【日経平均の予想】アメリカ市場の上昇があればポジティブも、警戒したい為替介入と日経平均の底値目処【週間日経平均予想 2023/9/11~】

日経平均・TOPIXの週間予想

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【日経平均の予想】アメリカ市場の上昇があればポジティブも、警戒したい為替介入と日経平均の底値目処【週間日経平均予想 2023/9/11~】
まだ反発していない日経平均に大事なのは底値の着地点だと考えています。早いタイミングでの反発があれば強い展開へ、下抜けが起これば弱い展開へ、分かれ道となりそうです。また日本政府・日銀による為替介入にも要警戒です。日経平均の株価指数の動きを、主...

日経平均の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間の日経平均の予想は上昇、予想値幅は32,260円から33,490円です

予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は8月1日の高値の価格を目処に設定、上昇推移する展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は前週末にアメリカで発表された雇用統計の失業率が上昇したことからFRBの追加利上げ観測が後退、月曜日の為替の円安推移やアジア株の上昇も好感され上昇、火曜日は前日のアメリカ市場が休場で目立った手掛かりがない中、一部海外投資家の短期目線の先物買いが主導したと考えられる買いが入り上昇、水曜日は為替の円安推移を材料に輸出関連銘柄に、サウジアラビアの自主減産延長を材料にした原油高から石油関連株に買いが入り上昇、木曜日は前日のアメリカのハイテク株安を背景に短期的な過熱感から利益確定売りに押され下落、金曜日は中国のアップル製品の使用制限などを背景に米中対立懸念が広がったことと、SQ算出に絡む思惑的な買いの手じまい売りも広がり下落して週の取引を終えました

前回は横ばい予想、軟調推移するアメリカ市場の推移に対して、為替の円安を背景に下支えされる形で横ばい推移するのではとお話ししていました

実際には月曜日の休場明け後のアメリカ市場は軟調推移していましたが、日本市場は月曜日から強い上昇を見せ、木曜日に反落するまで続伸を見せました

ここまで強い推移から金曜日に強烈に反落を見せるとは考えてもいませんでした

メジャーSQ週ということもあり荒れる可能性はあったものの、それでもここまで極端になるとは全くの予想外でした

これをどう今後の予想に組み入れるべきか難しいなと思っているのですが、推移している価格帯はレンジ気味ですので、全体的に横ばい気味に推移する展開なのかなと考えている状態です

今後は一方的な値動きが出やすい点と、為替の円安推移がいったん収まりつつある点に注意しつつ予想をしようと考えています

これから1週間の主なイベントですが、木曜日の機械受注は市場予想が出ていて弱い見通しですので下落バイアスになるのではと予想しています

鉱工業生産の確報値に関しては悪化が続いてしまう見通しで、こちらも下落バイアス予想です

また9月18日の月曜日は休場となりますのでご注意ください

日本での企業の業績発表ですが、少し数が多い印象です

大きな企業の決算としては神戸物産などがありますが、全体的に小さめではあります

ただ業績発表を行う企業の数はそれなりにありますし、いくつか注意した方が良さそうな銘柄もありますのでご注意ください

アメリカ市場の週内のイベントですが、水曜日から重要な経済指標の発表が相次ぎます

水曜日の消費者物価指数は強めの見通しで下落バイアス、木曜日の小売売上高は鈍化見通しで上昇バイアス、卸売物価指数は総合とコアの強弱が入り混じった状態でニュートラル、同日発表される前週分新規失業保険申請件数のバイアスの方が強くなるかもしれません

金曜日のニューヨーク連銀製造業景気指数と鉱工業生産は弱い見通しで上昇バイアスに、ミシガン大学消費者態度指数は横ばい見通しでニュートラル予想です

ミシガン大学消費者態度指数では期待インフレ率の発表が行われますので、先行き見通しが高い場合は下落バイアスになると予想されますのでご注意ください

また来週にはFOMCが控えている点にもご注意ください

企業の業績発表は少ないですが、見知った銘柄もあります

オラクル、ドミノピザ、アドビと数は少ないものの気になる銘柄はありますのでご注意いただければと思います

オプションの動向に関してですが、金曜日から限月が切り替わっていますので、金曜日の取引のみを見ていきたいと思います

アービトラージのABNアムロは上目線、CALLでは売りと買いが交錯していますが、32,875円の買いと33,500円の売りが目処になりそうです

ただ32,750円と32,500円でも売りがあり、この辺りは微妙です

PUTでは全体的に売りが多く、32,000円での売りが特に多くなっています

32,500円に関してはPUTでも売りがある状態で、CALLの売りと相殺している状態です

ソシエテ・ジェネラルは下目線、CALL32,750円では買いが多いものの、33,375円からは売りが優勢な印象です

PUTは32,250円と31,750円に売りがあるもののこの間には買いがある状態です

BNPパリバは上目線、CALL33,000円での買いが強く、33,500円まで行くと売りがあります

CALLの取引は活発なものの、PUTはあまり取引が無い状態になっています

グローバルマクロのJPモルガンは下目線、CALLは33,000円に買いがありますが、PUT32,000円での買いが強い状態です

PUTの買いが優勢なので下目線ではありますが、上下に構えている状態で方向感を推測しにくい状態だと考えています

オプション全体の取引では、CALL優勢で上目線、アットザマネー32,250円近くに取引高が集中しているのはPUT32,000円、ただ金曜日の値動きはかなり強い下落を伴いましたので、この影響もあるかもしれません

225mini先物では、ABNアムロは下目線、金曜日単体では売りが強かった状態です

特に12月限での売りが強く、少し長い時間軸でも下目線で構えている可能性がありそうです

ただ週を通してみると、10月限と11月限は買い優勢だった点には注意が必要かもしれません

ソシエテ・ジェネラルは上目線、こちらはどの限月も買い優勢でした

BNPパリバは下目線、12月限で少し買いが入っているものの10月限の売り姿勢が強い状態でした

JPモルガンは下目線、10月限と11月限に関しては動きが無くニュートラルであるものの、12月限での強い売りが目立ちました

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、CTAのクレディ・スイスは上目線、両先物12月限で買い向かっています

モルガンは上目線、両先物の12月限で買い優勢でした

グローバルマクロのゴールドマンは上目線、225ラージは売り優勢もTOPIXでの買いがかなり強い印象です

シティは上目線、こちらは両先物の12月限で買い向かっています

JPモルガンは上目線、こちらも傾向は同じで両先物で12月限を買い向かっています

ロールオーバーを伴う取引が行われたため、12月限の先物では出来高が極端に大きくなっている点にはご注意ください

海外系証券会社の動向をまとめると、CTAのクレディ・スイスとモルガンは上目線、アービトラージのABNアムロとソシエテ・ジェネラルは若干上目線、BNPパリバは若干下目線、グローバルマクロのゴールドマンとシティは上目線、JPモルガンは若干下目線といった印象です

ロールオーバーを含む取引があるためまだわからない点はあるものの、CTAの2社が揃って上目線に切り替わったのはポジティブな材料です

アービトラージの3社はオプションと225miniは逆方向にしている状態でニュートラル、上下の方向感は225ラージとTOPIXの先物の動向から若干ということで方向感を考えました

この辺りはニュートラル気味と考えていいだろうと判断していて、概ね前の週と同じ傾向です

グローバルマクロは先物に関しては3社とも上目線、ただJPモルガンはオプションと225miniが下目線でそろっていたので、若干下目線と考えています

ただJPモルガンに関してはTOPIXをかなり強く買い向かっていたので、判断を悩むところです

オプションの動向から、想定されそうな価格帯は31,750円から33,500円の周辺といった印象です

裁定取引の残高は、買い残が急上昇しています

先物主導での買いが入っていたことがうかがえますが、急激な上昇をしていますので、ここから反落が起こると少し勢いが強くなる可能性のある推移となっています

このチャートは9月1日までの残高ですが、ここからさらに月曜日から水曜日までは買い向かっている状態でした

木曜日の下落後に金曜日に強めに調整したのは、この急激な買い残の上昇がある程度解消された動きであった可能性があります

直近の残高を確認できないため推測するしかないのですが、金曜日の下落で多少残高が減少した可能性はありますが、買い傾向が8月22日から続いていましたので、まだまだ買い残は高水準で残っているのではと考えています

今回のように買い向かう形での上昇が起こらないとも言えないのですが、現状は買い残による売り圧力の方が優勢ではと考えています

チャートのテクニカルでは、水曜日までは強い値動きを見せ、予想値幅上限を上抜けました

7月3日と8月1日の高値を結んだ上値抵抗線も上抜けたことから、ここからさらに強い値動きが出てくる可能性も考えられました

ただ木曜日には反落、寄付きが低く場中に高値更新をしたものの、終値ではこの上値抵抗線を下抜けてしまいました

金曜日には強い下落が発生、最初の下値抵抗線となる可能性のあったボリンジャーバンド中央線を一気に下抜けて引けてしまっています

メジャーSQに絡んだ思惑による売買によってボラティリティが高まった可能性はあるものの、それを考慮しないのであれば少なくともエンベロープ中央線まで、価格でいうと32,270円付近までは調整してもおかしくないような推移となってしまいました

もう1つ心配になるのが、7月12日と8月18日のように高値を付けた後の下値が切り下がるような形での株価推移を継続してしまわないかだと思います

これに関しては今後調整が続いた際に、エンベロープ中央線の下抜けが起こってしまわないかどうかが大切だと考えています

以前の安値基準で考えると、7月12日と8月7日の安値、31,800円付近を下抜けてしまわないかも基準になるかと思います

この辺りを下抜けてしまった場合には8月18日の安値、31,275円を下回るような底値模索に入る可能性を考慮したほうがいいだろうと思います

直近の値動きとしてはエンベロープ中央線付近での推移に注目すればいいと思いますが、長い目で見るとそこで反発できない場合にはこれらの価格帯での推移には注意を払った方が良いと考えています

単純移動平均線で考えると、エンベロープ中央線の20日単純移動平均線と現在の25日単純移動平均線は近い水準にありますので、まずはここが下値目処で良いと思います

その下には100日単純移動平均線が上昇してきていますが、急落が続かない限りここも以前の安値31,800円あたりと交差するタイミングがちょうど来ますので、この辺りが第2の下値目処になるのではといった感じで考えています

インジケーターではADXは15台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

RSIはRSIシグナルの下を下落推移、50は上回った状態での推移を続けています

このまま強い下落が続いてしまいRSIが50を大きく下抜けてしまった場合には、相場が下落方向への調整に入ってしまう可能性が出てくると考えています

今のところ45辺りまで下落することはあっても、それ以上の強い下落、40を強く下抜けるような推移には入らないだろうと考えています

現在はレンジ気味の相場ですので、弱くなっても40あたりまでの下落で下げ止まるのではといった感じです

MACDはMACDシグナルの上を下落推移、乖離幅の縮小が起こっています

MACDとMACDシグナルのどちらも強弱の分かれ目である0の上抜けを見せていて、相場が堅調な価格帯での推移をしていることを表していると考えています

レンジ相場であることから強いシグナルを出している状態ではないとは考えていますが、この水準から一気に強い調整に入るとは考えにくいかなという印象があります

日経平均の推移を考えると、月曜日に下げ止まるのかは判断が難しいところです

下値支持になりそうな価格帯を考えると32,300円あたりまでは下げてきてもおかしくないと考えています

引き続き為替の円安推移が相場の下支え材料となる可能性はあるものの、アメリカで重要指標が発表されるのは水曜日からで、その内容も下落バイアスとなっています

そのため日経平均の木曜日の推移は、下押される可能性も考えておいた方が良いと思います

その後は週末に向けて買いが入る可能性があるだろうと思いますが、次の週の月曜日が休場であることから、少し商いが手控えられる可能性もあります

アメリカ市場は上昇に転じる予想をしていますので、日本市場も上昇するとは思いますが、為替に関しても日本政府・日銀による介入が警戒されていますし、そこまで調子よく上昇できると言う環境ではないかもしれません

相場の方向感は上方向へと再度切り替わると考え上昇予想としていますが、一気に強い上昇を始めるというよりは、上値が重たいながらも上方向を目指すといった感じでの上昇になるのではと考えていますので、その点にはご注意いただければと思います

以上のことからこれから1週間の日経平均は、上昇推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は33,780円の上抜けです

8月1日の高値の価格を目処に設定しています

6月高値から頭を抑えられるように推移してきた日経平均ですが、ここを上抜けると一気に強い上昇相場が出てくる可能性があるのではと警戒しています

実際にそのような推移が出てくるのはもう少し先の事だろうとは思っているのですが、月曜日以降も上昇推移を継続できるようであれば、そろそろ意識してもいいタイミングかもしれないと考えています

年末に向けて強い上昇相場が出るかもしれない価格帯の上抜けと考えていますので、上昇方向の注意ポイントに設定しておきたいと思います

下落方向は31,800円の下抜けです

7月12日の安値の価格を目処に設定しています

この価格を下支えに反発できた場合は、トリプルボトムを形成して再度上昇へと切り返す可能性がありますが、下抜けてしまうとまずは8月18日の安値との面合わせを試すダブルボトムの形成、そこも下抜けてしまうとこれまでの安値更新のように高値と安値を切り下げるレンジ推移に入っている可能性が出てきてしまいます

このような値動きになってしまうと、次の上昇時の高値は以前の高値を超えられない展開となりかねませんので、ここを下落方向の注意ポイントとして設定しておきたいと思います

あとがき

日経平均はまだ下落が続く可能性があり、どこで下げ止まり反発に入るのか、その着地点が非常に大切だと考えています

時間外のCFDでは反発しているものの、ドル換算ではほぼ横ばいとなっていて、為替の円安推移に助けられてはいるものの、そこまで強い値動きとはなっていません

アメリカ市場はおそらく堅調な推移に戻ろうとすると思いますので、日経平均もその流れに引っ張られるとは思いますが、水曜日に発表される米消費者物価指数が市場予想通りに強かった場合アメリカ市場は下落するでしょうし、翌木曜日の日本市場もその流れには逆らえないと思います

それまでの間の調整や木曜日の推移で、エンベロープ中央線付近の価格を大きく下抜けてしまわないか、週内の注目点はこの辺りになるかなと考えています

下げ止まれるのであれば強い展開へ、下抜けてしまうのであればまだレンジ気味に上下する展開へ、そのどちらに入っていくのかの分岐点といった感じで考えています

予想としてはここから強い展開へと切り替わる可能性が高いのではと考えているわけですが、いつ日本政府・日銀による為替介入があるかもわからず、円高が発生した場合には日経平均も下落すると思いますので、この辺りも含めて緊張感のある1週間になるのではと考えています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間日経平均予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9

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