【日経平均の予想】31,000円は強固な下値支持になる可能性があるも、時間外での下抜けに警戒【週間日経平均予想 2023/10/23~】

日経平均・TOPIXの週間予想

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【日経平均の予想】31,000円は強固な下値支持になる可能性があるも、時間外での下抜けに警戒【週間日経平均予想 2023/10/23~】
アメリカ市場の下落を受けた日経平均先物の価格は31,000円の攻防へと入っています。ただここにはオプションの出来高が多くあり、比較的強固な下値詩になる可能性があり、月曜日に下抜けて終わらないかに注目しています。片やアメリカ市場も以前の安値に...

日経平均の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープを表示しています

これから1週間の日経平均の予想は下落、予想値幅は30,000円から31,800円です

予想値幅下限は節目の価格を、上限はエンベロープ中央線の価格を目処に設定、下落推移を継続する展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は中東情勢の緊迫や前週末の米ハイテク株の下落を受けて売りが終日優勢となり大幅下落、火曜日は前日のアメリカ市場の上昇を受け、日本市場でもハイテク株中心に買い優勢となり上昇、水曜日は前日の米ハイテク株安を受けた売りが先行しますが、売り一巡後は押し目買いが優勢となり小幅上昇、木曜日は前日のアメリカ株が米長期金利の上昇を背景に下落した流れを受け半導体株中心に売りが広がり下落、金曜日は前日のパウエルFRB議長の講演でのタカ派発言をきっかけとした米株安の流れを受け下落しますが、売り一巡後は主力銘柄への好決算期待を材料とした押し目買いが入り下げ幅を縮小する形で下落して週の取引を終えました

前回は下落推移を開始する展開を予想、ですが月曜日のアメリカ市場の値動きを受けて火曜日以降の予想を上昇へと変更していました

実際には水曜日までは底堅かったものの木曜日に強めに下落、金曜日には陽線で終えているものの下落はまだ続いてしまっています

今回予想を途中で変更したのはコモディティ価格の上昇や米長期金利の下落が月曜日の時点でいったん止まったため、中東情勢を受けたリスク回避の動きが続かないと判断したためでした

ただアメリカの長期債はその後売られる展開が続き、米長期金利は逆に強く上昇、これが株式市場を下押す結果となってしまいました

中東リスクを意識しないわけにはいきませんが、米長期金利の極端な上昇が株式市場にはかなり危険な状況であるということを見落としていたと思いますので、アメリカの金融政策への観測などによる米長期金利の動向がどのようになっていきそうなのかに関して重視して予想をしていくべきだろうと考えています

これから1週間の主なイベントですが、金曜日の東京都区部消費者物価指数は市場予想では横ばい見通しですので、材料としてはニュートラル予想です

日本での企業の業績発表ですが、ここから増加していきます

メインになるのは11月第2週ではありますが、ニデックを皮切りに大手企業の業績発表が相次ぎます

個別材料が日経平均へのバイアスをかける可能性がある点にはご注意ください

アメリカ市場の週内のイベントですが、火曜日の購買担当者景気指数は鈍化見通しで上昇バイアス、水曜日の新築住宅着工件数は増加見通しで下落バイアス、木曜日の四半期GDPは上昇見通しで下落バイアス、耐久財受注は輸送用機器が改善見通しで下落バイアス、金曜日の個人所得は横ばい見通しでニュートラル、個人消費支出はまちまちでニュートラル、ミシガン大学消費者態度指数の確報値は上方修正されそうで下落バイアス予想です

火曜日あたりまでは反発が入るかもしれませんが、それ以降は少し厳しい相場展開かなといった見通しです

アメリカでの企業の業績発表はまだまだ増えていきます

週内に関しては銀行株や製造業、そして大手ハイテク株が相次いで発表を行います

特にアルファベット・メタ・マイクロソフト・インテルは相場にかなり大きなバイアスをかける可能性がありますのでご注意いただければと思います

オプションの動向に関してですが、アービトラージのABNアムロは上目線、月曜日に強く下目線でしたがその後上目線に転換、ただ金曜日に関しては若干下目線です

CALL31,375円での買いが強いものの同値でのPUTの買いもある状態、全体的にそこまで上目線な印象でもありません

PUTは31,000円での売りが強く、金曜日には同値でのCALL売りもあるもののここはかなり強い下値目処と考えている可能性がありそうです

ソシエテ・ジェネラルは下目線、CALL32,000円での売りが強くPUTは取引が消極的な印象ですが、その中でも31,000円には比較的多めの売りがある状態です

BNPパリバは下目線、金曜日は上目線に転じているものの、木曜日の下目線が強かった印象です

CALL31,375・32,000・32,250円での売りが強く、PUT31,000円の売りが強い印象です

グローバルマクロのJPモルガンは上目線、CALL32,000円での買いとPUTの売りが多いのですが、CALL31,500円に売りが多いのが若干気になります

PUTは閑散としていますが、30,500円に少し強めの売りがある状態、31,500円にも売りがありますがこちらは先ほどのCALLの売りの方が優勢です

オプション全体の取引では、週前半はCALL優勢も、後半になると出来高が拮抗した状態となっていました

金曜日のアットザマネー31,250円からはCALL32,000円が離れた価格帯での取引が活発だった価格となっていて、どちらかというと上方向へ備えている印象があります

PUTは31,000円での取引が活況で、やはり31,000円は節目としてかなり意識されている印象があります

ここを下支えにできるのであれば底堅い値動きを見せられるかと思いますが、一方でアメリカ市場の値動きの間に時間外で31,000円を下抜けてしまった場合には、一気に売りが加速しボラティリティが高まる可能性があると考えていますので、この節目周辺での推移には要注意だと思います

225mini先物では、ABNアムロは若干上目線、直近の11月限はニュートラルですが12月限では買い向かいました

ソシエテ・ジェネラルは若干下目線、こちらは11月限では買い向かっていたのですが、それよりもかなり大きく12月限で売り向かっています

BNPパリバはニュートラル、12月限は若干買い優勢もあまり動きがありませんでした

JPモルガンは下目線、11月限と12月限で売り優勢でした

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、CTAのクレディ・スイスは上目線、225ラージで買いがありました

モルガンはニュートラル、12月限で225ラージでは売り優勢もTOPIXでは買い優勢でした

グローバルマクロのゴールドマンは下目線、12月限の両先物で売り優勢でした

シティは下目線、12月限の225ラージは買い向かうも、TOPIXでの売り姿勢が強い印象です

JPモルガンは上目線、12月限の両先物で買い向かいました

海外系証券会社の動向をまとめると、CTAのクレディ・スイスは上目線、モルガンはニュートラル、アービトラージのABNアムロは上目線、ソシエテ・ジェネラルは下目線、BNPパリバはニュートラル、グローバルマクロのゴールドマンとシティは下目線、JPモルガンは上目線と判断しています

CTAの2社は改善傾向、アービトラージはABNアムロが上目線を継続も他の2社はマチマチ、グローバルマクロのゴールドマンは悪化しシティは下目線継続、ただJPモルガンは上目線気味に変化した印象です

オプションの動向から想定される直近の値幅は31,000円を底値にして、上値は32,000円が目処となりそうです

特に31,000円はアービトラージ以外の証券会社でも板厚が厚くなっているため、繰り返しになりますが時間外にそこ抜けると危険である一方、場中には硬めの下値支持になるかもしれません

裁定取引の残高は、10月13日まで買い残の減少が続いていました

直近の強い反発時にも買い残の減少は継続していて、直近の取引が確認できる10月18日にやっと買いが入っていますが、そこまでの13営業日は裁定買い残の解消が続いていました

買い残の量がある程度減ってきてはいるもののまだ解消できる残高はありますので、相場が崩れそうなときに改めて買い残が増えるのか、それとも解消が続いてしまうのか、この辺りで反発の機運があるか判断できるかもしれません

少なくとも18日の買いはまだボリュームが少なく、強い買い向かいとはなっていない点に注意が必要です

ただ確認できるのが2営業日前までですので、情報が遅れてくるのが悩みどころです

チャートのテクニカルでは、月曜日に強い下落は見せますがボリンジャーバンド中央線が下支えとなり反発、火曜日と水曜日はエンベロープ中央線を上回る推移を継続し、このまま上昇方向への推移が期待されました

ちなみに私は火曜日に上目線で全力買いしました

ただ木曜日には一気に窓を開けて下落、なお私はここで損切をしています

金曜日も日足は陽線とは言え下落は止まらず、ボリンジャーバンド下限への接触を見せています

いったん下げ止まってもいい水準まで来ているものの、注意したいのはエンベロープ中央線との位置関係です

非常に強い上昇を見せた10月上旬にエンベロープ中央線を一旦上抜けたことから、ここから相場の好転を期待しましたが、小反発を挟みながら下押されてしまっています

このパターンだと最低でも直近安値30,500円付近を底値にしたレンジ相場、もしくは安値切り下げの下落方向のレンジ相場の可能性が高まっていると思います

現在は31,000円に比較的強固と思われるオプションでの出来高の厚い価格があるため、そこを下抜けると30,500円も下抜けてしまいかねず、どちらかというと下値切り下げタイプの危険性の方が高い可能性があるのではとかなり警戒しています

ただ、ボリンジャーバンド下限に接触したこと自体は一旦の自律反発が入る可能性がある点には注意が必要だと思いますが、その反発目処はエンベロープ中央線の攻防が良いところかもしれません

インジケーターの都合上現在は表示していない一目均衡表ですが、9月末に3役逆転という売りシグナルが出てしまっています

短期的に10月初旬の強い上昇を見たところで転換する可能性を考えていたのですが、それも今回の下落で再度悪化しています

この辺りも悪材料です

単純移動平均線で見ると75日と100日の単純移動平均線に頭を抑えられるような推移の後、週内には反発を見せるも25日単純移動平均線に頭を抑えられ反落と、単純移動平均線を上抜けることができない状況が続いていて、かなり売りが強い印象です

特に火曜日と水曜日の後に上昇できればかなり相場観が好転したと思うのですが、ここで下押されたのが痛かった印象です

今後も25日単純移動平均線は上値抵抗線になりかねず、注意が必要だと思います

DMIではADXは14台を若干上昇気味に推移、現在はレンジ相場だと判断しています

-DIが勢いよく上昇、+DIも鏡合わせになるように下落しています

このまま下落が続くと現在のレンジ相場から下落トレンド相場へと変化する可能性がありますので、強い下落が続いてしまわないかには注意が必要だと思います

RSIはRSIシグナルの下を下落推移、41まで低下しています

RSIがRSIシグナルを下抜けてしまったのはネガティブです

またRSIシグナルが43周辺で横ばいに入っていることから、レンジ気味の推移であっても上値と下値を切り下げていくような相場展開に入っていることが確認できる状態です

仮にレンジ相場気味に下落していく場合であっても、40を下抜けるところまでは下落が継続する可能性があり注意が必要です

月曜日に強く反発しRSIがRSIシグナルから大きく上昇方向へ乖離できるかどうかで相場展開が変わってきそうです

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、デッドクロスが発生してしまいました

現在はレンジ相場だと判断していますので重視すべきインジケーターはRSIであるとは言え、MACDのこの推移は良い材料ではありません

今後も相場の下落が続けばADXの上昇に伴って下落トレンド相場と判断されかねず、良い状況ではありません

ただRSIとMACDの推移に関しては、似たような環境が昨年10月にもあり、その際にはここから反発相場へと入っていきました

ここから大きく下方向への推移を継続してしまった場合には相場は下落方向への推移へと移行してしまう可能性が高まるとは思いますが、まだその判断をするのは昨年の推移から考えても早いかもしれません

アメリカの市場が下落した流れを受けて、時間外の先物では31,000円の攻防となっています

ちょうどオプションなどの取引が活発だった水準ですので、月曜日の値動きはここで何とか粘るかもしれません

RSIも40の下抜けを見せるかもしれませんので、ここから反発できるかどうかが大切になってきます

ただ仮にこのまま下落が続いてしまうと、直近安値の30,500円周辺で下げ止まれるかは微妙です

アメリカ市場に関しても状況は同様で、金曜日までの下落であれば直近安値との面合わせで、月曜日に何とか反発できればダブルボトムを形成できる可能性も残っている状態ではありますが、金曜日までの強い下落の継続を見ている限りその考え方は楽観的過ぎるのではと考えました

そのため予想としてはアメリカ市場の下落方向への推移は継続すると考えていますので、日本市場に関しても同様のバイアスがかかるものと考えています

海外系証券会社が上目線へと改善していることは好材料ではありますが、まずは31,000円の水準を守れるのかを確認してみないと何とも言えないと思います

以上のことからこれから1週間の日経平均は、下落推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は32,540円の上抜けです

10月13日の高値の価格を目処にしています

直近高値の上抜けを見せられるほどの強い上昇が出てくるのであれば、相場は高値を再度追うような年末高パターンの推移へと戻れるかもしれません

一方で予想値幅上限のエンベロープ中央線の上抜けを見せたとしても、直近高値で頭を抑えられてしまえば、良くても横方向レンジ相場となってしまいます

日経平均の直近の推移は、極端に窓開けを繰り返す外部からのバイアスを強く受け寄り付くという展開が連続していて、エンベロープ中央線などの節目であっても時間外の推移で一気に上抜けてしまう可能性が考えられます

ただそれが相場の好転を表していると判断していいのかは難しいところですので、はっきりと相場が上昇へ転換したと判断できると考えた32,540円の上抜けを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は30,000円の下抜けです

こちらは予想値幅下限と同じ価格です

この辺りには200日単純移動平均線、3月からの上昇の高安の半値基準、エンベロープ下限と様々な下値抵抗が密集しています

日経平均の値動きが前日から飛ぶ傾向があるため少し下目に予想値幅を設定してはいますが、週内にはまだこの辺りは下抜け無いだろうと思っています

ただこの周辺は急上昇した価格帯になりますので、出来高が少なく下抜けが発生すると一気に下落してしまう可能性が高い場所でもあります

一気に28,000円台まで突入する可能性も考えられることから、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

火曜日の強い反発とコモディティ価格の上昇や米長期金利の下落が収まったことから、株式市場はリスクオンになるのではと予想を変更してインデックスを全力で買い向かいました

そして木曜日に損切りしなければならないという目にあったわけですが、あのまま握っていたらさらに危険なことになっていました

今の株式市場の値動きは極端で、しかも寄付きで当たり前のように窓を開けてきます

非常に不安定ですのでポジションボリュームには注意が必要なのですが、目先の利益に目がくらみ私は全力買いをしてしまいました

今後は反省して半分のボリュームにしようと思いますので、皆さんも是非私と同じような目には合わないように気を付けてください

もちろん全力で売買しても問題なく利益を出せているのであればそのままでいいかもしれませんが

アメリカ市場も日本市場も大崩れするかどうかのぎりぎりの下値支持に近い水準での推移となっていて、ここからだとどう仕掛けるのか非常に悩ましい展開です

金曜日の段階で売り向かっても良かったのですが、31,000円の強固な下値支持があるのであれば、そこでの推移を確認したいですし、アメリカ市場が本当に続落するのかを確認してからでも遅くないかなと、ちょっと弱気になっています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間日経平均予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)0
・エンベロープ
期間20・乗数5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9

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