アメリカのインフレ懸念による長期金利上昇とヨーロッパのコロナ再拡大と言う不安要素

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円の予想と、予想外の動きをした時の注意ポイントのブログ、週間株為替予想です

毎週水曜日と土曜日に更新していますので、お時間がございましたら是非ご覧いただければと思います

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

7月19日の終値を中心に、8月16日の終値を高値、9月21日の終値を安値として、基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

今週のニューヨークダウの予想は横ばい、予想値幅は35,500ドルから36,600ドルです

予想値幅下限は大きく陰線を出した10月27日の安値の価格を、上限は最高値の価格を目処に設定、エンベロープ中央の線に寄せるように横ばい気味に推移する展開を予想します

今週のアメリカで予定されている経済イベントは、景気動向に関連した内容が中心です

まず各連銀の製造業景気指数ですが、この結果は来月のISM製造業景気指数と非製造業景気指数の先行指数になりますので、インフレ懸念が続く中で景気の拡大傾向が継続しているのかを確認できる大切なイベントです

小売売上高は直近の消費動向を、住宅着工件数でこれから先の耐久消費財の購入動向が推測できますので、こちらもアメリカの景気動向が順調なのかを確認できます

どのイベントもアメリカの今後の景気動向を占う上で大切なものですので、しっかりと確認したいところです

それと同時に気になるのが来週に控えているFOMC議事要旨です

今週に関しては来週のFOMC議事要旨を控えて、ちょっと上値が重くなる可能性があるのではと警戒しています

今のところ週内にあるイベントではインフレ懸念が台頭する可能性が高く、来週のFOMC議事要旨ではサプライズは無くあく抜けするのではと予想しています

今週に関しては予定されるイベントから発表される内容を横目に、不安定な値動きになってしまうだろうと考えています

チャートのテクニカルでは、連続して陰線を出して下落、当初の予想通りエンベロープ中央を目指して下落してきました

金曜日に陽線を出して反発したのはプラス材料で、このまま陰線を出しっぱなしで下落した場合、エンベロープ中央も下抜ける可能性がありましたが、この値動きであれば当初の予定通りエンベロープ中央で下落が止まる可能性が高いのではと考えています

今のところ年末に向けて緩やかな上昇を継続する予想をしていますので、今週からエンベロープ中央を挟んで上下して底値を固めた後、来週以降に再度上昇相場に入ると考えています

この予想にとっての不安材料がインジケーターの動向で、MACDはシグナルを下抜けて下落方向を目指していますし、DMIではPDIが30を下抜け弱気に入り始めています

この形状になるとここから再度強い上昇に入るというよりは、横ばい気味の推移に変化するタイミングだと考えていて、強めの上昇でもピッチフォークの角度に沿ったもの、予想ではピッチフォークの角度を下回る緩やかな上昇に変化すると考えています

ここからのニューヨークダウの動きが予想通り横方向に変化した場合は、いったんの弱気相場をやり過ごしそこから強い上昇を見せることで新しい上昇トレンドに入るか、もしくはそのまま横方向の推移でレンジ相場に入って緩やかな上昇を続けるか、このどちらかに移行するだろうと考えています

予想としてはどちらにしても上昇すると強気の見通しを維持していますが、今週に関しては特に下落方向の注意ポイントには気を付けてください

今のところ下落要因になりそうなものはインフレ懸念からの米長期金利の上昇くらいだと思っていますが、市場環境が思わぬ要因で悪化した場合、それが小さなバイアスであっても下落方向へ動き始めるのは思ったより簡単かもしれません

以上のことから今週のニューヨークダウは、エンベロープ中央の線に寄せるように横ばい気味に推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に、注意していただきたいポイントです

上昇方向は36,600ドルの上抜けです

今週中にこの水準を上抜けられるのであれば、下落方向へと傾き始めていたMACDが再度上向きになってMACDシグナルに沿ったような上昇を開始、ニューヨークダウの値動きもピッチフォークの角度に沿って安定した上昇相場へ戻る可能性が出てくるのではと思っています

基本的に来週に控えているFOMC議事要旨でサプライズは無いと考えていますが、市場の反応としては経済指標の内容によって利上げタイミングが早まることが意識されたりしていますので、下押し圧力が強い環境になっていると感じています

その中でこのような強い値動きが起こるとは考えにくいのですが、仮に起こってしまうとここから年末まで一本調子で上昇相場を見せてくる可能性が高まりますので注意したいと考えています

下落方向は35,200ドルの強い下抜けです

今週はこの下落方向の注意ポイントがとても大切だと考えています

予想としては強気を維持していますが、日々の相場を見ているとどうにも利上げ前倒しへの不安感が市場に強く残っている印象があります

FOMC議事要旨を来週に控えて積極的な買いに入りにくい中で、今週予定されている経済イベントでインフレ懸念が台頭してしまうような結果が出てしまうと、一気に下押し圧力が強まる可能性があります

その後の展開としては、エンベロープ中央から10月27日の安値35,490ドル付近までの値動きでは収まらなくなり、8月末から9月に高値でもみ合った価格帯を下抜け直近高安の半値基準まで下落、次の焦点は来週に控えるFOMC議事要旨が終了した時点であく抜けして再度上昇相場に戻るのか、それともFOMC議事要旨でネガティブサプライズが起こってさらに強い下落に入り年末高が無くなってしまうのか、そういう分岐点に入ってしまうだろうと考えています

今のところFOMC議事要旨の内容に関しては現状維持だろうと楽観視していますが、仮にFOMC議事要旨きっかけで直近高安の半値基準を下抜けてしまった場合、33,600ドルまでの下落は視野に入れて対応する必要があると思いますので、かなり危険な時間帯に入るパターンだと警戒しています

今週の予想では、値動きが大きくなった場合は10月27日の安値前後まで値幅が広がる可能性はあると考えていますが、35,200ドルを下抜けてくると年末に向けて再上昇できるか怪しくなってきますので、年末までのニューヨークダウの見通しをかなり慎重に変更した方がいいだろうと考えています

ナスダックの予想と注意ポイント

8月18日の終値を中心に、9月3日の終値を高値、10月4日の終値を安値として、基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

今週のナスダックの予想は上昇、予想値幅は15,600ポイントから16,200ポイントです

予想値幅下限は先週水曜日の終値の価格を、上限はボリンジャーバンド最高値の価格を目処に設定、ピッチフォークの角度より強い上昇をする展開を予想します

今週予定されているイベントでは予想外に経済の過熱感が高まり、早期利上げへの警戒感が高まらないか心配なところです

ナスダックはどうしても米長期金利の上昇には足を引っ張られてしまう傾向がありますので、過度なインフレ懸念が台頭するような材料が出てくるとニューヨークダウに比べて強い下方向へのバイアスがかかると想定されますので、その点には注意が必要だと考えています

チャートのテクニカルでは先々週の時点でボリンジャーバンド上限がエンベローブ上限を上抜け、先週に入って明確に下落方向の値動きを開始、金曜日には強い反発を見せています

インジケーターでは下方向を向いていたMACDが持ち直し、MACDシグナルに対して軟着陸するように角度を調整、再上昇できる雰囲気になっています

RSIは高値圏にありますが現在はトレンド相場だと考えていますのであまり重視しないでいいと思いますし、まだ上昇トレンドから下落方向へ転換すると判断するには早いタイミングではと考えています

問題はこの後に予想される値動きで、そのまま上昇角度を維持して年末まで上昇相場を維持してしまえばいいのですが、仮にダブルトップを形成した場合はその後の下落はかなり強くなると想定され、恐らくエンベロープ中央は一気に下抜け、さらに下値模索に入ると考えられます

一旦下げ止まるのは直近高安の半値基準15,100ポイント周辺で、そこで底値を固め反発して再上昇するか、それとも再下落するかの分かれ目に入るのではと考えています

予想では残念なことに、ダブルトップ形成の確率がかなり高いと考えていますので、年末に向けて最高値を更新する展開は、恐らく今週から来週にかけての最高値更新で終わってしまうと考えています

今週に関しては、予想が外れて下落方向に動くことを祈るばかりです

以上のことから今週のナスダックは、ピッチフォークの角度より強い上昇をする展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に、注意していただきたいポイントです

上昇方向はピッチフォークの角度に沿った緩やかな上昇です

この場合ナスダックはエンベロープ中央への調整を行わず、安定的な上昇相場に入る可能性が出てきます

今のナスダックは強い上昇をしてしまうと、過熱感から強い下落に発展してしまうと考えています

今週の予想ではそのような上昇が発生、ダブルトップを形成して再下落する流れに入って行くと考えていますが、もっと横ばい気味の緩やかな上昇角度に入ることができれば、その穏やかな株価推移の間に過熱感が取れる可能性があります

この場合年末までの緩やかな上昇を維持できる可能性がありますので、今週に関しては強い勢いがない上昇は不安材料ではなく、むしろポジティブな値動きなのではと考えています

下落方向は15,400ポイントの強い下抜けです

ここで注意していただきたいのは、エンベロープ中央に接触して15,400ポイント程度までの下落であれば、ナスダックの値動きとしては今週の予想よりむしろポジティブだと考えられる点です

一旦エンベロープ中央付近で底値を固める値動きを見せた後、年末に向けて再上昇する公算が高いと考えています

下落方向の注意ポイントとして問題になるのは、15,400ポイントの強い下抜けが起こった場合です

この値動きが出た場合ナスダックは大きめの調整、エンベロープ下限に接触するまでの下落が起こる可能性が高まります

今週中の値動きに関しては、15,400ポイントを大きく下抜けると、直近高安の半値基準15,100ポイント周辺で一旦は下げ止まるだろうと考えています

そこから先の展開はニューヨークダウと同様で、来週あるFOMC議事要旨の結果であく抜けして再上昇に入れるか、それともネガティブサプライズでさらに下落、エンベロープ下限、先週末で考えると14,600ポイントあたりまでは下げる可能性があるだろうと思っています

ただ再上昇に入ったとしても12月中旬に予定されているFOMCまで強い上昇をすることはできないだろうと考えています

また来週のFOMC議事要旨の内容に関しては楽観視しているものの、ここまで市場環境が悪化するとネガティブサプライズが出て米長期金利が強い上昇を見せた場合、直近安値14,200ポイント周辺では下げ止まらずさらに強い下落をする可能性も出てきますし、この場合年末高はもう期待できないと思います

日経平均の予想と注意ポイント

5月13日の終値を中心に、6月15日の終値を高値、8月20日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

今週の日経平均の予想は横ばい、予想値幅は29,000円から30,400円です

予想値幅下限は直近高安の半値基準の価格を、上限は9月の下落時に一度反発した際の高値の価格を目処に設定、週前半は高値模索するも29,500円を中心に上下して推移する展開を予想します

今週予定されているイベントでは、全体的に日本経済の弱さを確認することになるかもしれません

これは株式市場にはかなりネガティブです

まず7-9月の四半期GDPで経済成長鈍化を確認、9月機械受注はそこまで大きな回復をせず、最後に消費者物価指数は横ばい気味で特に食料とエネルギーを除くコアコアは前年同月比でマイナスを維持するのではと考えています

このシナリオ通りに行ってしまうと、海外からの日本の評価はネガティブなものになる可能性が高いと考えています

この辺りに今の日本株の上昇力が弱い理由があるのかもしれないなとも思います

12月限オプションのCALLとPUTの分布

オプションの動向ですが、オプションの建玉残は先週末の終値29,600円付近からCALLの買いとPUTの売りがぶつかり始めていますが、ここまで下の価格からCALLの買いがある状態をどう判断したものか戸惑っています

恐らくですが、ここから日柄をこなすことでもっと見慣れた形になっていくのかなと思っているのですが、12月限のオプションの分布に関してはちょっとよくわからないのが正直なところです

日々の取引で気になるのはABNアムロの動きです

木曜日と金曜日にオプションのポジションをマイナス方向へとっていて、29,500円を基準にCALLでは売り、PUTでは買いに向かっています

強い下方向への動きで、本来であればこの場合225miniでは反対方向への動きを見せるのですが、先週に関しては売り向かっています

オプション建玉残の変化

この表は上が先週の建玉残から日々どう変化したか、下がその累積でその日の建玉残がどうなっていると想定されるかです

下側金曜日が最終的な残高になりますが、これは来週月曜日の東証の発表によって修正が入る点にはご注意ください

ABNアムロの大きくマイナスになった火曜日、これに関しては通常通りオプションの取引はプラス方向へ振っていました

様子が変わってきたのが木曜日からで、金曜日はオプションをかなりマイナスに振ったにもかかわらず225miniの12月限もマイナスに振っています

この動きは今週以降の強い下方向の推移を予想したものの可能性がありますので注意が必要だろうと考えています

ただ忘れてはならないのは、一方で225先物12月限はプラスに振っていて、こちらは建玉残もプラス方向に振っています

とは言え、225miniとオプションを同一方向にここまで極端に取引してくる動きは珍しく、29,500円付近の攻防、特に下押しする圧力が発生しないかに関してはかなり警戒しています

ちなみにですが、この金曜日の29,500円のCALLの動向は、ABNアムロ・メリルリンチ・JPモルガンが売り仕掛けて、ソシエテジェネラルが一手に買い向かう形となっています

ソシエテジェネラルはABNアムロとは反対に上方向を見ているようにも思えますが、225mini12月限の建玉残は大きくマイナスになっている点には注意が必要だとも考えています

先物の動向では、CTAのクレディスイスとモルガンが225を弱くTOPIXを強くする傾向は相変わらず続いています

日経平均よりTOPIX優位の見方は継続している模様です

今のところ、これ以外は先ほどお話ししたABNアムロの特徴的な値動き以外に目立ったものは無さそうだと考えています

チャートのインジケーターではADXが下落、現在はレンジ相場となっていると判断しています

ADXがまだある程度高い時期、10月下旬から11月初旬にかけて、チャートでは上昇しているもののRSIにはダイバージェンスが見られます

とても微妙な値動きですのではっきりしたものではありませんが、この辺りはネガティブです

週末の上昇でMACDがシグナルを割り込む前に反発、DMIではPDIとMDIが絡み合うように推移していましたが、PDIが上抜けてきたのは日経平均にはプラス要因です

ただレンジ相場の傾向が強くなっている段階でRSIはいまだに高値圏にあって、ここからは下落する可能性の方が高いのではと思わせる状態になっています

特に金曜日の29,500円付近に寄せてくる値動きは起こる可能性が高いと予想していましたので、SQが通過した後の日経平均はむしろ木曜日と金曜日に開けた窓を埋める形で下方向に動く可能性が高いのではと考えています

ここは踏ん張りどころなのですが、アメリカの相場環境から考えても、日本株が単独で上昇していくのはちょっと難しいだろうと考えています

以上のことから今週の日経平均は、週前半は高値模索するも29,500円を中心に上下して推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に、注意していただきたいポイントです

上昇方向は30,400円の上抜けです

オプションや先物の動向と今週のアメリカ株の予想から、そこまで強い展開にはならないだろうと予想している今週の日経平均ですが、30,400円を上抜けてくると相場の雰囲気に変化がある可能性はあります

ただレンジ相場の様相が強くなっている日経平均が、RSIが高止まりしている状態でそこまでボラティリティを伴った上昇を見せられるのかと言うと、それは難しいだろうと考えています

また相場の雰囲気は確かに改善するかと思いますが、日経平均がそこまで強く上昇してしまうと、すぐ上にはエンベロープ上限が接近、ここへの接触や上抜けが起こると、そこから下落に転じてしまう可能性が高まります

この注意ポイントの上抜けは今週単体の値動きとしては直近高値を目指すような強い展開へ発展するかもしれませんが、行き過ぎると反落の要因になってしまう点にも注意が必要だと考えています

下落方向は29,000円の強い下抜けです

ここは直近高安の半値基準になりますが、まずはここを注意ポイントに設定したいと考えています

先週の下落時にもここは反発ポイントになりましたし、ある程度の下値抵抗として働いてくれそうな気がしています

その下の水準28,800円には一目均衡表の雲があり、ここまでの下落は許容範囲としておいた方が良いとも思っています

概ねこの辺りを強い勢いで下抜けてきた場合がまずいと思っています

この価格帯を下抜けてしまうと次の下値目処は28,400円近辺、ただそこでは下げ止まらず直近安値まで落ち込む可能性が考えられます

下げ方としては28,400円で下げ止まり反発後に再下落、または一気に下抜ける下落のどちらかになるだろうと考えています

今のところそこまで弱い相場へ転換していく雰囲気は無いものの、RSIから過熱感が取れないことからどこかのタイミングで下落は来るはずだと考えています

その下落幅が直近高安の半値基準までで収まれば年末高への推移を続けられると考えていますが、予想外に強く下落し始めた場合は全体的な予想を見直して、年末高は一旦あきらめた方が良いかもしれません

29,000円の強い下抜けは、そのような相場環境に入ってしまうかどうかの分岐点になるだろうと警戒しています

ドル円の予想と注意ポイント

4月23日の終値を中心に、7月1日の終値を高値、9月21日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドと一目均衡表を表示しています

ドル円のチャート

今週のドル円相場の予想は横ばい、予想値幅は112円70銭から114円70銭です

予想値幅下限は先週の円高水準の価格を、上限は直近高値の価格を目処に設定、一目均衡表の雲に向かって円高方向に横ばい推移する展開を予想します

今週の為替相場で気になるイベントは中央銀行の政策金利関連です

オーストラリア・南アフリカ・トルコと、為替取引を行っている方には比較的なじみの多い通貨に関連したものが多くあります

ドル円に絞って考えるとこれらのイベントはそこまで影響は無いかなとも思います

どちらかと言うとニューヨークダウやナスダックでお話ししたイベントで、インフレ懸念からの米長期金利上昇が起こった場合のインパクトの方が大きいと思いますので、製造業景況指数、小売売上高、住宅着工件数にも注意した方が良いと思います

先週もFRBの利上げはまだ先だとの見通しでしたが、先週水曜日の10月消費者物価指数が予想を上回ることで、FRBの金融政策正常化が早まるのではとの見方が強まり米長期金利は上昇、ドル円も予想外に強い円安への動きを見せました

ここからは直接的な金融政策に対する発表だけではなく、インフレ懸念につながるような経済指標の発表タイミングにはドル円が大きく円安方向に変動する場合がある点には注意が必要だと思います

チャートのテクニカルではADXが下落、トレンド相場からレンジ相場へと切り替わったと判断しています

レンジ相場の際に威力を発揮するRSIは52程度と中間地点にあって、方向感を推し量ることが難しい水準です

また10月20日の円安水準からどちらかと言うと円高方向へ試すような値動きが起こっていますので、この値動きは今後もまだ継続するのではと考えています

また今回のように強い円安推移を見せた後は、一目均衡表の雲に一旦接近してから雲上側を沿うように値動きする傾向がありますので、今回も同様の値動きが見られるのではと考えています

年末円高アノマリーもこの予想のサポート材料です

今週に関してはテクニカルとアノマリーは円高要因が強く、週内にあるアメリカのイベントで円安方向への推移が起こるかもしれない、そういった相場展開になると言った感じです

ただ予想ではイベントはかく乱要因にはなっても、継続的な米長期金利上昇要因とはならないと考えていますので、円安要因となってもそれは1~2営業日程度で、全体的には円高傾向だと考えています

以上のことから今週のドル円相場は、一目均衡表の雲に向かって円高方向に横ばい推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に、注意していただきたいポイントです

上昇方向は114円70銭の上抜けです

ここまで円安が進む場合、週内に予定されているイベントで予想以上に強い利上げ懸念が台頭したことが考えられます

今のところ11月のFOMC議事要旨ではサプライズは無いと考えていて、仮に利上げの前倒しがあったとしても12月中旬に予定されている今年最後のFOMCだろうと思っていますので、そこまではここまで強い円安推移は起こらないだろうと考えています

ですが起こってしまった場合は、12月のFOMCでかなりの確度で利上げが行われるという市場予想が出ている可能性があり、この場合は米長期金利の上昇と歩調を合わせるように、強い円安推移を開始する可能性がある点には注意が必要だと考えています

今の水準から強い上昇をした場合、次の上値目処は118円66銭とかなり円安の水準になる点にも注意が必要だと思います

下落方向は112円70銭の強い下抜けです

今週中に112円70銭を強く下抜けた場合、そのまま勢いよく直近高安の半値基準まで円高が進行する可能性があります

これが決定的な強い円高推移に発展するかと言うと、それはちょっと判断がまだ難しい所です

仮に今週末に半値基準まで下落したとしても、そこは一目均衡表の雲と重なる水準で、そこから雲の上側に沿うように円安推移を見せてくる可能性が残ります

強い円高推移に入るには、半値基準をさらに強く下抜ける必要があると思いますので、まだどちらに推移するか判断するには早いタイミングだろうと思っています

ただ一旦はそこまで円高が進行する可能性があり、仮に半値基準も下抜けてしまうとさらに強い円高推移に入ってしまいますので、112円70銭を下抜けたら直近高安の半値基準までの下落で止まるのか、そして一目均衡表の雲上側に沿うように円安推移に戻るのかを確認してからポジションを取った方が良いかも知れないと考えています

今週のまとめと謝罪です

今週のニューヨークダウの予想は横ばい

予想値幅は35,500ドルから36,600ドル

予想外の動きをした時の注意ポイントは

上昇方向は36,600ドルの上抜け

下落方向は35,200ドルの強い下抜け

今週のナスダックの予想は上昇

予想値幅は15,600ポイントから16,200ポイント

予想外の動きをした時の注意ポイントは

上昇方向はピッチフォークの角度に沿った緩やかな上昇

下落方向は15,400ポイントの強い下抜け

今週の日経平均の予想は横ばい

予想値幅は29,000円から30,400円

予想外の動きをした時の注意ポイントは

上昇方向は30,400円の上抜け

下落方向は29,000円の強い下抜け

今週のドル円相場の予想は横ばい

予想値幅は112円70銭から114円70銭

予想外の動きをした時の注意ポイントは

上昇方向は114円70銭の上抜け

下落方向は112円70銭の強い下抜け

まず皆さんに謝罪したいのが、先週のアメリカ株のイベントに関してですが、木曜日を休場とお伝えしてしまいましたが、休場は債券市場だけで株式市場などは開いていました

間違えてしまってすみませんでした、ごめんなさい

話は変わりますが、今週の相場で全体的に注目されるのは、インフレ懸念が再度台頭してくるのか、そしてそれによって米長期金利の上昇が起こるのかだと考えています

特にアメリカである経済イベントは今後のアメリカ経済の先行きがある程度推測できるものですので、市場の反応も強くなる可能性があります

またヨーロッパでのコロナ再拡大は、思わぬタイミングで懸念材料として注目される可能性があり、この点には注意が必要だと考えています

日本国内の状況とは全く異なりますので、ヨーロッパの今後のコロナ対策の行方には、アンテナをしっかりと張っておいた方が良いと思います

相場展開としては強い上昇相場から一休みと言った感じになっていますが、この猫ほどリラックスしてはまずいかもしれません

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

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