液晶の方式、TN・VA・IPSってなに?

ディスプレイ

液晶の方式、TN・VA・IPSってなに?

液晶ディスプレイを選ぶ時にあなたはどんなものを選ぶのか、大きさはどのくらいがいいか、値段は予算内かなと考えて探されると思います。

そうやっていくつかのディスプレイを候補にすると、値段の高いものと安いもので何が違うんだろうと思ってスペック表を見ると、パネルの種類とか方式と言う言葉に出会うと思います。

この方式、一体どんな違いがあるんだろうと言うことをお話したいと思います

液晶の方式は3つ、ディスプレイの種類は4つ

これを書いている時点でディスプレイと言うと、TN・VA・IPS・有機ELの4種類があって、これ以外にも特にIPS液晶にはそこから派生した方式がありますが、基本となるのは4種類だと思います。

この中で、このお話を書いている時点では、パソコン用のディスあプレイとして一般的に販売されているのは、TN・VA・IPSの3つの方式で、有機EL方式は別物と思ってください。

まずは、簡単に違いを比べて見ましょう。

  方式   応答速度  視野角  コントラスト   価格  
TN
VA
IPS
有機EL×
ディスプレイの種類と特徴

ここで書いてある評価はあくまで目安です。

同じ方式でもメーカーによって色々な工夫をしていますし、値段によっても採用されている技術が違います。

そこで、この表での評価は、同じメーカーが表にある価格のバランスでそれぞれの方式のディスプレイを販売しているときは、応答速度とかはこういう傾向がありますよ、と言う目安としてもらえたらと思います。

そして、液晶の方式にはこれ以外にもたくさんの方式がありますが、その基本になっているのは上にある方式です。

液晶ってどんな仕組み?

まずは、液晶のTN・VA・IPSの3種類で同じところをお話します。

液晶の構造図
液晶の構造図

最初に、後ろ側からLEDやCCFLのバックライトを使って強い光を出します。

どうやって強い光をだしているのかは、ディスプレイのバックライト方式をちょっと読んでもらえたらうれしいです。

次に、そのバックライトを偏光板に通します。

偏光板と言うのは、家の窓についているブラインドってあるじゃないですか、同じ間隔で隙間が空いてるあれです、あれと同じようなのがすごく細かくあります。

目で見るだけだと、偏光板を通して向こう側を見ても少し暗くなるな~と思うくらいで、別に隙間が見えたりはしません、そのくらい細かいです。

光って言うのは電磁波って言う波の一種で、電子レンジとスマホの電波なんかと同じなんですけど、その中で人間の目に色として見える範囲を可視光線っていいます。

ディスプレイで使う電磁波も人間に見えないといけませんので、基本この可視光線です。

それで電磁波であるバックライトから出た光は、ある一方向に振動している光だけが偏光板を通り抜けることができます。

このある方向にだけ振動している光が液晶にたどり着くと、そこでそのまま通されたり、振動の角度を45度とか90度に変えられたりします。

これは、液晶パネルの中にある液晶分子に電圧をかける事で、液晶分子の向きを変えて振動方向を変えています。

その後に、液晶にそれぞれある色のついたフィルムを通り抜けて、また偏光板に入ります。

最後の偏光板は、最初の偏光板と同じ方向の方式もありますし、90度ずれている方式のものもあります。

液晶を通り抜けてフィルムで色のついた光が、最後の偏光板と同じ方向に振動していればそのまま通り抜けますし、もし90度違う方向に振動していれば、まったく通りません。

微妙に振動の角度が変わっていると、変わっている分だけ光は通れなくなって、これで光の量を調整します。

バックライトはいつもつきっぱなしって事ですね。

これが液晶の3種類の方式に共通する仕組みです。

それでは、3種類でどんな違いがあるのかお話します。

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