【日本株予想】決算にある3つの不安材料【週間日本株予想 2024/2/5~】

日経平均・TOPIXの週間予想

こんにちはしーさんです

日経平均とTOPIXの予想を毎週土曜日に配信している週間日本株予想です

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日々の相場の振り返りは月曜日から木曜日まで、夜8時ごろからライブ配信を行っておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです

【日本株予想】決算にある3つの不安材料【週間日本株予想 2024/2/5~】
大手企業決算が集中し始めている日本市場ですが、相場の予想をする上で決算に関して大きく3つの懸念材料があります。これらは全てネガティブな材料で、相場には下落バイアスとなる可能性があるものです。アメリカ市場の堅調推移と為替の円安推移が相場を支え...

1週間の振り返りと今週の予定

ここ1週間の値動きですが、月曜日は米景気のソフトランディング観測の強まりと為替の円安推移を好感した買いが入り上昇、火曜日は前日の米ハイテク株高を材料に買い先行も週内に主要企業決算を控えていることから様子見ムードとなり日経平均は小幅上昇しTOPIXは小幅下落、水曜日は市場予想を上回る決算や自社株買いを発表した銘柄への買いが入り上昇、木曜日は前日のアメリカ市場がFRBの早期利下げへの慎重な姿勢から下落し為替も円高推移したことで下落、金曜日は前日のアメリカ市場の上昇を受けて海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが断続的に入り日経平均を押し上げ上昇して週の取引を終えました

前回は2指数ともにボリンジャーバンド中央線付近で推移しながらエンベロープ中央線に向かって緩やかに下落する展開を予想しました

実際には緩やかな上昇を継続している状態で予想よりも堅調な推移となっています

特に水曜日の強い上昇があったことで全体的に堅調な展開となっていますが、ボリンジャーバンド中央線から大きく上昇方向へ乖離している状態ではないことからそこまで強い展開ではないといった印象です

これから1週間の主なイベントですが、経済イベントに関しては特に大きなものが無い印象です

ただマイナーではありますが週末はSQとなりますので、水曜日あたりから相場のボラティリティが高まる可能性が考えられますので、材料も無くボラティリティの高い相場展開となった場合にはSQがあることを意識していただければと思います

また翌週2月12日の月曜日は休場となりますのでご注意ください

日本での企業の業績発表ですが、まだ活況な状態が続きます

個人的に気を付けたいと考えている点が3つあります

どれも業績の下方修正リスクがあるのではと警戒しています

1つ目は製品品質に関する問題でトヨタ系の決算がどうなるのか不安がある点です

ダイハツの新車販売停止や豊田自動織機のエンジン供給停止による製造停止等があり、この辺りが決算にどのような影響を与えてくるのかが心配されます

2つ目はボーイング関連です

様々な事故によるボーイングの製造に関して先行きが怪しくなっていることが気になります

現在は運航再開もされているものの製造販売の進捗が鈍る可能性があります

直近で事故のあったボーイング737に関しては東レ・三菱重工・川崎重工・SUBARUなどが関与しています

特にこの4社は週内に企業業績の発表を控えています

3つ目はアメリカの商業用不動産関連です

これに関してはあおぞら銀行が貸倒引当金を計上しています

あおぞら銀行の決算短信によると商業用不動産は市場流動性が低下している模様で、市況が安定するまでに1~2年程度の期間を見込んでいる模様です

同じようにアメリカの商業用不動産に投資している企業に関しては、今後貸倒引当金の計上が行われる可能性がある点にかなり注意した方が良いと思います

企業業績の発表に関してはこれらの内容に注意していただければと考えています

アメリカ市場の週内のイベントですが、気を付けたいのは月曜日に発表されるISM非製造業景況指数の内容だと考えています

市場予想では強い内容が出てくる見通しとなっていますが、今まで比較的弱い内容が多かったISM製造業景況指数に関しても予想以上に良好な結果が出てきていますので、非製造業景況指数に関しても市場予想を上回らないかに注意が必要だと思います

強く上昇した際のバイアスは下落方向になる予想です

アメリカでの企業の業績発表ですが、依然として件数が多い状態が続きます

前週ほど相場に強いバイアスをかけるものは無い模様ですが、セクターもある程度幅がありますしダウ構成銘柄の発表もありますので引き続き注意は必要だと思います

日経平均の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間の日経平均の予想は上昇、予想値幅は35,600円から37,000円です

予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は1月23日の高値の価格を目処に設定、エンベロープ中央線を下支えにするような上昇推移を継続する展開を予想します

投資主体別売買動向ですが、海外個人ともに買い越しとなっています

投資信託や信託銀行が売り向かっている状態ではありますが、投資家の買い意欲が強いことが確認できるものだと判断しています

アメリカ市場などで強い相場の調整が起こらない限りは、調整の反落があったとしても底値は堅い状態が続いていると判断しています

15日騰落レシオですが、103まで過熱感は低下しています

相場へのバイアスという面では特に材料にならない状態だと判断しています

日経平均の指数ベースPERですが、21.99まで上昇しています

割高感はあるものの以前まで推移していた20.4を上限としていた推移からはレンジが外れた可能性があり、今後の上限がどこになるのかは今の推移からは予想することは難しいと考えています

空売り比率ですが、40.7と比較的低水準です

空売りの余力がある状態ではありますが、相場展開が高値での横ばい気味の推移へと入っていることから、天井や底値の予想に用いることが難しい状態が続いているのではと判断しています

裁定取引の残高は、裁定買い残の減少が確認できます

もう少し増加してもいいかとも思ったのですが、いったん利益確定が入った模様です

23日に頂点を付けてからの下落に関してはこの現物売り先物買い戻しが影響していた可能性がありそうです

これまでの1週間の推移を考えるとこの動きはいったん止まっている可能性もありそうですが、依然として買い残は高水準ではありますので、調整する際に下落速度が上がる可能性がある点には注意が必要だと考えています

チャートのテクニカルでは、ボリンジャーバンド中央線を中心に上下する展開となっていますが、どちらにも離れられずに全体としては横ばい気味の推移となっています

下からエンベロープ中央線が上昇してきますので、ここが今後の相場を下支えする可能性があるのですが、逆に下抜けてしまった場合にはある程度の値幅での調整が始まると考えた方が良いかもしれません

またボリンジャーバンド±2σが収束し始めているため、今後上下どちらかにボラティリティを伴った推移が発生する可能性がある点に注意が必要だと考えています

単純移動平均線では5日単純移動平均線を再度上抜けており、この辺りは堅調な推移を継続しているという印象です

大きく崩れ始めるようなシグナルは特に出ていないと判断しています

DMIではADXは30台を横ばい推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

RSIはRSIシグナルの下を上昇推移、上下の推移を繰り返しています

RSIの水準も60台を過熱感が残っている状態ですし、上からRSIシグナルが下落してきていますので、ここで頭を抑えられるように調整に入り始める可能性があります

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、乖離幅の拡大が続いています

これまでの上昇トレンド相場は終了、日経平均は強い上昇を継続する展開から調整気味の展開へと切り替わった可能性が高いと判断しています

いくつか不安材料があるものの、日経平均の推移自体は堅調な状態が続いているものと考えています

買い意欲も強く仮に反落しても早いタイミングで押し目買いが入っている印象です

このまま強く買い進めるほどのエネルギーは無いのではとは思いますが、だからと言って崩れるわけでもないのではといった感じです

以上のことからこれから1週間の日経平均は、エンベロープ中央線を下支えにするような上昇推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は37,000円の上抜けです

予想値幅上限と同じ価格を目処に設定しています

少し横ばい気味の推移になっている日経平均が直近高値の更新をしてくるのであれば、そのままもう1段の高値を探りに行く可能性が出てきます

ここから先は38,000円と39,000円の2か所に上値目処があると考えら、そこまでは一気に上昇してくる可能性が出てくることから、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は35,370円の終値基準での下抜けです

1月18日の安値の価格を目処に設定しています

ここから下の水準は一気に強い上昇を見せた際に窓を開けた価格帯となり出来高が薄い場所となっています

エンベロープ中央線の下抜けもはっきりと見せていますし、かなり強い調整に入る危険性のある推移だと考えられますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

TOPIXの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のTOPIXの予想は上昇、予想値幅は2,505ポイントから2,610ポイントです

予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は1990年3月9日の高値の価格を目処に設定、エンベロープ中央線を下支えにするような上昇推移を継続する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、月曜日の反発からボリンジャーバンド中央線の上抜けを見せ、その後の展開でも終値基準ではボリンジャーバンド中央線を下支えにするような推移が続いています

相場が上昇方向への推移を続けていて底堅い展開が続いているものと考えています

一方で直近の推移では水曜日の強い反発で終値基準での高値更新を見せたものの、その後の展開は高値を更新できておらず、横ばい気味の推移に変化している点は懸念材料です

下からエンベロープ中央線が上昇してきていますので、ここが下支えになるのか、それとも下抜けてしまうのかで、今後の相場展開を予想できるかと思います

単純移動平均線では5日単純移動平均線の上での推移が続いていて、この辺りも堅調な推移を続けているといった印象で、反落を起こしそうなシグナルは無い状態だと判断しています

DMIではADXは30台を横ばい推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

RSIはRSIシグナルの下を上昇推移、RSIシグナルの下での上下の推移に終始しています

上からRSIシグナルが下落してきていますので、ここに頭を抑えられるようにRSIが下落する展開が起こる可能性が高まっていると考えています

この場合相場展開は横ばいか調整の下落推移をするものと考えています

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、乖離幅の拡大を続けています

これまであった上昇トレンド相場は終わり、レンジ相場へと変化している可能性が高まっていると考えています

ここからは調整気味の相場が続きやすいと判断している状態です

堅調な推移は続いているものの、一気に高値を更新し続けるようなボラティリティを伴った値動きが起こる兆候は無さそうです

どちらかというとレンジ気味の相場展開を予想していますので、ボリンジャーバンド中央線を下抜ける場面が出てくる可能性も考えられます

ただ相場が大きく調整すると考えられるような推移は無いことから底堅い推移が継続するのではと判断しました

以上のことからこれから1週間のTOPIXは、エンベロープ中央線を下支えにするような上昇推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は2,610ポイントの上抜けです

予想値幅上限と同じ価格を目処に設定しています

1990年代の高値を目処に設定していますが、ここは日経平均の予想値幅上限より少し上の水準となっていて、日経平均同様にもう1段の高値模索に入ってく可能性のある推移だと考えていますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は2,490ポイントの下抜けです

1月18日の安値の価格を目処に設定しています

TOPIXの今年に入ってからの最初の上昇は非常に強く、窓を開けた場面が何度かありました

1月18日の安値を下抜けるとその窓開けをして上昇を継続していた価格帯に差し掛かり下げ幅を急激に広げる可能性が出てくるため、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

今回の予想内容で日経平均とTOPIXの予想で気を付けていただきたいのが、予想は上昇としていますが実際にはエンベロープ中央線までの調整を想定していて、どちらかというと調整場面が発生することにも含みを持たせている点です

端的に申し上げるとそこまで強気の予想とはなっていないということです

アメリカ市場が堅調な推移を継続していることと、為替が円安推移をしていることは日本株にとって追い風となる可能性がありますが懸念材料がいくつか出てきています

決算のところでもお話ししましたが、自動車関連の製品の問題による製造の進捗、ボーイング社の事故の影響による製造の進捗、アメリカの商業用不動産などの貸倒引当金の計上などが考えられます

これ以外にもヨルダンにおけるアメリカ兵の死亡に対するアメリカによる軍事作戦が一部行われている模様で、中東リスクも無視できません

相場は確かに底堅く推移していますしアメリカ経済も堅調です

予想としてはこれらの不安材料だけで下落予想をすることは合理的ではありませんし、テクニカル的に考えても上昇の勢いこそ弱まりそうなものの調整に入るような兆候が多くあるわけではありません

それでも思い出されるのが節分天井彼岸底という相場格言です

もちろんこのような推移が常時発生するわけではありませんし、必要以上に恐れることも無いかもしれません

ただここまで相場が高値を追う形で上昇していると、調整の値幅はそれなりの大きさとなるはずです

上昇局面でもしっかりと用心してトレードに臨んでいただければと老婆心ながら最後に付け加えさせていただければと思います

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間日本株予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)0
・エンベロープ
期間20・乗数5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

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