恒大集団のデフォルト懸念とFOMC 週間株為替予想2021年9月22日から

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

中国が休場だと油断していたら、恒大集団のデフォルト懸念が、世界の株式市場をぐるっと1周してきました

いやいやいや、もうずっとやばいって言ってたじゃないですか、なんでここで反応するんですか?

そうは言ってもFOMCは待ってくれません

市場の雰囲気が一気に悪くなってしまいましたが、こんな時は水曜日に予想を投稿するようになって、本当に良かったと思います

これから恒大集団の話が出てきますが、一番大切なのはFOMCです

FOMCがきっかけで相場が再度強気になるかもしれない、この点だけはまず頭に入れたうえで、これからの内容を読んでいただければ幸いです

週間株為替予想2021年9月22日から

ニューヨークダウ

5月12日の終値を中心に、6月4日の終値を高値、6月18日の終値を安値として、基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

週初のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は33,700ドルから35,200ドルに設定しました

予想値幅の下限は直近安値の価格を、上限は7月後半に頭を押さえられた価格帯を目処に設定、週を通して下値模索する展開を予想しました

週末までのニューヨークダウの予想は週初の内容を継続、予想値幅下限をさらに引き下げ32,600ドルまで広げます

中国の不動産大手、恒大集団のデフォルト懸念から欧州株が下落、米株に波及後に日本へもやってきました

最初に反応した欧州株は気楽に値を戻していますが、アメリカの反応を見ているとそんな気楽に済ませられない事態になっていることがうかがえます

スケジュール的に今月末までにデフォルト懸念があることは認識していましたが、正直かなり楽観視していました

20日の利払いは行われず、ここから23日以降は社債利息の支払いが控えています

ここで支払いができないようであれば、デフォルトと言う事になるかもしれません

中国の不動産投資なんて10年以上前から危ないと考えていたので対応できるだろうと思っていたのですが、日本のGPIFも100億円近くの投資をしていたようです

また年金が吹っ飛びます

外部環境の悪化が酷いわけですが、チャート形状も厳しいです

テクニカルで考えると一目均衡表の雲を一気に下抜け、トレンドが発生しているシグナルも高まりつつ、反転のきっかけがつかみにくくなっています

今のところ下落してもエンベロープ下限まで、そのあたりで反発してくるだろうと見込んでいますが、今回はしっかりと反発のシグナルが出てくるまで手を出さないようにしようと考えています

落ちるナイフは掴むな

まさにこれが起こっている状態だと考えています

水曜日の夜以降は、恒大集団への懸念での下落なのか、それともテーパリング懸念の下落なのか、この判断がわかりにくい複雑な状況に突入することになってしまいましたが、今は強い下落トレンドに入っていることに注意しながら、下値模索をしていくしかない状況だと思っています

下値の目処になるのはFOMC通過後の底値だと考えていましたが、恒大集団のデフォルトが後ずれした場合は底値ももう少し後ずれするかもしれません

ただ正直なところ、恒大集団が破綻しても世界経済にそこまでの影響は無いだろうと思っています

規模こそかなり大きな企業ですが、開発している中心は中国国内ですので、直接的な影響は特に受けないのではと言うのが理由です

問題点は中国市場がここからしばらく、大きな下落を続ける可能性があることです

これによって中国国内の経済自体が冷え込むと、世界経済への影響も避けられないかもしれません

恒大集団の破綻が起こるのか、起こった場合は中国政府がどの程度の介入を行うのか、まだ不透明な材料が残ったままになっていますので、油断はしない方がいいかもしれません

下落の速度が速すぎますので、予想値幅の下限を5月12日と6月18日の終値を結んだ線の、週末の価格まで広げておきたいと思います

トレンドとしては下落方向に入っていますが、年末に向けて再度上昇するという見通し自体は継続していますので、この下落が落ち着いた先が今年最大の買いタイミングになるかもしれません

ナスダック

3月8日の終値を中心に、4月26日の終値を高値、5月12日の終値を安値として、基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

週初のナスダックの予想は下落、予想値幅は14,600ポイントから15,200ポイントに設定しました

予想値幅の下限は一目均衡表の雲の上側の価格を、上限は先週の取引での高値の価格を目処に設定、週前半は直近高安の半値基準を目指して下落、FOMCあたりで少し下抜けるも、週後半から来週にかけて反発する展開を予想しました

週末までのナスダックの予想は週初の内容を継続、予想値幅下限を14,400ポイントまで引き下げます

ナスダックも考え方は基本的にニューヨークダウと同じです

FOMCであく抜けして反発すると考えていましたが、恒大集団の問題がどこまで引きずられるのか、これによって反発タイミングが後ずれする可能性が出てきてしまい、底値の判断が難しくなってしまいました

今までは直近高安の半値基準から一目均衡表の雲の間で反発するだろうと考えていましたが、ここまで一気に下落をしてしまうと、一応エンベロープ下限までの下落に備えた方が無難だろうと考えています

ただ今週中にそこまで下落するとは考えていませんので、予想値幅下限を直近安値まで広げるところまでの修正で、とどめておきたいと考えています

日経平均

5月13日の終値を基準に、6月15日の終値を高値、8月20日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

週初の日経平均の予想は下落、予想値幅は29,500円から30,800円に設定しました

予想値幅の下限はエンベロープ中央の週末の価格を、上限は直近最高値の価格を目処に設定、週を通して横ばい気味に推移、方向としてはエンベロープ中央に寄せて行くように徐々に下落する展開を予想しました

週末までの日経平均の予想は、週初の内容を継続します

日経平均自体が高値にありましたので、ある程度大きめの下落も覚悟して値幅設定をしていましたので、恒大集団の問題で一気に下落をし始めましたが、特に修正はせずに、そのまま対応できると考えています

エンベロープ中央に向かって値動きをする、この考え方は基本的にそのままです

違いがあるとすると今まではエンベロープ中央の線に対して、ソフトランディングするだろうと思っていたのですが、角度がある程度きつい、言うなればハードランディングになる可能性が出てきたことです

きつい角度でエンベロープ中央の線に値動きをして行った場合、多少下抜ける可能性があることには注意が必要だと考えています

今週中にその動きが出てしまうと下値がさらに広がりますが、今のところ残り2営業日でそこまで強い下落を継続してくるとは考えていません

エンベロープ中央の線に対してどの程度の値動きになるのかは、来週以降の話題になると考えています

来週になると配当落ちで200円程度の下押しが発生しますので、そのタイミングでエンベロープ中央の線に接近していると、ちょっと大きめに下抜けるかもしれない点には注意が必要だと考えています

ドル円

チャートではボリンジャーバンドと一目均衡表を表示しています

ドル円のチャート

今週のドル円相場の予想は横ばい、予想値幅は109円20銭から110円50銭に設定しました

予想値幅下限は安値を結んだ線の週末の価格を、上限は9月に入ってからの高値の価格を目処に設定、週を通して横ばい気味に推移、全体としては円安傾向になるのではと予想しました

週末までのドル円相場の予想は、予想値幅下限を109円まで広げますが、横ばい予想を継続します

ドル円の基本的なスタンスは、週初から変わっていません

恒大集団のデフォルト懸念から、一気にリスク回避の円高に振れていますが、この動きは今後長期間にわたって継続するものでは無いと考えています

恒大集団の問題がある程度あく抜けするのには、早くても今週末から今月末にかけて、遅ければ10月中までずれ込む可能性はありますが、リスク回避の円高推移はそこまででいったん終了すると考えています

そこから先は、再度米長期金利上昇を見込んだ為替推移に戻るのではと考えています

週初の予想から大きく変わってしまったのが、円安に向かうタイミングです

本来であればFOMC明けに下押した後、そこから円安に向かうというシナリオを想定していたのですが、これが恒大集団のデフォルトと言う材料で後ずれする可能性が出てきてしまいました

株式市場でも為替市場でも恒大集団の問題に関して共通しているのは、今回一気にリスク回避の動きで株安円高に動きましたが、これは一時的な値動きで、リーマンショックの際のような大きな下落にはならないだろうと点です

為替へのリスク回避の円買いが強まるという点で無視はできない問題ではありますが、長期間継続するような問題でも無いと考えていますので、短期的にはまだ円高方向へのインパクトを与える可能性はありますが、長期的にはドル円相場は円安方向へ推移するというスタンスに変更はありません

ただ下値に関しては予想より下振れする可能性はあるかもしれませんので、その点に関しては注意が必要だとは考えています

最後に

比較的おだやかな下落をした後、FOMCをきっかけに底値を付け、そこから年末に向けて上昇するだろうという予想が、週初から一気に崩されました

恒大集団のデフォルト懸念は知っていましたが、ここまで引っ張って、直前で株式相場が反応してくるとは思っていませんでした

ただ恒大集団の問題が、リーマンショックのような世界同時株安を起こすとは、今のところ思っていません

あくまで今週の主眼は、FOMCを通過後にどこで底値を付けるのか、どこが最適なエントリーポイントになるのかです

もちろん恒大集団の件を放っておくわけにもいきませんが、過度に不安視するわけにもいきません

もちろん個別銘柄では、中国の株価が急落して金融不安が広がり、中国国内の消費意欲が低迷することを考慮した選別が必要だと思いますが、全体としては年末高と言うシナリオは続くのではと考えています

いきなり恒大集団の問題でびっくりしましたが、今週注目すべきはFOMCで、FOMCの結果にどう相場が反応するかです

リスクを無視するのは危険なことですが、個人的にはどこまでリスクを取るのか考慮しつつ、底値模索をしていきたいと思っています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

水曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

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