米インフレ懸念で起こる急激な円安推移とナスダックにある反落不安

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円の、週初の予想からの振り返りと週末までの予想の動画、週間株為替予想です

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今回のチャートからローソク足の陽線と陰線の色が入れ替わりました

陽線に赤を、陰線に緑を使用していますのでよろしくお願いします

【日経平均・ドル円・ダウ・ナスダックの予想】日経平均の先行きが米インフレ懸念で怪しい展開?ナスダックにも下押し圧力となり米長期金利上昇は予想以上にドル円相場を円安推移へ【週間株為替予想】
11月15日にあったニューヨーク連銀製造業景気指数が市場予想を大幅に上回り、懸念していた予想外の円安推移に発展、これは最終的にはナスダックへの下押し圧力となる可能性があります。今のところナスダックのテクニカルでは大きな不安は無いものの、仮に...

ニューヨークダウ

7月19日の終値を中心に、8月16日の終値を高値、9月21日の終値を安値として、基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

週初のニューヨークダウの予想は横ばい、予想値幅は35,500ドルから36,600ドルに設定しました

予想値幅下限は大きく陰線を出した10月27日の安値の価格を、上限は最高値の価格を目処に設定、エンベロープ中央の線に寄せるように横ばい気味に推移する展開を予想しました

週末までのニューヨークダウの予想は、週初の内容を継続します

月曜日に発表されたニューヨーク連銀製造業景気指数は30.9と、コンセンサス予想22.0を大きく上回ってきました

正直ここまで強い数字が出てくるのは予想外でした

この発表を受けて米長期金利が上昇、月曜日のアメリカ市場はそれでも底堅かったですが、それでもハイテク株の一角には売りが出てしまいました

この調子だと、木曜日に控えるフィラデルフィア連銀の製造業景気指数もコンセンサス予想の24.0を強く上回ってくる可能性に備えた方が良いかもしれません

仮に高い数値が出た場合に起こる動きですが、米長期金利が上昇して月曜日と同様にハイテク銘柄への売りが出ると考えられます

そこかしこから聞くニュースではこれまで停滞していた物流、特に船荷に関してですが、比較的順調に荷下ろしができるように回復してきているそうです

消費財や原材料の需給のひっ迫によるインフレ懸念に関しては、これで何とか回避できそうかなと言った感じです

チャートのテクニカルではADXが高くトレンド相場になっていると判断していますが、MACDがシグナルを下抜けていますので本来であればここから下落相場が始まると考えるべきタイミングですが、ニューヨークダウはここから強い下落はせず、どちらかと言うと横ばい気味に推移、それも気持ち上昇方向へ値動きしていくのではと予想しています

これは昨年の年末にも起こった現象で、高水準まで高まったMACDが下向きになりシグナルを下抜けた後、そのシグナルと一緒に緩やかに下落、ある程度過熱感が取れたところで再度上下しながら高値追いに入るパターンが見られています

今回もほぼ同様の値動きになるのではと考えています

ここで懸念材料になるのは利上げタイミングの前倒しですが、仮に懸念材料となっても実際に結果が出るのは12月15日ですので、ここまでは様子を見ながらも景気回復期待から株価は堅調な値動きをするのではと想定しています

ただ12月15日のFOMCで利上げ前倒しが発表されるようなことがあれば、そこから相場が下方向に動く可能性はありますので、そこがターニングポイントになるかもしれない点には注意が必要だと考えています

ナスダック

8月18日の終値を中心に、9月3日の終値を高値、10月4日の終値を安値として、基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

週初のナスダックの予想は上昇、予想値幅は15,600ポイントから16,200ポイントに設定しました

予想値幅下限は先週水曜日の終値の価格を、上限はボリンジャーバンド最高値の価格を目処に設定、ピッチフォークの角度より強い上昇をする展開を予想しました

週末までのナスダックの予想は、週初の内容を継続します

ニューヨークダウの所でもお話ししましたが、月曜日にあった11月ニューヨーク連銀製造業景気指数がコンセンサス予想を上回り米長期金利が上昇、月曜日のナスダックの上値を押さえつけました

にもかかわらずここまで強い値動きを見せるのは、さすがナスダックと言った感じです

来週に控えたFOMC議事要旨を前に値動きが緩慢になりそうですが、今週に関してはまだ上昇を継続するのではと考えています

チャートのテクニカルではADXが高い水準でトレンド相場と判断していますが、MACDがシグナルに接近、少し不穏になってきました

昨年末も同様の値動きをした際には、そのまま上昇を継続していましたが、今回そのまま上昇するのかはちょっと危うい所もあります

インジケーターの形状は昨年12月に似通っているのですが、今回は10月初旬から強い上昇を見せてエンベロープ上限をボリンジャーバンドと日足が上抜け、その後に調整の下落を見せてはいますが、エンベロープ中央までは調整しませんでした

この調整幅はちょっと中途半端で、このままだともう1度下押しがあるかもしれないと心配しています

一番怖いのはMACDが横向きになりつつ株価は上昇、11月初旬の頂点と同じあたり、16,000ポイントを上抜けたところまで上昇してダブルトップを形成、そこから下落方向に推移することでMACDは明確に下落トレンドに入り、そのままエンベロープ下限まで調整を行うパターンです

この値動きに入ってしまうと、調整が終わるまでに半月はかかりますので、ちょうど12月15日のFOMCあたりまで調整に入ってしまう可能性が出てきます

必要以上に心配するのも問題ではありますが、インジケーターには変化の予兆が見られる点には注意が必要だと思います

日経平均

5月13日の終値を中心に、6月15日の終値を高値、8月20日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

週初の日経平均の予想は横ばい、予想値幅は29,000円から30,400円に設定しました

予想値幅下限は直近高安の半値基準の価格を、上限は9月の下落時に一度反発した際の高値の価格を目処に設定、週前半は高値模索するも29,500円を中心に上下して推移する展開を予想しました

週末までの日経平均の予想は、週初の内容を継続します

週初の予想でお話しした7-9月期四半期GDPは年率換算で-3%と、想定していた内容よりもかなり悪いものでした

この内容で良く日経平均が大きく下落しなかったなと思ったくらい驚きました

この後に予定されている水曜日の9月機械受注に関しては、この動画が公開されている頃には結果が出ているはずですが、どうなっているか少し不安になってきます

週末のCPIコアコアは前年同月比マイナスを維持するだろうとお話ししていましたが、コンセンサス予想でもマイナスですので、恐らく予想通りの数値が出てくることで、波乱材料にはならないだろうと楽観視しています

ただ内容としては市場にはネガティブだろうと思います

オプションと先物の動きに関しては、週初からの予想の際から大きな変化は無いように思われます

ただCALLでは30,000円から上にはいかないだろうとABNアムロが売り向かっていて、PUTの29,500円から下に買いが積極的に入っています

225miniの12月限と1月限で同時に売りに回っているのも印象的で、これは先週からみられる一連の動きと考えていいと思います

ABNアムロは引き続き下目線なのではと判断しています

チャートのテクニカルではちょっと嫌な状況が現れ始めました

ADXが低下傾向でレンジ相場真只中の雰囲気の中、火曜日の取引でRSIが下向きになりシグナルに接触寸前、一旦の頂点をつけた月曜日の時点で70に達していませんでしたが、RSIの頂点が少しずつ切り下げている状態、チャートの高値更新とのダイバージェンスが起こっていると考えると、ここが一旦の頂点だったと考えてもおかしくないかもしれません

今週の予想値幅の変更などは必要ないと考えていますが、一つだけ懸念材料が出てきました

それが月曜日と火曜日に窓を開けて上昇、高値で島を作ったことです

30,000円まで上昇した達成感もありますので、ここから水曜日に反落を始めた場合アイランドリバーサルの形になりますので、相場の反転が起こる可能性があります

今回の場合でいえば、11月前半につけた高値とダブルトップを形成する形で、下落する値動きになるパターンです

ここで起こる下落は決定的な相場転換ではなく、一旦の上昇からのお休みと言った形になるのではと考えてはいますが、下押しが強く起こった場合、最終的には28,800円周辺までは下落してしまう可能性が出てきています

ただ、今週中にはそこまで下落しないでしょうし、仮にそこまで下落してもまだ上昇相場時の一時的な調整ととらえても問題ないだろうと考えています

週初の予想でお話しした下落方向の注意ポイント、29,000円の強い下抜けが起こらない限りは、まだ想定の範囲内でしょう

ポジションボリュームの調整は必要だとは思いますが、ここはまだ仕込みどころなのではと思っています

私自身も個別銘柄で今の時点で少し復調の兆しが見えていて、インジケーターでも上昇転換の手前だと考えられる銘柄に新しい買いを入れ始めています

もちろん全力ではなく、様子を見ながらですが

少なくとも週末までに向けては下落傾向が出やすくなると考えていますので、週初の予想の上下する展開の下の方に入って行くと言った感じです

ドル円

4月23日の終値を中心に、7月1日の終値を高値、9月21日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドと一目均衡表を表示しています

ドル円のチャート

週初のドル円相場の予想は横ばい、予想値幅は112円70銭から114円70銭に設定しました

予想値幅下限は先週の円高水準の価格を、上限は直近高値の価格を目処に設定、一目均衡表の雲に向かって円高方向に横ばい推移する展開を予想しました

週末までのドル円相場の予想は円安へ、予想値幅上限を116円50銭に変更します

週初に予想していた一目均衡表を目指す横ばい気味推移と全く違った値動きを始めてしまいました

月曜日に発表された11月ニューヨーク連銀製造業景気指数は市場予想を大幅に上回り、火曜日に発表された小売売上高も前月比で1.7%増と市場予想1.2%より強い数字が出てきました

好調な結果を受けて米10年債利回りは月曜日から引き続き上昇、水曜日に発表される住宅着工件数も好調だろうと考えられますので、利上げ前倒し懸念が高まりこのまま円安方向への推移が継続する可能性が高そうです

思いっきり週初の予想を外してしまい、上昇方向の注意ポイントの値動きに入ってしまいました

米長期金利はいったんの高値を付けてもおかしくない水準まで上昇していますが、今後もアメリカでの経済指標発表では好調な結果が出てきそうですので、どこまで上昇するか読み切れないところがあります

次のドル円の明確な上値目処は118円66銭とかなり円安の水準ではありますが、これからの急激な円安推移への動きを警戒した方が良い段階に入っていると思います

前回の急激な円安推移、9月後半の109円12銭から114円69銭までの値動きを参考にすると、約5円50銭の上昇には概ね1か月かかっていますので、仮に11月10日に始まった上昇が118円近くまで達するのは12月10日前後になると考えられます

急激な円安推移が起こってもこの程度の日柄は必要になる点には注意が必要だとは思いますが、前回の上昇幅を考えても118円66銭と言うのは絵空事ではないかもしれないと、かなり警戒しています

最後に

アメリカでのインフレ懸念が思った以上に高まった週初から、株価の動きは少し軟調になり、ドル円は円安方向へのバイアスがかかりました

ただ実際に利上げ前倒しが発表されるとすれば次のFOMC、12月15日だろうと考えています

今の段階ではそこでもまだ利上げ前倒しは無く、市場のインフレ懸念と中央銀行の利上げ見通しには齟齬が発生すると考えています

今のようなコロナ禍の中で利上げのタイミングを間違った場合、今までの緩和政策が水泡に帰すことを中央銀行はよく理解しているのではと個人的には考えています

その兆候は前回のBOE、イギリス中銀の政策金利発表で、市場予想では利上げ見通しがあった中で現状維持を選択したことからも、他の中央銀行も利上げ前倒しには消極的なのではと考えています

そのような中で12月15日に利上げ前倒しが発表されれば、それはそれで大きなインパクトになってしまうので警戒しないわけにはいきませんが、市場が利上げ懸念で混乱したときはチャンスかもしれません

ただチャレンジする際には、資金管理にだけは細心の注意を怠らないようにしなければと思っています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

水曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

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