【日経平均・TOPIX】日本株は調整地合いも底値の見極めが大切、場合によっては大幅調整の可能性も【週間日本株予想 2024/6/17~】

日経平均・TOPIXの週間予想

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1週間の振り返りと今週の予定

日本市場のここ1週間の値動き

ここ1週間の値動きですが、月曜日は短期筋の先物買いや為替の円安推移を材料とした輸出関連株への買いや、日銀の国債買い入れ減額検討観測による長期金利上昇を材料とした金融株への買いが入り上昇、火曜日は前日の米ハイテク株の上昇を受け半導体関連の一角が上昇し相場を支えたものの重要指標の発表を控え様子見ムードが広がり上値は重く日経平均は上昇しTOPIXは下落、水曜日はアメリカでの消費者物価指数やFOMCの結果公表を控え持ち高調整の売りが優勢となり下落、木曜日は前日の米ハイテク株高を受け半導体関連の一角に買いが先行しましたが買い一巡後は持ち高調整の売りに押され下落、金曜日は発表された日銀金融政策決定会合の結果は追加利上げを見送ったものの国債買い入れの減額を決定、ただ具体策の公表は7月会合に先送りされ全体的にはハト派寄りとの受け止めから安心感が広がり買いが入り上昇して週の取引を終えました

前回は日経平均はエンベロープ中央線を下支えに上昇気味に方向感なく横ばい、TOPIXは75日単純移動平均線付近までの調整の可能性はあるものの上昇推移を継続する展開を予想しました
実際にはTOPIXは若干弱かったものの75日単純移動平均線を下支えにする推移を継続、日経平均に関しても上昇方向を試すものの横ばい気味の推移となりました
今回はアメリカでの重要なイベントが多く、日本ではメジャーSQがあったわけですが、その割にはおおむね予想通りに推移したかなと感じていますが、相場の推移としては買い意欲が低い状態が続いている模様で、雰囲気としては良くない印象です

日本市場の主なイベント

これから1週間の主なイベントですが月曜日の機械受注は鈍化見通しで下落バイアス予想、水曜日の貿易統計は悪化見通しですが為替には円安バイアスがかかることで上昇バイアスになるのではと考えています
金曜日の全国消費者物価指数は上昇見通しで下落バイアス予想です
今後の日銀の金融政策の見通しへの影響を考えると重要度が高いのは金曜日の消費者物価指数なのですが、月曜日の機械受注の悪化も強そうですので注意が必要だと思います
また貿易統計が大きくマイナスになっていること自体はネガティブな材料ではありますので、為替の円安推移がそこまで出ない場合には下落バイアスの方が強くなる可能性もあると思います
そのため日本からの材料は全体的に下落バイアスになる可能性が高めである点に注意が必要だと考えています

日本市場の主な決算発表

日本での企業の業績発表ですが見知ったドラッグストアがあるものの、指数に強いバイアスをかけてきそうなものは無いかなと考えています

アメリカ市場の主なイベント

アメリカ市場の週内のイベントですが月曜日のニューヨーク連銀製造業景気指数は鈍化見通しで下落バイアス予想、火曜日の小売売上高と鉱工業生産は改善見通しで上昇バイアス予想、木曜日の住宅着工件数は改善見通しで上昇バイアス予想、金曜日の中古住宅販売件数は若干鈍化見通しですが中立バイアス予想です
これまではFRBの利下げ観測が早まるか遅れるかで相場にバイアスがかかることから、景気動向が弱ければ上昇、強ければ下落という流れが続いていましたが、これが変化することを想定して予想しています

アメリカ市場の主な企業業績

アメリカでの企業の業績発表に関してですが週内に関してはそこまで重要なものは無さそうです
また今回から銘柄コードでの表記となっています

日経平均の予想

これから1週間の日経平均の予想は週初に調整を見せ底値模索するも週半ばから反発に戻る展開を予想します

日経平均の投資主体別売買動向

投資主体別売買動向ですが6月7日までは個人勢の買い以外は全体的に売り向かっていました
海外勢の買い意欲は依然として低い状態が続いていますので上昇しにくい相場展開が続く可能性に注意が必要だと考えています

日経平均の15日騰落レシオ

15日騰落レシオですが106と100は超えてきていますが、依然として過熱感は無い状態です
材料としてはニュートラルでここからは相場が上下どちらに動いてもおかしくない状態だと判断しています

日経平均の指数ベースPER

日経平均の指数ベースPERですが21.7倍まで低下しています
今年に入ってからの水準感としては割高感がない状態です
昨年までの水準感で考えると20倍までの低下の可能性はあるものの、強いリスク回避の下落などがあった場合には意識した方が良いかもしれませんが、今のところは割高感からの下落懸念などは無いものと判断しています

日経平均の空売り比率

空売り比率ですが40.7とこちらもニュートラルな状態です
今のところ極端な上下の推移へ備えるようなポジションは取られていないものと判断しています

日経平均の裁定取引残高

裁定取引の残高は買い残が減少傾向となっています
このグラフで示している6月7日までに関しても減少していますが、そこから内容の分かっている6月12日までに関しても減少が続いています
裁定買い残が減少を続ける場合、相場が調整に入る可能性が高まりますが、参考にしたいのは4月19日までの調整相場です
買い残の調整気味の推移がこのまま続く場合は、このような形での調整が続く可能性を考慮した方が良いかもしれません
少し危ない兆候だと思います

チャートのテクニカルでは一目均衡表では遅行線の日足の上での推移や転換線の基準線の上での推移は好材料ではありますが、日足が雲の中に入り始めているのは良くありません
金曜日の終値はエンベロープとボリンジャーバンドの中央線を上回って引けているのでそこまでネガティブではないのですが、上値を抑えられているとも考えられますので微妙です
また5月21日と6月11日でダブルトップを形成するようなチャート形状にも見えることから、ここから反落した場合には5月30日の安値を下回るような調整に入る可能性がある点にも注意が必要だと考えています
上昇する場合にはこのダブルトップの水準を上抜けた場合には上昇速度が速くなる可能性がある点に注意が必要だと思います

日経平均の単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では日足の推移は75・100日の両単純移動平均線の間での推移に押し込められていて、方向感が出にくい状態が続いている印象です
この後は75日と100日のどちらの単純移動平均線を強く抜けてくるかが勝負といった感じで、1営業日だけの上抜けや下抜けでは判断が難しいかもしれませんが、恐らく次の推移では強めの方向感をもった上抜けか下抜けがあると思いますので、そこで判断ができるのではと考えています
単純移動平均線との位置関係でいうと金曜日までの推移であればそこまでネガティブな印象はありません

DMIではADXは11台を横ばい気味に推移、現在はレンジ相場だと判断しています

日経平均のRSIとMACD

RSIはRSIシグナルの上を上昇推移、ただ50付近での横ばい推移となっていて方向感がありません
現在の水準からであれば上下どちらに動き出してもおかしくありません
金曜日までの値動きであれば50の上での推移が大勢を占めていましたので、底堅い状態が続いていると判断できると思います

MACDはMACDシグナルの上を横ばい推移、乖離幅は縮小傾向です
強弱の分かれ目である0付近での推移に終始していますし、現在はレンジ相場だと判断していますので相場の方向感を示すような特段のシグナルは出していないものと判断しています

日経平均の予想値幅

まず日経平均の先物の推移に関してですが38,465円まで下落しています
このまま月曜日に寄り付くことを想定した場合、水準感としてはエンベロープやボリンジャーバンドの中央線からはっきりと下回った水準での推移に入ります
また単純移動平均線で考えてもこれまで下値支持として機能していた100日単純移動平均線を下抜けてくることになります
この辺りはかなりネガティブでさらに下げ幅を拡大する危険性があると考えています
ただ日経平均が横方向レンジ相場に変化している可能性もあり、この場合であれば下げ幅は5月初旬の反落で底打ちした周辺までの価格38,000円付近までの調整で済む可能性がありここを週内の予想値幅下限に、上限に関してはレンジ気味の推移を継続する場合に考えられる値幅上限5月21日の高値39,450円を目処にしたいと思います

日経平均の予想外の注意ポイント

予想外の注意ポイントとしては現在のレンジ相場から大きめの調整へと入り200日単純移動平均線や1月下旬の横ばいした水準である36,000円台への下落の可能性もある5月30日安値37,600円の下抜け、上昇方向は直近の横ばい気味のレンジ相場から上方向へと抜けると考えられる4月9日高値39,800円を目処にしたいと思います

TOPIXの予想

これから1週間のTOPIXの予想は週初に調整を見せ底値模索するも週半ばから反発に戻る展開を予想します

チャートのテクニカルでは木曜日と金曜日の下落方向への推移は大崩れこそしていないものの調整相場に入ろうとしているようにも見えます
エンベロープとボリンジャーバンドの両中央線の下抜けを見せていますし、金曜日の推移もこれらの中央線に頭を抑えられる形となってしまっています
このまま5月30日の安値を下回るような推移に入ると、さらに下げ幅を広げる調整が続く危険性が高まるものと考えています

TOPIXの単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では金曜日の下落では75日単純移動平均線の下抜けを見せたものの買い戻しが入り終値基準では上回って引けることができました
この推移自体は底堅いもので、相場が調整に入ることを思いとどまっている可能性はありそうです
今後終値基準で75日単純移動平均線の下抜けを見せてくるようであれば、しばらくの間調整が続く可能性が高まることを覚悟した方が良いかもしれません

DMIではADXは8台を横ばい推移、現在はレンジ相場だと判断しています

TOPIXのRSIとMACD

RSIはRSIシグナルの下を上昇推移、49.4まで戻してきました
強弱の分かれ目である50を下回った推移を見せたこと自体はネガティブですが、そこから大きく下げ幅を拡大しなかったことはポジティブです
注意したいのは今後さらに下落が続かないかで、仮に月曜日以降も下落が続き50を下回る様であれば下げ幅を広げてくる可能性があり危険だと考えています
逆にRSIシグナルを上抜けられるような推移に戻れるようであれば、再度上昇傾向のレンジ相場に戻れるかもしれません

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、強弱の分かれ目である0に向かって調整を始めています
緩やかな下落推移や横ばい推移を見せる際に見られる傾向ですので、相場の方向感としては軟調気味です
ただ現在はレンジ相場だと判断していますので、相場の方向感を示すような特段のシグナルは出していないものと判断しています

時間外の先物の推移ではTOPIXの月曜日の寄付きは2,729ポイント周辺となりそうです
単純移動平均線との位置関係では75日単純移動平均線の下抜けを試す水準となりますので、ここから調整気味の相場に入るかどうかの分かれ目といった感じになります

TOPIXの予想値幅

週内の予想としては一旦横ばい気味の推移に変化することを想定していますので、100日単純移動平均線付近までの調整を想定して予想値幅下限を5月30日安値2,696ポイントに、上限をここまでのレンジ相場の上限である6月3日高値2,810ポイントを目処としたいと思います
ただ上昇方向に関してはここまでは上値を伸ばせず、エンベロープ中央線付近まで戻せるかどうかが精いっぱいかもしれません

TOPIXの予想外の注意ポイント

予想外の注意ポイントとしては大きな調整相場に入る可能性のある推移として100日単純移動平均線の下抜けからある程度乖離幅を広げる展開として4月5日の安値2,680ポイントの下抜けを、新高値更新に入る強い展開として3月22日高値2,820ポイントの上抜けを設定したいと思います

あとがき

アメリカ市場の底堅い推移を考えると日本市場も粘ってもいいものですが、そうはいかない事情があるかもしれません
年初の日本市場の強い上昇相場は海外勢の買いも多く、欧州勢が中国から日本へと乗り換えるという動きもあったとの報道を皆さんもご覧になったことがあるかと思いますが、買い支えていた海外勢が欧州だったとすれば現在の欧州株の下落は他人事ではなく、一旦はリスク回避のために日本株で持っているポジションも現金化しようとする動きが広がる可能性がありえます
この辺りはアメリカ市場とは異なる日本市場のリスクになりえるかもしれません
日銀の金融政策に関しては比較的ハト派だった印象で、株式市場には悪影響はなかったかと思います
ただFRBの動向に関してはちょっと異なります

3月のFOMCで発表されたドットプロットでは2024年末の政策金利見通しのセンター値は4.6%と年内に3回の利下げを折り込んでいましたが、今回のFOMCで発表されたドットプロットでは年末の政策金利見通しのセンター値は5%を超えていて年1回の利下げ見通しとなっています
パウエルFRB議長のFOMC後の記者会見の内容こそこれまでと大きな変更はない印象ではありましたが、FOMCメンバーの政策金利見通しの考え方は明らかにタカ派に傾いていると思います

判断として難しいのが、この結果がアメリカ市場にじわじわと下落バイアスになるのか、それともしばらくは景気動向の強弱自体に視点が移っていくのかです
前者であれば欧州株の下落とともに日本株への強い下落バイアスとなる可能性が出てきますが、後者であれば思いのほか日本株も底堅い推移が見られるかもしれません
海外勢の買いが戻ってきていないことは投資主体別売買動向でもはっきりしていますし、ここから強い買いが戻ってくるとはちょっと考えづらいのですが、だからといって一直線に強い調整に入るのかといわれると、アメリカ市場の今後の推移予想を考えるとそれも起こりにくいのかなといった感じです
これまでの推移では日経平均とTOPIXのどちらも特定の単純移動平均線が強い下値支持となる上昇相場が続いてきました
この基準を下抜けてしまうと新しい相場の方向感が現れかねませんし、下落時の下値目処もかなり変わってくると思いますので、週前半の調整がどのようなものになるのか、調整の下落をするにしてもその深さはここで決まってしまうかもしれません

それでは今週もご覧いただきありがとうございました
土曜日のしーさんの週間日本株予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・100・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)0
・エンベロープ
期間20・乗数5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

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