ディスプレイの調光方式

ディスプレイ

ディスプレイの調光方式

液晶ディスプレイの明るさは、ディスプレイのメニューから変更できるようになっています。

その明るさの調整方法(調光方式)にはPWMとDCの2種類があります。

今の売れ筋のディスプレイは、ほとんどがフリッカーレスディスプレイなので、新しいディスプレイを買う場合はあまり問題にならないかもしれません。

PWM(Pulse Width Modulation、パルス幅変調)方式

ディスプレイに使われているバックライトを、人ではわからない速さで点滅させることで明るさを調整します。

人の目は、だいたいですが70~100Hzくらいでちらつきを感じます(フリッカー)。

PWMは、それよりも早い点滅を繰り返させて、光っている時間より消えている時間を長く調整することで、明るさが減ったと感じさせています。

100%の明るさのディスプレイはずっと明かりがつきっぱなし、明かりが消えている時間が増えていくと、どんどん暗くなったように感じると言った具合です。

良い点は、コストが安く済みます。

悪い点は、フリッカーを感じる人がいる事、ディスプレイを暗く設定しても実際は短時間に点灯する明るいディスプレイを見続けなければならなくなってしまう事です。

これらが、見ている人に疲れたな~と感じさせてしまい頭痛を引き起こすと言う実際の症状まで行ってしまう事があります。

DC(Direct Current、直流)方式

ディスプレイに使われているバックライトへの電流を変化させることで、明るさを調整します。

PWMが点滅を利用するのに比べて、DCでは明かり自体はずっとついたままです。

ですので、PWMで取り上げたフリッカーが原理上はありません。

原理上は無いと言ったのは、もしDCで調整していても、家に来ている電気が安定していなかったり、途中で何かの影響で安定しなかったり、もしも設定した電流値が上下する場合は、明るくなったり暗くなったりする可能性があるからです。

あくまで可能性の話ですので、普段使う時にはフリッカーは起こらないと言う理解で問題ないと思います。

このDC方式を採用しているディスプレイは、フリッカーフリーディスプレイとかフリッカーレスディスプレイと呼ばれています。

そして、明るさをずっと調整すると言う事は、使っているときに知らないうちにすごく明るいディスプレイを見続けていたと言う事にならないで済みます。

あなたが、ディスプレイを長時間見ていて、頭痛や目の疲れに悩んでいるようだったら、一度検討しても良い調光方式だと思います。

さてこんな素晴らしいDC方式、なぜすべてそうしないかと言うと、DCで明るさを調整するためには、電子回路が複雑になります。

また、PWMは明るい画面と消えている画面を繰り返しますので色の再現性が高いのですが、DC方式では全体的に暗くなっていますので色の再現性が落ちてしまいます。

こういう問題を解決するには、たいていの場合お金がかかってしまうんです。

そして、製品の値段が高くなります。

また、ディスプレイによっては、極端に暗い設定にはできないものもあります。

 

PWMもDCも良いところと悪いところがあります。

個人的にはDC方式の方が良いと思うのですが、あまり長時間使うとかでないのなら、PWM方式でも良いと思います。

なんでもそうですが、あなたの環境に合わせた使い分けが大事だと思います。

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