるのはあまりいいことではないとは思うのですが、今回の下落は通常の調整の下落と同様に考えて対応するべきでは無いと考えています

あくまで私個人の予想のお話ではありますが、よほどロシアのウクライナ侵攻に好材料が出てこない限り、コロナショック並みの下落とその後の株価低迷が起こる可能性が高まっていると考えています

ナスダックの予想

10月4日の終値を中心に12月27日の終値を高値1月27日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

週初のナスダックの予想は下落、予想値幅は13,000ポイントから14,000ポイントに設定しました

予想値幅下限は昨年5月に安値を付けた価格を、上限は今回の下落でいったん反発した際の安値の価格を目処に設定、火曜日に買戻しの動きは起こるかもしれませんが週を通して下落推移する展開を予想しました

週末までのナスダックの予想は週初の内容を継続します

ニューヨークダウ同様月曜日の休場明けの火曜日からロシアのウクライナ侵攻と言うネガティブ材料で下げて始まりました

チャートのテクニカルでは火曜日の下落でピッチフォークを下抜けてしまいましたが、1月の下落で付けた底までは達しないところで踏ん張っています

底値目処になりやすいエンベロープ下限への接触もギリギリ粘って免れている形です

相場環境から考えると、かなり頑張った方だと思います

インジケーターではADXが30を上回って上昇中でトレンドが発生中と判断しています

ナスダックのインジケーター

MACDは下落傾向でシグナルをついに下抜けてきました

はっきりと下落トレンドに突入してしまったことを示している状態です

出来高自体は上昇傾向ではありますが、ニューヨークダウに比べると変化は少し緩やかな印象かなと言った感じです

火曜日単体の値動きだけを見ると、ニューヨークダウよりナスダックの方が幾分底堅い印象を受けます

ただここから強い下落が発生するだろうという見通し自体は、ニューヨークダウ同様です

週初の予想はロシアのウクライナ侵攻は無いという前提で考えていましたが、それでも予想値幅下限は13,000ポイントとかなり弱気の内容でした

相場自体の展開が弱そうだと予想する中で更にネガティブな材料が加わった状態になっていますので、ロシアのウクライナ侵攻懸念が一服するまで、強い下押し圧力がかかり続ける不安定な相場展開が継続するだろうと見込んでいます

日経平均の予想

10月6日の終値を中心に1月5日の終値を高値1月27日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

週初の日経平均の予想は下落、予想値幅は26,000円から27,500円に設定しました

予想値幅下限は1月につけた安値の価格を、上限は2月16日に付けた高値の価格を目処に設定、週初は下落して始まるものの底堅く推移し週半ばから再度下落する展開を予想しました

週末までの日経平均の予想は週初の内容を継続します

月曜日はロシアのウクライナ侵攻懸念から下落、その夜にウクライナ東部の一部地域の独立を承認したことから欧米がロシアに対して経済制裁を検討、ヨーロッパ株の大幅下落を引き継ぐ形で日本株も続落となりました

週初の予想では実際にこのような状態になる前に妥協点を見出すのではと考えていたいのですが、ウクライナ情勢は悪化の一途をたどっています

予想値幅や週初の予想内容は維持しているものの、下値の目処に関しては怪しくなってきました

今後の値動きを具体的にどう考えているかなのですが、恐らく悪材料を消化するまである程度下落を続けて、一旦数営業日反発して横ばい、その後に本格的な下落が来るだろうという見込みです

どこまで一旦下落するのか、そしてどこまで反発するのか、その後にどこまで下値模索をするのか、正直今の状態では判断できません

まずは節目となる26,000円が強い下値支持になる可能性はありますが、下落エネルギーが大きければ一気に下抜けることも考えられます

状況ははっきり言ってかなり悪いです

反発できるチャンスであった水曜日が休場なのも、タイミングが悪かったとしか言いようがありません

海外系証券会社の動向ですが、オプションではABNアムロが月曜日は買い姿勢でしたが火曜日には売りに傾いていて、225miniでは全日売り方向と弱気になっています

225mini3月限

オプションの損益分岐点は25,750円で、下落すると利益が大きくなるポジションを取っています

225mini先物の3月限で買い建玉がかなり残っていますので、この辺りをどうしていくのかは気になるところです

オプションの動向が活発なもう一つの証券会社であるJPモルガンですが、週初からPUTの買いを入れ続けていています

損益分岐点は27,500円で上昇すると利益が大きくなるポジションを取っているのですが、225mini先物の3月限ではマイナス建玉となっています

先物の動きではいつも注目しているCTAにかなり珍しい弱気な動きが見られました

TOPIXの3月限なのですがクレディスイスが一気にマイナス建玉となっています

TOPIX先物3月限

短期間だとわかりにくいので週をまたいだ建玉残の変化を見ていただきます

週明け前までは32,000を超える買い建玉だったのですが、週内の時間外取引で一気にポジションを解消、週明けに東証から発表される建玉残ではマイナスになっていました

これを大きく引き受けたのが裁定取引のBNPパリバだと推測できるわけですが、CTA系の証券会社がこれだけ強くポジションを変更したのはかなり驚きました

先物の細かい分析はこの動画を作り始めた後にcoca-cokeさんからお問い合わせいただいた後にやり始めたので1年以上やっていますが、ここまでの値動きは初めて見たかもしれないと思っています

クレディスイスは先週の時点で、かなり弱気見通しにポジションを変更したと考えていいと思います

チャートのテクニカルでは火曜日の下落でピッチフォーク下限にタッチしていますが何とか反発しています

ここで水曜日が休場になってしまって、反発局面を1回休まなければならないのは手痛いですが、水曜日夜のアメリカ市場が堅調に推移すればいったんの底値を形成できる可能性は残っています

インジケーターではADXが22台後半まで上昇、トレンド相場へと移行しようとし始めています

日経平均のインジケーター

MACDはシグナルを下抜け下落傾向、オシレーターで見るとマイナスへ転じてしまったのがわかりやすいかと思います

日経平均に発生しようとしているのは下落トレンドだという事になります

上昇局面で一旦休むようにMACDがシグナルを下抜けた場合は早い段階で反転して再上昇する可能性もありますが、ADXが上昇傾向で、しかも全体的な方向性も下落相場の中でMACDがシグナルを下抜けてくると、ここから本格的な下落が起こることに備えるべきだと考えています

テクニカル的にはピッチフォークや価格帯はいったんの下値を付けてもおかしくないタイミングにいますが、インジケーターは圧倒的にネガティブな状況となっています

水曜日が休場でなければここで少し反発して、ポジションをどうするか対応できたところですが、ちょうど祝日と当たってしまいました

アメリカも月曜日は祝日でしたし、今回のロシアのウクライナ侵攻はタイミングとしては最悪だったと言えるでしょう

ドル円相場の予想

12月3日の終値を中心に1月4日の終値を高値1月21日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

週初のドル円相場の予想は円高、予想値幅は114円00銭から115円50銭に設定しました

予想値幅下限は昨年12月3日と今年1月24日の安値を結んだ線の今週末の価格を、上限は木曜日に高値を付けた価格を目処に設定、一目均衡表の雲に沿いながら円高推移し週半ばに一旦円安推移するも週末にかけて再度円高推移する展開を予想しました

週末までのドル円相場の予想は週初の内容を継続します

予想外のロシアのウクライナ侵攻で大きな影響を受けることも心配されたドル円相場ですが、今のところ予想範囲の値動きで収まっています

水曜日の値動きも少し含まれているチャートを表示していますが、週半ばに一旦円安方向への推移をすると言うのも予想通りです

ただここから週末にかけて、ドル円相場には重要なイベントが控えています

今回のロシアのウクライナ侵攻が絡むエネルギー価格上昇とインフレ懸念に対して、ベイリーBOE総裁がどのような発言を行うのかに注目です

ここでもしかしたらもう少し円安方向へ振れる可能性があるかもしれません

今のところドル円相場へかかるバイアスは上下のバランスが微妙な状態ですが、直近でそのバランスを大きく崩す可能性がありそうなのが、ロシアのウクライナ侵攻に対する欧米の経済制裁です

経済制裁の内容が一部であるうちはドル円相場への影響はそこまで大きくは無いかもしれませんが、仮にですが北朝鮮に対して行っているような強力な経済制裁が行われた場合、対ユーロに対してかなり強い円高バイアスがかかると予想されます

ドルに対しても同様の圧力がかかって、ドル円相場としてみるとそこまで強い円高バイアスがかかるかと言う点に関しては見通しがちょっと不透明なのですが、節目を超えて勢いよく円高方向へ動き出した場合は注意した方がいいと思っています

チャートのテクニカルでは一目均衡表の雲上側に沿うように推移した後、火曜日から円安方向へ動きだして、水曜日の朝の時点でもその値動きは引き継がれています

直近高安の半値基準周辺でもみ合うような値動きになっていて、あまり一方的な方向感を感じさせる値動きにはなっていないと言った印象です

水曜日の夜はベイリーBOE総裁の発言があった後もう少し円安に振れるかもしれませんが、動いても115円50銭程度までだろうと見込んでいます

インジケーターではADXが12台で下落傾向ですのでレンジ相場と判断、RSIは50台と中段に位置していて、方向感がつかみにくい状態です

ドル円相場のインジケーター

MACDはシグナルの下を推移していますがシグナルとの距離が開くスピードが落ちているのがうかがえます

そのためここから強烈な下落が来るというよりは、横ばいか緩やかに円安方向へ推移していきそうな雰囲気があります

週初の予想では114円00銭まで予想値幅を取っていましたが、今のところロシアのウクライナ侵攻に対しての強い経済制裁などが出てこなければ一目均衡表の雲の上側を維持して今週を乗り切れるのではと言った感じになっています

ただ情勢がどう変わるのかあまりにも不安定な状況が続いていますので、予想値幅下限は114円00銭のまま維持したいと思います

最後に

ロシアの実質的なウクライナ侵攻は予想外でした

仮にことが起こった場合に想定される下落幅を考えると、さすがに先週月曜日の時点でポジションボリュームをかなり絞ってはいましたが、それはこうなると予想したからでは無くて、あくまで危ないかもしれないからやめておこうといったものでした

まさか実際に侵攻が起こるとは本当に思っていませんでした

ここから先どのような判断が下されるかはプーチン大統領の胸三寸、私には全くわからない状態です

更に難しいのがヨーロッパの対応で、エネルギー関連の取引を止めてしまうとガスが足りなくなってしまいます

そのあたりのバランスも考えてどの程度の制裁を行ってくるのか、それによっても相場の反応はかなり変わってくると思います

ここをチャンスと突っ込むのか、それともいったん危ないからと逃げるのか、かなり判断の分かれるところかと思いますが、すべてはプーチンさんにかかっていると言っても過言ではないでしょう

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

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