【日経平均・TOPIX】本格調整に入るかの分かれ道、結果が出るのは金曜日【週間日本株予想 2024/3/11~】

日経平均・TOPIXの週間予想

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【日経平均・TOPIX】本格調整に入るかの分かれ道、結果が出るのは金曜日【週間日本株予想 2024/3/11~】
日経平均は強めの調整に入ってしまいそうですが、TOPIXは依然として底堅い推移、月曜日はボリンジャーバンド中央線での攻防となりそうです。週内にはいくつもの重要な経済指標の発表がアメリカで行われますので、結果が市場予想から乖離すると強いバイア...

1週間の振り返りと今週の予定

日経平均とTOPIXの1週間の値動き

ここ1週間の値動きですが、月曜日は前週末にアメリカ株が上昇した流れを受け半導体関連株に買いが入り日経平均は上昇しTOPIXは小幅下落、火曜日は短期的な過熱感から利益確定売り優勢も押し目買いが入り日経平均は小幅下落しTOPIXは上昇、水曜日は前日のアメリカ株安を受け売り先行も下げ幅を縮小し日経平均は小幅下落しTOPIXは上昇、木曜日は日銀の中川審議委員が賃金と物価の好循環が展望できると発言、日銀が3月にもマイナス金利政策を解除するのと思惑が広がり利益確定売りが出て下落、金曜日は前日のアメリカ株の上昇を受け買い先行も、週末を控えた持ち高調整の売りもあり上げ幅縮小し上昇して週の取引を終えました

前回は日経平均とTOPIXともに上昇推移を継続する展開を予想しました
実際には日経平均は下落、TOPIXは上昇しました
週末にメジャーSQがあったことで思惑による推移が発生した可能性もありますが、これまでに比べると若干弱い推移が見られる1週間となった印象です
ドル円相場の円高推移も下落バイアスになっていると考えられると思いますので、引き続き為替からのバイアスにも注意しながら予想をしていきたいと考えています

日本市場でのこれから1週間の主なイベント

これから1週間の主なイベントですが、月曜日の四半期GDPの改定値は市場予想では改善する見通しとなっています
堅調な内容なので株式市場にはポジティブな材料になるとも考えられるのですが、今回は日銀のマイナス金利政策修正観測の高まりによりドル円相場が円高方向へと推移することで下落バイアスになるのではと予想しています
火曜日の四半期法人企業景気予測調査は市場予想が出ていませんが、前回結果から改善なら上昇バイアス、悪化なら下落バイアスになるのではと考えています

日本市場での主な企業業績の発表

日本での企業の業績発表ですが、一旦発表数が増加します
指数に強いバイアスをかけるほどの銘柄は無いと思いますが、ご自分の保有銘柄がある場合にはご注意ください

アメリカ市場のこれから1週間の主なイベント

アメリカ市場の週内のイベントですが、日曜日からサマータイムが開始され日本との時差が1時間短くなりますのでご注意ください
火曜日の消費者物価指数は総合とコアが強弱で別れる見通しでニュートラル予想です
木曜日の卸売物価指数は総合が中立もコアが上昇バイアス予想、ただその後に発表される小売売上高が改善見通しで下落バイアス予想です

木曜日に関しては小売売上高のバイアスの方が強いだろうと考えていますので、トータルでは下落バイアス予想です
金曜日のニューヨーク連銀製造業景気指数は鈍化見通しで上昇バイアス予想、その後発表される鉱工業生産とミシガン大学消費者態度指数は改善見通しで下落バイアス予想です
特にミシガン大学消費者態度指数で発表される1年先の期待インフレ率は相場に強いバイアスをかける可能性がありますのでご注意いただければと思います

また週末に関しては日本でいうところのメジャーSQにあたるクアドルプルウィッチングが控えていますので、前週の日本市場と同様に相場のボラティリティが高まる可能性がある点にも警戒が必要だと考えています

アメリカでの主な企業業績の発表

アメリカでの企業の業績発表ですが、オラクルやアドビなど気になるところもいくつかあるものの、そこまで影響のあるものは無いのではと考えています

日経平均の予想と注意ポイント

日経平均の予想値幅

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています
これから1週間の日経平均の予想は下落、予想値幅は38,100円から39,700円です
予想値幅下限はボリンジャーバンド中央線の価格を、上限は2月21日の安値の価格を目処に設定、エンベロープ中央線や25日単純移動平均線まで下落し一旦下げ止まりますが、週末にかけて再下落する展開を予想します

日経平均の投資主体別売買動向

投資主体別売買動向ですが、海外勢が再度買いに回り個人勢は売りに回っている状態が続いています
前回予想では海外勢が売りに回ったことで調整を警戒しましたが、3月1日までの取引では上目線だったものと考えています

日経平均の15日騰落レシオ

15日騰落レシオですが、128まで急上昇しています
若干過熱感が高まっていますので下落のシグナルにならないか注意が必要だと考えています

日経平均の指数ベースPER

日経平均の指数ベースPERですが、23.45倍と非常に高い水準です

昨年と比較しても日経平均の割安感はかなり低くなっている状態だと考えていますので、割安感からの海外勢の積極的な買いはあまり期待できないのではと判断しています

日経平均の空売り比率

空売り比率ですが、依然として40を下回っています
積極的な売り仕掛けを行うような雰囲気はない模様ですので、材料としては相場が底堅い状態と判断できるかと思います

日経平均の裁定取引残高の推移

裁定取引の残高は、3月1日までは買い残高が上昇し売り残高が減少していました
少し気を付けたいのは週内の取引内容で、3月6日に2月21日以来の大きめの売り残高の増加が見られました
その後相場が下落していることから、少し気になっている変化です
買い残の減少自体には及んでいませんのでそこまで強いシグナルではないと思いますが、連続して売り残高が増加していかないかに注目したいと考えています

チャートのテクニカルでは、木曜日の強い陰線や金曜日の推移でもボリンジャーバンド中央線の下抜けを見せておらず、底堅い展開が続いているといった印象です
ボリンジャーバンド中央線が横ばい気味になっているのはネガティブですが、エンベロープ中央線の下抜けを見せているわけでもありませんので、まだ相場が強く調整するようなシグナルは出ていないものと判断しています

日経平均の単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では5日単純移動平均線を下抜ける推移を見せている点はネガティブです

25日単純移動平均線からは大きく乖離幅を開いている状態ですので、強い調整のシグナルは出ていない状態ですが、少し注意したいシグナルです

DMIではADXは50台を上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

日経平均のMACDとRSI

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、MACDがMACDシグナルをデッドクロスしたことで上昇トレンド相場が終わったと判断しました
まずは強くても横ばい推移、弱ければ強めの調整に入る展開へと変化したと考えています

RSIはRSIシグナルの下を横ばい推移、現在も70台と過熱感がありますので、少なくともまずは60付近までは調整の下落をしてくるのではと考えています

月曜日の寄付きは日経平均CFDの推移を考えると39,000円の攻防から始まりそうです
ボリンジャーバンド中央線の下抜けははっきりと見せ、場合によってはエンベロープ中央線の下抜けも見せてしまう可能性があります
今年に入ってからの上昇推移ではエンベロープ中央線が下支えになる展開となっていることから、週前半は同様の推移が発生する底堅い展開があるかもしれませんが、週末にかけてはアメリカ市場に再度下落バイアスがかかる可能性が考えられ、日本市場は金曜日にその影響を受けます
アメリカのクアドルプルウィッチングや翌週には日銀金融政策決定会合やFOMCを控えていることもあり、週末には手じまい売りが重なる可能性も考慮する必要があると思います
火曜日以降に買い戻しの反発があったとしても、そこからもう1段の下落が発生すると考えるべきだと判断しました
以上のことからこれから1週間の日経平均は、エンベロープ中央線や25日単純移動平均線まで下落し一旦下げ止まりますが、週末にかけて再下落する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は40,500円の上抜けです
3月7日の高値の価格を目処に設定しています
想定以上に強い買い戻しが入り高値更新を継続、金曜日に関しても弱い展開とならなかった場合にはエンベロープ中央線を下支えとした強い展開が継続する可能性が出てくると考えられますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は38,100円の終値基準での下抜けです
予想値幅下限と同じ価格を目処に設定しています
ここから下の水準は年初に一気に上昇した価格帯で、出来高が比較的薄い場所ですので、一気に36,000円台まで下抜ける可能性が出てきます
エンベロープ下限接触辺りでいったん下げ止まるかとは思いますが、かなり大きな調整相場になる可能性が高まると考えられますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

TOPIXの予想と注意ポイント

TOPIXの予想値幅

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています
これから1週間のTOPIXの予想は下落、予想値幅は2,633ポイントから2,755ポイントです
予想値幅下限は25日単純移動平均線の価格を、上限は3月7日高値の価格を目処に設定、エンベロープ中央線に向けて調整の下落を開始する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、木曜日には下落したものの高値更新を見せていますし、金曜日もボリンジャーバンド中央線の上での推移に終始していますので、調整に入るシグナルは出ていない状態だと判断しています

TOPIXの単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では5日単純移動平均線の上での推移を継続、特に下落を示すようなシグナルが出ていません

DMIではADXは50台を上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

TOPIXのMACDとRSI

MACDはMACDシグナルの上を下落推移、現在も上昇トレンド相場が続いていて調整をするようなシグナルは出ていない状態だと判断しています

RSIはRSIシグナルの上を上昇推移、RSIシグナルの下抜けも見せておらず底堅い展開です
現在は75台と短期的な過熱感が意識される水準ではありますが、上昇トレンド相場だと判断していますのでRSIのシグナルの信頼度は低下している状態だと判断しています

週末のTOPIX再物は2,679ポイントで引けていて、権利落ち分が約20円程度と考えられますので、月曜日は2,700ポイントでの攻防から始まる見通しです
水準としてはボリンジャーバンド中央線の攻防となる推移で、月曜日はここを守れるかどうかの戦いになるのではと考えています
この水準を下抜けてくるとMACDはMACDシグナルをデッドクロスしこれまでの上昇トレンド相場が終了、RSIの過熱感からの反落が発生しかねません
ただ日経平均に関しては先んじてボリンジャーバンド中央線の下抜けは見せてくる見通しですので、TOPIXもそれを追いかける形で調整に入る可能性が高いのではと考えています
本格的な調整に入るかどうかはその後にエンベロープ中央線を下抜けるかどうかにかかっていますが、まずは週内にエンベロープ中央線付近までの調整は見込んでおいてもいいのではと考えました
以上のことからこれから1週間のTOPIXは、エンベロープ中央線に向けて調整の下落を開始する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は2,755ポイントの終値基準での上抜けです
予想値幅上限と同じ価格を設定しています
月曜日に底堅く推移してボリンジャーバンド中央線の下抜けを見せず、さらに金曜日にも強い推移を継続して高値更新を行ってくるようであれば、TOPIXの上昇はまだ継続してくる可能性が高いと考えていますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は2,615ポイントの終値基準での下抜けです
2月21日の安値の価格を目処に設定しています
エンベロープ中央線や25日単純移動平均線をはっきりと下抜ける推移となり、直近高安の半値基準である2,525ポイント周辺まで下げ幅を拡大する可能性が出てくると考えていますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

日経平均が高値からの調整に入るのはほぼ間違いなく、今後はエンベロープ中央線を下抜けてしまうような強い調整に入るかどうかの勝負になるのではといった感じになりそうです
ちょっと判断が難しいのがTOPIXで、こちらは月曜日の推移でもボリンジャーバンド中央線の下抜けをせずに粘る展開に入る可能性もあります
この場合TOPIXはまだ上昇トレンド相場を継続する可能性すら残っています
月曜日の推移が下落で始まることは確かだとしても、そこで強い買い戻しが入るのか、それとも売りが売りを呼んでしまうのか、ここがどちらに転ぶのかで相場のその後の展開も大きく変わるかもしれません
為替からのバイアスを考えると週前半は円高で下落バイアス、週後半に円安がいったん起こるかもしれませんが、その際にはアメリカ市場は下押される予想です
本当の勝負になるのはアメリカ時間の木曜日、日本では金曜日の推移がどうなるのか、週末まで方向感の判断が非常に難しい相場展開となってしまいそうです

それでは今週もご覧いただきありがとうございました
土曜日のしーさんの週間日本株予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)0
・エンベロープ
期間20・乗数5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

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